8.6 リモートの監視対象ホストの管理
IM構成管理では,リモートの監視対象ホストから次に示すリモート監視のログ情報を収集することで,リモートの監視対象ホストを管理します。
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リモート監視ログファイルトラップ情報
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リモート監視イベントログトラップ情報(Windows限定)
ログ情報は,前回取得分との差分だけを行単位で収集します。
管理できるリモートの監視対象ホストは次のとおりです。また,管理するJP1/IM - Managerと同じ言語のリモートの監視対象ホストが対象となります。しかし,マルチバイト文字は使用できなくてASCIIコードの範囲になります。
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管理するJP1/IM - ManagerがWindowsの場合,Windows/Linux/UNIXのリモートの監視対象ホスト
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管理するJP1/IM - ManagerがLinux/UNIXの場合,Linux/UNIXのリモートの監視対象ホスト
なお,リモート監視はエージェント構成での監視と比べて機能的な制限があります。リモート監視,JP1/Baseを使用した監視の選択については,「8.2.8 エージェント構成とリモート監視構成の選択について」を参照してください。
リモート監視では,監視対象ホストのIPアドレスは,ManagerホストのOS上で名前解決されます。リモート監視を行う際は,監視対象ホストのホスト名を,hostsファイルやDNSに登録し,JP1/IM - ManagerホストのOS上で名前解決できるようにしてください。