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JP1 Version 12 ITサービス管理 基本ガイド


2.4.4 過去の案件を検索して類似案件かどうか確認する【インシデント管理】

過去の案件を検索して,対象の「業務システム」で発生した案件「アプリケーションの異常終了」が類似案件かどうか確認します。

前提条件

操作を実施するユーザーがインシデント管理の担当者である。

操作手順

  1. [メイン]画面(案件一覧)のプロセスワークボード一覧から,システム名[業務システム]−[インシデント管理]を選択する。

    [図データ]

    メモ

    プロセスワークボード一覧から選択する項目によって,案件の検索範囲が異なります。詳細については,マニュアル「JP1/Service Support 操作ガイド」の「案件の検索条件を指定する」の説明を参照してください。

  2. メニューから,[アクション]−[案件の検索]を選択する。

    [案件検索条件指定]画面が表示されます。

  3. 案件の検索条件を指定する。

    [図データ]

    ここでは,[キーワード条件指定]で次の検索条件を指定して検索してください。

    • いちばん上のプルダウンメニューから,[作業状況]を選択し,テキストボックスに「アプリケーション」を入力します。

    • 上から二番目のプルダウンメニューから,[作業状況]を選択し,テキストボックスに「異常終了」を入力します。

  4. [検索]ボタンをクリックする。

    検索が終わると,[案件検索結果一覧]画面が表示され,検索条件に当てはまる案件が一覧で表示されます。

次の作業

メモ

担当している案件が未知のインシデントであっても,案件の優先度やインシデントの問い合わせ元の要望によっては,エスカレーションより先に暫定の対処案を「インシデント管理」プロセスの担当者が作成する場合があります。

関連項目