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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


11.3 ユーザ権限に応じた操作画面の変更(業務フィルター)

各操作画面の構成要素(ボタン、検索条件、編集項目など)を、ユーザ権限に応じて変更します。

例えば、利用者権限のユーザには契約情報を更新させないように、[契約詳細]ダイアログの[更新]ボタンを非表示にしたり、編集項目を変更できないようにしたりできます。また、検索条件や編集項目などの表示順序を変更することもできます。

業務フィルターでは、このようなユーザ権限に応じた業務内容の切り分けを、操作画面ごとに簡単に実現できます。なお、管理対象となっている項目は、管理項目編集画面の設定と連動して設定されます。

ユーザ権限に応じた操作画面の変更は、業務メニュー「業務フィルター」をクリックすると表示される業務フィルター画面から実行します。業務フィルター画面を次の図に示します。

図11‒7 業務フィルター画面

[図データ]

業務フィルター画面では、業務メニューに表示されている業務名と、各業務で使用する操作画面、さらに各操作画面に設定されている書式(各操作画面をカスタマイズした設定)が一覧で表示されます。

「画面名」の一覧から、書式を変更したい操作画面のアンカーをクリックすると、書式編集画面が表示されて、操作画面から実行する内容を変更できます。

これ以降の項で、書式の設定(ボタンや検索条件などの表示・非表示の設定など)について説明します。また、新しい書式の追加や書式名を変更、削除する方法についても説明します。

〈この節の構成〉