5.6 メールによる案件登録の検討
通常，案件をJP1/Service Supportに登録する場合，［案件作成］画面を使って登録しますが，登録したい案件の内容が記載されたメールを指定されたメールアドレスに送信することで登録することもできます。メールによる案件の登録は，JP1/Service Supportを直接操作できないユーザーからも案件の登録を許可したい場合に利用できます。
メールによって案件を登録する運用にするかどうかを検討してください。また，メールによって登録された案件には，あらかじめプロセスワークボードごとに設定されているユーザーまたはロールが，担当者として設定されます。メールによって登録された案件はどのように処理するのか，その運用も含めて担当者を検討してください。
なお，メールによる案件登録を行うためには，事前に環境設定が必要です。環境設定については，「9.15.1 メールで案件を登録するための環境設定」を参照してください。
ここでは，メールによる案件登録する場合の，登録方法の検討および送信メールのテンプレート（ひな型）の検討について説明します。