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JP1 Version 12 ITサービス管理 基本ガイド


3.2.1 集計データが日単位に作成されるように設定する

レポートを作成する前に,レポートの元となる案件の集計データをJP1/Service Supportが自動で日単位に作成するように設定します。

前提条件

操作手順

  1. タスク実行サービス定義ファイルを,テキストエディタなどで開く。

    タスク実行サービス定義ファイルの格納先は次のとおりです。

    JP1/Service Supportのインストール先フォルダ\conf\jp1imss_service_setting.conf

  2. [jsscollectdata]セクションを編集する。

    ここでは,例として次のように編集します。

    [jsscollectdata]
    use=true
    basetime=02:00

    案件の集計データを自動で集計するコマンド(jsscollectdataコマンド)が毎日午前2時に実行されるようになります。

  3. 手順2で編集した内容が正しいか確認する。

  4. タスク実行サービス定義ファイルを上書き保存する。

  5. JP1/Service Support - Task Serviceサービスを起動する。

    サービスを起動する手順については,「1.6.1 JP1/Service Supportのサービスを起動する」の説明を参照してください。

    タスク実行サービス定義ファイルの編集結果がJP1/Service Supportに反映されます。

メモ

jsscollectdataコマンドは前日分までのデータを集計するため,午前0時以降のアクセスが少ない時間帯に毎日実行することをおすすめします。jsscollectdataコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Service Support 構築・運用ガイド」の「jsscollectdata(案件情報集計)」の説明を参照してください。

関連項目