付録L 用語解説
(英字)
- Active Directoryサービス
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ネットワーク環境を構成するオブジェクトの情報、およびオブジェクト間の関係を管理するWindowsの基幹コンポーネントです。また、次に示すサービスの総称です。
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Active Directory Rights Managementサービス(AD RMS)
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Active Directoryドメインサービス(AD DS)
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Active Directoryライトウェイトディレクトリサービス(AD LDS)
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Active Directory証明書サービス(AD CS)
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Active Directoryフェデレーションサービス(AD FS)
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- Asset Console
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ネットワーク装置を含めたハードウェア情報、ソフトウェア情報、契約情報などをデータベースに一元管理することで、資産の導入、ソフトウェアのライセンス管理、機器の保守などに伴うIT資産管理業務の合理化および管理コストの低減を支援する製品です。また、JP1/IMといったJP1製品と連携することで、IT資産を統合的に管理できます。
- CN(Common Name)
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Active Directoryのエントリ名称属性です。例えば、Person(ユーザ)エントリの氏名に当たります。
- DC(Domain Component)
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Active Directoryのドメイン名を構成する要素です。
- DN(Distinguished Name)
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Active Directoryのディレクトリツリー中で、各エントリを一意に識別するための識別名です。エントリの属性を「,」(コンマ)で連結した文字列です。
- EUR(イーユーアール)
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表形式のデータを入力して帳票を印刷するプログラムです。難しいプログラム作成や入力元のデータ形式を気にすることなく、さまざまな帳票を設計する機能を提供しています。
- IPグループ情報
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IPアドレスをグルーピングして管理するための情報です。グループごとに任意の名前を付けて、部門ごとにわかりやすい名称でIPアドレスを管理できます。
- ITIL
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ITシステムの構築および運用業務を体系化したガイドラインです。このガイドラインに基づきITシステムを構築することで、ITサービスの最適化を目指します。また、日々のプロセスを継続的に改善することを目的としています。
- ITサービス
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ビジネスやサービスの遂行を支援する仕組みとしてITシステムを活用した、顧客の要望を満たすサービスです。
- IT資産
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企業内に多数保有しているPC、プリンタなどのIT機器、ソフトウェアおよびそれらを使用するネットワーク環境です。
- JP1/Base
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JP1/IMなどの基盤となる機能を提供している製品です。JP1イベントの送受信や、ユーザの管理、起動の制御などをします。また、JP1/IMシステムのエージェントとしての役割も持ちます。
JP1/Baseは、JP1/IMの前提プログラムです。
- JP1/IM
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企業情報システム全体を統合管理する製品です。システムをさまざまな角度で運用管理するJP1シリーズと連携し、システムで発生した事象をJP1イベントによって一元管理します。また、問題が発生すると迅速に管理者へ通知するとともに、問題個所を把握し調査を行うための運用操作の基盤を提供します。
- JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの管理情報
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JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの管理情報とは、管理対象機器でのハードウェアの使用状況やインストールされているソフトウェアの種類などの情報でのことです。この管理情報は、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerから取得します。
資産管理システムでは、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerで取得した管理情報を資産情報として登録できます。
- JP1/IT Desktop Management 2の操作画面
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JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの操作画面のことです。Asset Consoleの操作画面に対してこう呼びます。
- JP1/Service Support
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問い合わせやシステム障害など、解決が必要な案件が発生した場合に、速やかに案件の内容を調査して対処するための機能を提供している製品です。
- JP1イベント
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JP1が管理するシステムで発生した事象(ジョブの実行結果やサービスのエラーなど)を検知、通知するために生成されるJP1専用の管理情報です。
Asset Consoleは、これらのJP1イベントを、JP1/IMを経由して取得できます。
- LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)
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ITU勧告X.500モデルをサポートするディレクトリにアクセスするため利用されるDirectory Access Protocolのサブセットです。Active DirectoryはLDAPに対応しています。
- OU(Organization Unit)
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Active Directoryの組織エントリの名称属性です。部署名に当たります。
- SNMPトラップ
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Asset Consoleは、SNMPトラップをJP1/IMからJP1イベントとして取得できます。
(ア行)
- アクセス制限
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資産管理システムで管理する資産情報のうち、税務申告や保守契約料金のように、利用するユーザが限定される情報に対して設ける制限です。
資産管理システムで設定できるアクセス制限は次のものです。
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ユーザIDおよびパスワードによるユーザ確認
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権限によるシステム利用の可否
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権限による操作画面から実行できる機能の制限
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権限によるメニューの制限
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- アクティビティ
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案件を定義する際の構成要素で、案件が次の作業者に送付される際に、実行される処理です。例えば、「申請」や「承認」という処理が、アクティビティに当たります。
アクティビティはFlow Designerで定義し、Activity Designerで内容を設定します。
- アソシエーションクラス
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オブジェクトクラス同士の関係を定義するクラスです。
アソシエーションは、複数のクラス間の関係を表します。具体的には、2つのクラス間の多重度や、2つのクラスがデータの追加や削除時にどのように処理されるかを定義します。
- 案件
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ルートを定義した業務です。
例えば、「機器導入依頼票」や「障害連絡票」などを指します。
- 案件カテゴリ
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業務内容で分けた案件の分類です。
新規案件を選択する画面(新規案件画面)では、案件は案件カテゴリごとのタブに分かれて表示されます。
- 案件監査者
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実行案件を監査するための職権です。
この職権を持つユーザは、実行案件管理画面で、最新の案件の状態や添付されているファイルを参照できます。
- イベント管理者
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JP1/IMからAsset Consoleの資産情報を参照するためのユーザです。このユーザにあらかじめパスワードを設定しておくと、[イベントコンソール]画面から資産情報を参照する際、自動的に、Asset Consoleにログインできます。
- インシデント
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ITサービスの品質を低下させたり、システムの正常な運用を妨げたりする障害事象の単位です。
- インストールソフトウェア情報
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各機器にインストールされているソフトウェアを管理するための情報です。
インストールソフトウェア情報は、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerなどから資産管理データベースに取り込んで利用するための情報です。
そのため、ソフトウェアの名称およびバージョンは、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerなど、情報の取り込み先で管理されている内容となります。
- インストールソフトウェアリスト
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各機器にインストールされているソフトウェアの名称を管理するための情報です。また、インストールソフトウェアに対する各種設定を管理するためにも使用します。
- インポート
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CSVファイルの情報を一括して資産管理データベースへ取り込むことです。
インポートには、次の3つの方法があります。
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業務メニュー「インポート」からのインポート
インポートの条件を作成し、CSVファイルの資産情報を一括で更新します。
この方法では、Asset Consoleにログインできる環境であれば、どこからでもインポートできます。また、CSVファイルのフォーマットや、クラスおよびクラス間の関係を意識することなく資産管理データベースの情報を更新できます。
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jamCsvImport.batでのインポート
業務メニュー「インポート」からのインポートと同様の処理を、資産管理サーバ上のコマンドラインから実行します。CSVファイルのフォーマットや、クラスおよびクラス間の関係などを意識することなく資産情報を更新できるので、運用を自動化するのに便利です。ただし、jamimportコマンドに比べると、処理に時間が掛かります。
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jamimportコマンドでのインポート
CSVファイルの情報を取捨選択することなく、一括して資産管理データベースへ取り込むことです。CSVファイルには、資産管理データベースのデータを追加、変更または削除する情報を記述します。インポートは、Asset Consoleが提供するコマンドで実行します。
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- ウィルス定義情報
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機器にインストールされているウィルス対策ソフトウェアおよびウィルス定義ファイルの情報です。ウィルス定義情報は、「ウィルス対策ソフトウェア名」、「ウィルス対策ソフトウェアバージョン」、「ウィルス定義バージョン」などを表します。
- エクスポート
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資産管理データベースの情報を、一括してCSVファイルに出力することです。
エクスポートには、次の3つの方法があります。
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業務メニュー「エクスポート」からのエクスポート
出力したい資産情報を選択してエクスポートの条件を作成し、一括でCSVファイルに出力します。この方法では、Asset Consoleにログインできる環境であれば、どこからでもエクスポートできます。
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jamCsvExport.batでのエクスポート
エクスポート画面からのエクスポートと同様の処理を、資産管理サーバ上のコマンドラインから実行します。
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jamexportコマンドでのエクスポート
資産管理データベースの情報を取捨選択することなく、一括してCSVファイルに出力することです。CSVファイルは、クラスごとに出力されます。エクスポートは、Asset Consoleが提供するコマンドで実行します。
-
- オブジェクト
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案件画面に配置するテキストフィールドやボタンなどの総称です。オブジェクトはForm Designerで設定します。
- オブジェクトクラス
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資産情報を管理する単位となるクラスです。オブジェクトクラスは、資産管理システムで管理する各項目を、クラスとプロパティを対応づけるテーブルや資産管理データベースに入出力する形態で表す情報です。
(カ行)
- 拡張装置
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ハードウェア種別の一つで、「ディスプレイ」、「HD」、「CD-R」、「CD-R/W」、「DVD」、「DAT」、「MO」、「プリンタ」、「周辺装置」、「USBデバイス」、「ストレージ」です。資産管理システムでは、ハードウェアをシステム装置、拡張装置、ネットワーク装置の3種類に分けて管理します。
- 仮想ディレクトリ
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Asset ConsoleはIIS上でWEBコンテンツを公開するため、仮想ディレクトリを設定する必要があります。
- 監査ログ
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内部統制の証跡記録として出力されるログのことです。「いつ」「だれが」「どこで」「何を」を示します。
- 管理項目
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Asset Consoleで管理する情報の各項目です。資産管理データベースで管理するクラスのプロパティに対応します。
- 管理項目名
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案件を定義する際に、Form Designerで定義したテキストフィールド、テキストエリアおよびプルダウンへの指定値を識別するための名称です。クラスのプロパティを意識することなく、任意の文字列を指定できます。
この名称を基に、Activity Designerで資産管理データベースの更新方法を設定します。
- 管理者
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企業のIT資産管理全般を行う部署(情報システム管理部門)の機器管理担当者やネットワーク管理者です。管理者は、資産情報全般の情報を扱うことができます。
- 管理ノード
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案件を定義する際の構成要素で、案件がたどるルートの各作業者(または部署)です。例えば、「申請者」や「承認者」が、管理ノードに当たります。
管理ノードはFlow Designerで定義します。
- 管理用サーバ
-
JP1/IT Desktop Management 2 - Managerがインストールされているコンピュータです。単数サーバ構成の管理用サーバ、複数サーバ構成の統括管理用サーバ、および複数サーバ構成の管理用中継サーバのことを示します。
- 管理用中継サーバ
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複数サーバ構成の統括管理用サーバの配下に設置する管理用サーバのことです。また、管理用中継サーバは、管理用中継サーバの配下にも設置できます。
- 管理ラベル
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組織階層単位でアクセス制限を行う場合に設定します。部署とユーザ権限に同一の管理ラベル(任意の文字列)を設定することで、管理ラベルを設定したユーザ権限を持つユーザは、同じ管理ラベルが設定された部署以下の情報しか扱えなくなります。
- 管理レベル
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ライセンスを管理するレベルです。インストールされているソフトウェアに対して設定します。管理レベルの設定は、インストールソフトウェア管理画面で行うか、またはJP1/IT Desktop Management 2 - Managerから取得する情報の引き当て設定で行います。
管理レベルには次の3段階があります。
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「管理対象」
ライセンスの利用数としてカウントする場合に選択します。
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「集計対象外」
ライセンスの利用数としてはカウントしない場合に選択します。インストールされているソフトウェアとして、情報は登録されます。
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「管理対象外」
ライセンス管理の対象外とし、インストールされているソフトウェアとしての情報も登録しない場合に選択します。
-
- 機器カタログ
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機器の情報には、CPUやメモリサイズなど、製品ごとに決まっている項目を登録したものです。
新規に機器を登録するときに、あらかじめ登録されているカタログの中から、登録したい製品を選択することで、製品によって決まっている項目を入力する手間を省けます。
- 共通管理項目
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ユーザが任意に設定できる、ユーザ名や資産番号などの情報です。共通管理項目情報は、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerから取得します。
資産管理システムでは、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerが取得した共通管理項目情報を資産情報として登録できます。
- 業務フィルター
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ユーザ権限に応じて、操作画面から実行できる処理を制限する機能です。
各操作画面の構成要素(ボタン、検索条件、編集項目など)を、ユーザ権限に応じて変更します。
- クラス
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資産情報のカテゴリごとに分けた管理情報の集まりです。資産管理システムで扱うクラスには、オブジェクトクラスおよびアソシエーションクラスがあります。
- 契約情報
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各機器およびソフトウェアを保守、リースまたはレンタルの契約ごとに管理するための情報です。
同一の契約を行った複数の機器やソフトウェアを1つにまとめ、契約番号を付けることによって、契約単位に各機器またはソフトウェアを管理できます。
- 権限管理情報
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権限管理情報は、資産管理システムでのユーザの役割を管理するための情報です。デフォルトでは、「管理者」と「利用者」の権限が設定されています。
- コードID
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資産管理データベース上でコードに対応づけて管理されている項目に対して、ユニークに付けられているIDです。コードを編集する場合は、このコードIDを基にコードを追加、削除します。
(サ行)
- 作業者
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案件を実行するユーザです。案件は、定義されたルートに従って、作業者(個人)に送付されます。
- 資産
-
ユーザが資産として管理する単位です。
資産には、機器に関する資産、ソフトウェアに関する資産およびユーザ固有の資産があります。機器に関する資産は1つ以上の機器で、ソフトウェアに関する資産は1つ以上のソフトウェアで構成されます。ユーザ固有の資産は、ユーザ固有の情報で構成されます。
- 資産管理サーバ
-
資産情報を管理し、資産情報に関するサービスを提供するサーバです。
- 資産管理システム
-
資産情報を管理するシステムです。資産管理システムは次のプログラムで構成されます。
-
資産管理サーバ
-
Webブラウザ
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- 資産管理データベース
-
資産情報を格納するデータベースです。
- 資産情報
-
企業内にあるハードウェアおよびソフトウェアを管理するための情報です。資産情報では、ハードウェアやソフトウェアそのものの情報ではなく、「資産番号」、「部署」、「ユーザ名」、「設置場所」などを表します。
「資産番号」は、各資産を特定するための番号で、ユーザが任意に付けることができます。資産管理システムでは、この資産番号が各資産を管理するための最も基本的な単位になります。
- システム装置
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ハードウェアの種別の一つで、「PC」、「PCサーバ」、「UNIX」、「UNIXサーバ」、「スマートデバイス」および「その他システム装置」です。資産管理システムでは、ハードウェアをシステム装置、拡張装置、ネットワーク装置の3種類に分けて管理します。
- 書式
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業務フィルターで、各操作画面をカスタマイズした設定(ボタンや検索条件の表示・非表示の設定など)内容です。
書式は操作画面ごとに設定し、1つの操作画面に複数設定することもできます。
- 職権
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案件の中で、承認などの処理を実行できる作業者を、限定するための権限です。
職権が定義された作業を実行するには、Asset Consoleにログインする権限とは別に、職権を持っている必要があります。
- 設置場所情報
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資産の設置場所を管理する情報です。設置場所情報は「設置場所名」、「住所」、「面積」、「場所属性」などを表します。
- 操作画面
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Asset Consoleの操作画面のことです。JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの操作画面に対してこう呼びます。
- 組織
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ユーザ情報を扱う単位の一つです。ユーザ情報をそのユーザが所属している「組織」という観点で扱うことで、組織階層単位に情報のアクセスを制限できます。
- ソフトウェアキー情報
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ライセンスを利用先の機器やユーザに割り当てるためのキーとなる情報です。ソフトウェアキー情報は、「プロダクトID」、「ライセンスキー」、「シリアルNo.」などを表します。
- ソフトウェア資産情報
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商用ソフトウェア、シェアウェア、フリーウェアなど、資産管理システムに資産として登録したソフトウェアに関する情報です。ソフトウェア資産情報は、「資産ID」、「ソフトウェア名」、「数量」を表します。
(タ行)
- タスク
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アクティビティ(案件が次の作業者に送付される際に実行される処理)を定義するときに組み合わせる処理内容です。
例えば、導入した機器の情報を登録するアクティビティは、「機器情報登録」と「ネットワーク情報登録」のタスクを組み合わせて定義します。
各アクティビティのタスクは、Activity Designerで設定します。
- データファイル
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インポートおよびエクスポートで必要なCSV形式のファイルです。データファイルは、「項目タイトル行」と「データ行」から構成されます。
インポートの場合は、アソシエーションクラス単位で、資産情報(資産データ)を記述します。
エクスポートの場合は、アソシエーションクラス単位で、資産情報の出力先として作成されます。
- データファイル名定義ファイル
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複数のデータファイルを一括してインポートまたはエクスポートする場合に必要なテキストファイルです。
データファイル名定義ファイルには、インポートまたはエクスポートする、すべてのデータファイル名と、そのデータファイルに対応するアソシエーションクラス表示名を定義します。
(ナ行)
(ハ行)
- ハードウェア資産情報
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ハードウェア資産を管理するための情報です。ハードウェア資産情報は、Asset Consoleを使用した資産管理システムで扱うすべてのハードウェアに関する情報です。ハードウェア資産情報は、機器そのものの情報で、「装置種別」、「機器種別」、「名称」などを表します。
- パッチ情報
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各機器のパッチの適用状態を管理する情報です。パッチ情報は、「インストール日」、「適用状態」などを表します。
- パッチリスト
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パッチの名称を管理する情報です。パッチリストは、「パッチ名」、「パッチバージョン」などを表します。
- 部署情報
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資産管理システムを利用する部門など、組織を管理するための情報です。部署情報は、「部署名」、「部署コード」、「原価コード」などを表します。
- プロパティ
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クラスの個々の属性です。
- 分掌
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部署の業務として、ほかの部署を管理するための情報です。分掌は部署ごとに複数設定できます。分掌をユーザに割り当てることで、そのユーザは分掌に設定された部署(分掌部署)の情報も管理できます。
- 分掌部署
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分掌に設定されている部署の情報です。
- 変更履歴
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機器のメモリサイズやディスク容量の変更を管理するための情報です。CPU、メモリ、ディスクが物理的に不当に変更されていないかどうかを確認できます。
変更履歴は、「変更日付」、「ディスク容量」、「メモリサイズ」、「CPU」などを表します。
- 保守履歴
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機器の障害内容やその対策内容を管理するための情報です。JP1/IMと連携する場合、保守履歴としてJP1イベントを取得できます。
保守履歴は、「登録日」、「障害内容」、「重大度」、「発生ホスト名」、「対策完了日」、「対策内容」、「費用」、「参考資料(URL)」などを表します。
- ボリューム契約情報
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ソフトウェアのボリュームライセンスの契約内容を管理するための情報です。
ボリューム契約情報は、「対象製品」、「目標ポイント数」、「契約日」、「契約開始日」、「契約終了日」、「契約会社」、「契約内容」、「契約状態」などを表します。
(マ行)
(ヤ行)
(ラ行)
- ライセンス区分
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購入したライセンスの区分が、「マシン許諾」または「ユーザ許諾」のどちらかを表します。ライセンスの集計は、「ライセンス区分」の情報ごとに実行されます。
- ライセンス形態
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購入したライセンスの形態が、次のうちのどれかを表します。
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マシン許諾ライセンス
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ユーザ許諾ライセンス
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サーバライセンス
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クライアントアクセスライセンス
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管理ノードライセンス
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CPUライセンス
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セカンドライセンス
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同時実行ライセンス
なお、「ライセンス形態」は、ライセンス形態を詳細に管理するための情報で、ライセンスの集計結果には影響しません。
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- ライセンス情報
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ソフトウェアのライセンス内容を詳細に管理するための情報です。
ライセンス情報は、「ライセンス名」、「アップグレード保証」、「ダウングレード可否」、「ライセンス形態」、「ライセンス取得方法」、「ライセンス区分」などを表します。
- ルート
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案件がたどる作業者の順番です。
案件は定義されたルートに従って、順次処理されます。案件のルートはFlow Designerで定義します。