9.18 JP1/Service Support以外のシステムからの案件データの移行
JP1/Service Support以外のシステムで使用していた案件のデータを，jssitemimportコマンドまたはjssitemimportExコマンドで移行できます。移行する場合，あらかじめ案件データをCSVファイルに出力し，案件情報入力ファイルまたは案件情報拡張入力ファイルの形式に変更する必要があります。
JP1/Service Support以外のシステムから案件データを移行する手順を次に示します。
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案件データをCSVファイルに出力する。
移行する案件データをあらかじめCSVファイルの形式に出力して用意しておいてください。
なお，CSVファイルは，次に示す文字コードで作成してください。
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日本語環境の場合：MS932
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英語環境の場合：ISO-8859-1
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中国語環境の場合：GB18030
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案件データのCSVファイルを，案件情報入力ファイルまたは案件情報拡張入力ファイルの形式に変更する。
移行先の案件管理DBで案件データとして使用できるように，案件データのCSVファイルを，案件情報入力ファイルの形式または案件情報拡張入力ファイルに変更します。詳細については，「13. 定義ファイル」の「案件情報入力ファイル（任意）」または「案件情報拡張入力ファイル（任意）」を参照してください。
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コードマッピングファイルを用意する。
jssitemimportコマンドを実行する場合，必要に応じて，コードマッピングファイルを使用して，次に示す項目の値をコードに変換します。
重大度，影響度，優先度，案件種別，問題分野，現象種別，要因，結果，解決区分，回避策種別，変更の規模
案件フォームをカスタマイズしていない場合は，JP1/Service Supportが用意しているコードマッピングファイルをそのまま使用できます。カスタマイズしている場合は，専用のコードマッピングファイルを用意してください。コードマッピングファイルについては，「13. 定義ファイル」の「コードマッピングファイル（jp1imss_itemimport_codemap.conf）」を参照してください。
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JP1/Service Support - DB Serverサービス以外のJP1/Service Supportのサービスを停止する。
jssitemimportコマンドを実行する場合，次の順番でサービスを停止します。
1. JP1/Service Support - Task Serviceサービス
2. JP1/Service Support - Web Serviceサービス
3. JP1/Service Supportサービス
JP1/Service Support - DB Serverサービスは起動しておいてください。
jssitemimportExコマンドを実行する場合は，サービスを停止する必要はありません。
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jssitemimportコマンドまたはjssitemimportExコマンドを実行する。
案件情報入力ファイルの形式のCSVファイルを作成した場合はjssitemimportコマンドを，案件情報拡張入力ファイルの形式のCSVファイルを作成した場合はjssitemimportExコマンドを実行して，案件データを移行します。コマンドの実行中は，案件管理DBをメンテナンスするコマンドやJP1/Service Supportのサービスを起動または停止しないでください。jssitemimportコマンドの詳細については，「12. コマンド」の「jssitemimport（案件情報インポート）」を参照してください。jssitemimportExコマンドの詳細については，「12. コマンド」の「jssitemimportEx（案件情報拡張インポート）」を参照してください。
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JP1/Service Supportのサービスを起動する。
手順4でサービスを停止した場合は，次の順番でサービスを起動します。
1. JP1/Service Supportサービス
2. JP1/Service Support - Web Serviceサービス
3. JP1/Service Support - Task Serviceサービス