10.4 クラスタ環境での案件管理DBのサイズ拡張
クラスタ環境で案件管理DBのサイズを拡張する場合,次の手順で拡張してください。
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実行系サーバを現用系に切り替える。
クラスタソフトを使って系の切り替えを実施します。なお,現用系がすでに実行系サーバになっていた場合には,この操作は不要です。
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現用系で,次に示す順序でサービスを停止する。
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JP1/Service Support - Task Serviceサービス
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JP1/Service Support - Web Serviceサービス
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JP1/Service Supportサービス
JP1/Service Support - DB Serverサービスは起動したままとしてください。
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現用系で,jssdbbackup.batコマンドを実行して障害復旧用に案件管理DBをバックアップする。
スタートメニューの[プログラム]−[JP1_Service Support]−[JP1_SSコマンドプロンプト]を起動して,jssdbbackup.batコマンドを実行し,案件管理DBをバックアップします。引数には-maintオプションを指定してください。jssdbbackup.batコマンドの詳細については,「12. コマンド」の「jssdbbackup.bat(データベースバックアップ)」を参照してください。
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現用系で,jssdbbackup.batコマンドを実行してリカバリー用に案件管理DBをバックアップする。
スタートメニューの[プログラム]−[JP1_Service Support]−[JP1_SSコマンドプロンプト]を起動して,jssdbbackup.batコマンドを実行し,案件管理DBをバックアップします。引数には-expandオプションを指定してください。また,引数-fオプションに指定するバックアップファイル名は,手順3で指定したファイルとは別名で指定してください。jssdbbackup.batコマンドの詳細については,「12. コマンド」の「jssdbbackup.bat(データベースバックアップ)」を参照してください。
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現用系で,クラスタソフトを使って次に示す順序でサービスを停止する。
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JP1/Service Support - DB Serverサービス
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JP1/Service Support - DB Cluster Serviceサービス
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現用系で,jsshadbinit.batコマンドを実行して案件管理DBのサイズを大きくする。
jsshadbinit.batコマンドの詳細については,「12. コマンド」の「jsshadbinit.bat(クラスタ環境用データベース初期化)」を参照してください。
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現用系のサービスコントロールマネージャで,案件管理DBサーバのJP1/Service Support - DB Serverサービスを停止する。
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すべての予備系で,jsshasetup.batコマンドを実行してセットアップする。
それぞれの予備系を実行系サーバに切り替えてから,jsshasetup.batコマンドを実行してください。引数には-c standbyオプションを指定してください。jsshasetup.batコマンドの詳細については,「12. コマンド」の「jsshasetup.bat(クラスタ環境用セットアップ)」を参照してください。
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予備系のサービスコントロールマネージャで,案件管理DBサーバのJP1/Service Support - DB Serverサービスを停止する。
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現用系で,クラスタソフトを使って次に示す順序でサービスを開始する。
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JP1/Service Support - DB Cluster Serviceサービス
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JP1/Service Support - DB Serverサービス
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現用系で,手順4で取得したリカバリー用のバックアップファイルを,jssdbrecovery.batコマンドを使ってリカバリーする。
引数には-expandオプションを指定してください。jssdbrecovery.batコマンドの詳細については,「12. コマンド」の「jssdbrecovery.bat(データベースリカバリー)」を参照してください。
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現用系で,jssrefaclsetupコマンドを実行する。
案件ごとの参照権限設定機能をセットアップします。案件ごとの参照権限設定機能を使用していない場合,この手順は不要です。jssrefaclsetupコマンドの詳細については,「12. コマンド」の「jssrefaclsetup(案件ごとの参照権限設定セットアップ)」を参照してください。