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JP1 Version 12 ITサービス管理 基本ガイド


3.2.2 一定期間ごとの集計データをレポートに出力する

週単位,月単位などの一定期間ごとのレポートを出力するために,案件の集計データを案件管理サーバからダウンロードしたあと,Excelのマクロを実行します。

前提条件

操作を実施するユーザーがインシデント管理および問題管理の管理者である。

操作手順

  1. [メイン]画面(案件一覧)で[メイン画面の切り替え]ボタン([図データ])をクリックする。

    [図データ]

    [メイン]画面(案件状況)が表示されます。

  2. [メイン]画面(案件状況)のメニューから,[集計データのファイル出力]を選択する。

    [図データ]

    [集計データのファイル出力]画面が表示されます。

  3. 出力したい集計データの条件を設定する。

    次の表の例を参考に設定してください。

    項目

    設定情報

    [システム]

    業務システム

    [プロセス]

    インシデント管理

    [集計単位]

    日単位

    [集計範囲]

    2015/10/01〜2015/10/31

    [データ種別]

    [案件データCSV]

    メモ

    [データ種別]の内容によって,出力される集計データが異なります。詳細については,マニュアル「JP1/Service Support 構築・運用ガイド」の「案件の集計データのファイル出力」の説明を参照してください。

  4. [データのダウンロード]ボタンをクリックする。

    集計データをダウンロードするためのダイアログボックスが表示されます。

  5. 任意の格納先に,集計データを保存する。

  6. [集計データのファイル出力]画面のメニューから[マクロのダウンロード]を選択する。

    [図データ]

    マクロをダウンロードするためのダイアログボックスが表示されます。

  7. 手順5で保存した集計データと同じ格納先に,マクロを保存する。

  8. 手順7で格納したマクロをExcelで開く。

    [図データ]

    メモ

    [セキュリティの警告 マクロが無効にされました。]が表示された場合,[オプション]ボタンをクリックして表示される[Microsoft Office セキュリティオプション]ダイアログボックスで,[このコンテンツを有効にする]を選択して[OK]ボタンを押してください。

  9. 作成したいレポートをチェックして,[レポート生成]ボタンをクリックする。

    ここでは,[案件処理平均所要時間]をチェックして,[レポート生成]ボタンをクリックします。

    マクロが実行されて,自動でレポートが作成されます。

関連項目