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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


11.2.4 ボタンやタブなどの名称、表示を変更する

操作画面に表示されるボタンやタブの名称、表示・非表示を変更できます。

ボタンおよびタブの名称、表示・非表示は、クラスのプロパティに対応しない検索条件、リストヘッダとともに、「VariousInfo」として管理されています。

「VariousInfo」に含まれる項目を次に示します。

[PDF]ボタンの名称を「帳票印刷」に変更する場合を例に、ボタンの名称を変更する手順を次に示します。

  1. 管理クラス「VariousInfo」のアンカーをクリックする。

    「VariousInfo」に含まれる操作画面の要素の一覧が表示されます。

  2. 管理クラス「Button」のアンカーをクリックする。

    ボタンの一覧が表示されます。

  3. プロパティ「PDF」のアンカーをクリックする。

    プロパティの編集ダイアログが表示されます。

  4. 「表示名」に変更する名称「帳票印刷」を指定する。

  5. [決定]ボタンをクリックする。

    プロパティの編集ダイアログが閉じて、プロパティ一覧の「PDF」の名称が「帳票印刷」に変更されます。

    注意事項

    この時点では、変更内容はまだ資産管理データベースに反映されていません。別の業務メニューを選択したり、Webブラウザを終了したりすると、変更内容は破棄されます。

  6. [更新]ボタンをクリックする。

    資産管理データベースに変更内容が反映されます。

    変更した内容は、すべてのユーザ権限の操作画面に共通して反映されます。

非表示がデフォルトのボタンを表示する

管理項目編集では、デフォルトでは非表示となっているボタンを表示できます。

デフォルトが非表示の設定で用意されているボタン「Deletion2」または「Deletion3」を表示する設定にすると、次に示す操作画面にボタンが表示されます。

「Deletion2」
  • [機器詳細]ダイアログ

    [削除(機器、契約)]ボタン

  • 契約一覧画面

    [削除(機器、契約)]ボタン

  • [契約詳細]ダイアログ

    [削除(機器、契約)]ボタン

  • ボリューム契約一覧画面

    [削除(機器、契約)]ボタン

  • [ボリューム契約詳細]ダイアログ

    [削除(機器、契約)]ボタン

「Deletion3」
  • [契約履歴]ダイアログ

    [削除(履歴情報)]ボタン

管理項目編集で表示する設定にすると、すべてのユーザ権限の操作画面に表示されます。特定の権限のユーザだけが利用できるようにするには、管理項目編集で表示する設定にしたあと、業務フィルターで設定してください。業務フィルターでの操作画面の変更方法については、「11.3 ユーザ権限に応じた操作画面の変更(業務フィルター)」を参照してください。