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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


11.3.4 編集項目に表示する項目を設定する

新規に資産情報を登録する画面や、編集可能なダイアログに、項目を表示するかどうか、および編集可能にするかどうかを設定します。編集項目に関する設定は、書式編集画面の「編集項目」で設定します。

書式編集画面の「編集項目」を次の図に示します。

図11‒13 書式編集画面の「編集項目」

[図データ]

「非表示項目」の一覧には、「項目名(クラス名)」の形式でそれぞれの操作画面で編集項目に設定できる項目が表示されています。

「表示項目」の一覧の中で、背景がグレー表示されている項目は、システム規定項目のため、非表示および読み取り専用に変更できません。

〈この項の構成〉

(1) 編集項目の表示・非表示を設定する

ユーザ権限に応じて、公開したくない情報や業務に関係ない項目を非表示にできます。

編集項目に表示する項目を設定するには、表示したい編集項目を「非表示項目」の一覧から選択して、[表示]ボタンをクリックします。すべての項目を表示するには、[全て表示]ボタンをクリックします。

「表示項目」の一覧に選択した項目が移動して、表示されるようになります。

なお、非表示にする場合は、該当する項目を「表示項目」の一覧から選択して、[非表示]ボタンをクリックします。すべての項目を非表示にするには、[全て非表示]ボタンをクリックします。

注意事項

「編集項目」で設定できるのは、管理項目編集で利用する設定になっている項目だけです。「編集項目」で設定する項目を追加したい場合は、管理項目編集画面での設定を見直してください。

管理対象の項目を変更する方法については、「11.2.1 管理対象の項目を変更する」を参照してください。

(2) 編集項目の並び順を設定する

編集項目は「表示項目」の一覧に表示されている順番で、画面に表示されます。この並び順を、必ず指定する項目を上にするなど、使い方に合わせて変更できます。

編集項目の並び順を変更するには、変更したい編集項目を「表示項目」の一覧から選択して、[上へ]または[下へ]ボタンをクリックします。

複数の編集項目を選択して、一度に並び順を変更することはできません。1つずつ変更してください。

(3) 編集項目を読み取り専用に設定する

「表示項目」の一覧に表示されている編集項目は、読み取り専用(編集不可)に設定できます。利用者権限のユーザに更新させたくない項目や、更新する必要のない項目を編集できないようにして、誤操作を防げます。

編集項目を読み取り専用に設定するには、設定したい編集項目を「表示項目」の一覧から選択して、「読み取り専用」のチェックボックスをチェックします。

読み取り専用に設定された編集項目は、赤文字で表示されます。