5.5.1 メール送信時のユーザー認証の検討
メール送信時に,メール送信時に認証方法をどのようにするかを検討してください。JP1/Service Supportでは,メールの送信時に使用できるユーザー認証として,次に示す認証方式があります。
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POP before SMTP
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SMTP-AUTH(PLAINおよびLOGIN)
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認証を利用しない
メールの送信に失敗した場合,メールの送信に失敗したことを示すメッセージが画面に表示されます。また,原因を示すメッセージはログファイルに出力されるため,原因を確認する場合は,ログファイルを確認してください。
ユーザー認証のためのユーザーIDおよびパスワードは,jssauthusersetup(認証ユーザー設定)コマンドを実行して,メール定義ファイルに設定します。
メール送信時のユーザー認証についての設定は,あらかじめメール定義ファイルに設定しておく必要があります。デフォルトでは,認証しない設定となっています。運用に合わせて認証方法を検討し,設定を変更してください。
メール定義ファイルについては,「13. 定義ファイル」の「メール定義ファイル(jp1imss_mail_setting.conf)」を参照してください。jssauthusersetupコマンドについては,「12. コマンド」の「jssauthusersetup(認証ユーザー設定)」を参照してください。