10.6.20 [監視開始・停止]エリア
(1) 画面の構成
(2) 画面の説明
表示項目を次の表に示します。
項番 |
項目 |
説明 |
---|---|---|
1 |
チェックボックス |
監視を開始する監視対象サービスをチェックします。 ヘッダ行のチェックボックスをチェックすると,すべての行がチェックされます。同様にチェックボックスのチェックを外すと,すべての行のチェックが外れます。 |
2 |
[サービスグループ] |
サービスグループの名称が表示されます。 |
3 |
[サービス] |
監視対象サービスの名称が表示されます。 |
4 |
[監視状態] |
監視対象サービスの現在の監視状態が表示されます。 [開始]は,監視が開始されている状態です。 [停止]は,監視が停止されている状態です。 |
5 |
[開始]ボタン |
チェックボックスでチェックした監視対象サービスの監視を開始します。 |
6 |
[停止]ボタン |
チェックボックスでチェックした監視対象サービスの監視を停止します。 |
(3) 補足事項
チェックした監視対象サービスの監視の開始処理が終了するまで,ほかの操作はできません。
[監視開始・停止]エリアのチェックボックスがどれもチェックされていない場合,[開始]ボタンはクリックできません。
すでに監視を開始している監視対象サービスをチェックして[開始]ボタンをクリックした場合,監視状態は変わりません。
複数の監視対象サービスをチェックして監視を開始する場合,開始処理は並列で実行されます。そのため,一部の監視対象サービスに対する処理でエラーが発生した場合も,ほかの監視対象サービスに対する処理は続行されます。ただし,ほかのユーザーが削除した監視対象サービスを選択して監視を開始しようとした場合,エラーメッセージが表示され,選択したすべての監視対象サービスに対する監視の開始処理が中断されます。この場合は,対象にする監視対象サービスを選択し直して,再度[開始]ボタンをクリックしてください。
一部の監視対象サービスの監視の開始に失敗した場合,エラーメッセージが表示されます。エラーに対処したあと,再度[開始]ボタンをクリックしてください。
チェックした監視対象サービスを監視しているJP1/SLM - URが起動していない場合,該当する監視対象サービスの監視の開始は失敗します。開始に失敗した監視対象サービスは,メッセージログに出力されたKNAS16304-Eメッセージで確認できます。
監視を開始すると,開始した時刻が監視の種類ごとにメッセージログに出力されます。監視の種類ごとに出力されるメッセージを次に示します。
サービス性能監視をする場合
しきい値監視:KNAS32017-Iメッセージ
傾向監視:KNAS32018-Iメッセージ
予兆検知:KNAS32019-Iメッセージ
システム性能監視をする場合
しきい値監視:KNAS32023-Iメッセージ
傾向監視:KNAS32024-Iメッセージ
予兆検知:KNAS32025-Iメッセージ
可用性監視をする場合
可用性監視:KNAS32027-Iメッセージ
監視対象サービスの監視を開始した場合,監視に利用するJP1/SLM - URの監視が一度停止され,再開始されます。そのため,監視を開始する監視対象サービスと同じJP1/SLM - URで監視していたWebトランザクションは1つ目のWebアクセスから監視がやり直されます。
チェックした監視対象サービスの監視の停止処理が終了するまで,ほかの操作はできません。
[監視開始・停止]エリアのチェックボックスがどれもチェックされていない場合,[停止]ボタンはクリックできません。
すでに監視を停止している監視対象サービスをチェックして[停止]ボタンをクリックした場合,監視状態は変わりません。
複数の監視対象サービスをチェックして監視を停止する場合,停止処理は並列で実行されます。そのため,一部の監視対象サービスに対する処理でエラーが発生した場合も,ほかの監視対象サービスに対する処理は続行されます。ただし,ほかのユーザーが削除した監視対象サービスを選択して監視を停止しようとした場合,エラーメッセージが表示され,選択したすべての監視対象サービスに対する監視の停止処理が中断されます。この場合は,対象にする監視対象サービスを選択し直して,再度[停止]ボタンをクリックしてください。
一部の監視対象サービスの監視の停止に失敗した場合,エラーメッセージが表示されます。エラーに対処したあと,再度[停止]ボタンをクリックしてください。
チェックした監視対象サービスを監視しているJP1/SLM - URが起動していない場合でも,該当する監視対象サービスの監視の停止は成功します。ただし,起動していないJP1/SLM - URの個数分,KNAS16414-Wメッセージがメッセージログに出力されます。
監視対象サービスの監視を停止した場合,監視に利用するJP1/SLM - URの監視が一度停止され,再開始されます。そのため,監視を開始する監視対象サービスと同じJP1/SLM - URで監視していたWebトランザクションは1つ目のWebアクセスから監視がやり直されます。
監視を停止してから24時間以上経過したあとに監視を開始した場合,監視の停止前に最後に情報を取得した時刻から1分間の間に取得した情報が,ベースラインの算出に使用されないことがあります。このときは,1時間以上監視を継続するか,一度監視を停止してから開始し直すことで誤差を修正できます。