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JP1 Version 11 JP1/Base 運用ガイド


14.1.1 変更内容が反映される契機

〈この項の構成〉

(1) JP1/Baseの障害対処の設定が反映される契機

項番

設定が反映される契機

参照先

1

異常終了したプロセスの再起動の設定を変更した場合,JP1/Baseを再起動するか,リロードコマンドを実行すると設定が反映されます。

4.

2

プロセス管理機能が制御するプロセスの異常終了時,および認証サーバ切り替え発生時にJP1イベントを発行させる設定を変更した場合,コマンドの実行後,JP1/BaseおよびJP1/Baseを前提とする製品(JP1/IM,JP1/AJS)を再起動します。

4.

(2) ユーザー管理の設定が反映される契機

項番

設定が反映される契機

参照先

1

認証サーバは,JP1製品がJP1/Baseのユーザー認証を利用する機能を実行中でなければ,JP1/Baseが起動している状態で変更できます。

GUIの[OK]ボタンをクリックした時点,またはコマンドを実行した時点で設定が反映されます。

Windowsの場合

8.1.1

UNIXの場合

8.3.1

2

JP1ユーザーの設定は,認証サーバが起動していれば,いつでも変更できます。

GUIの[OK]ボタンをクリックした時点,またはコマンドを実行した時点で設定が反映されます。ただし,設定を変更したJP1ユーザーがログイン中の場合は,次にログインした時点で設定が反映されます。

JP1/Baseを再起動する必要はありません。

Windowsの場合

8.1.28.2.1(2)

UNIXの場合

8.3.2

3

JP1資源グループ別権限レベルの設定は,認証サーバが起動していれば,いつでも変更できます。

GUIの[OK]ボタンをクリックした時点,またはコマンドを実行した時点で設定が反映されます。

JP1/Baseを再起動する必要はありません。

Windowsの場合

8.1.3

UNIXの場合

8.3.3

4

セカンダリー認証サーバを設置する場合,プライマリー認証サーバの設定ファイルをセカンダリー認証サーバにコピーすると設定が有効になります。

Windowsの場合

8.1.4

UNIXの場合

8.3.4

5

ディレクトリサーバと連携したユーザー認証の設定は,認証サーバが起動していれば,いつでも変更できます。

ディレクトリサーバ連携定義ファイル(jp1bs_ds_setup.conf)を変更し,コマンドを実行した時点で設定が反映されます。

8.2.1(1)

6

ユーザーマッピングを設定する場合,JP1/Baseを停止する必要はありません。

GUIの[OK]ボタンをクリックした時点,またはコマンドを実行した時点で設定が反映されます。

Windowsの場合

8.1.68.1.7

UNIXの場合

8.3.5

(3) サービスの起動順序および終了順序の設定(Windows限定)が反映される契機

項番

設定が反映される契機

参照先

1

起動順序定義ファイル(JP1SVPRM.DAT)を変更した場合,Windowsの再起動後に設定が反映されます。

起動順序定義ファイル(Windows限定)

(4) イベントサービス環境の設定が反映される契機

項番

設定が反映される契機

参照先

1

イベントサーバインデックスファイル(index)の設定を変更した場合,イベントサービスを再起動すると設定が反映されます。

イベントサーバインデックスファイル

2

イベントサーバ設定ファイル(conf)の設定を変更した場合,イベントサービスを再起動すると設定が反映されます。

イベントサーバ設定ファイル

3

転送設定ファイル(forward)の設定を変更した場合,リロードコマンドを実行すると設定が反映されます。

転送設定ファイル

4

API設定ファイル(api)の設定を変更した場合,JP1/Baseのイベント変換機能や,イベントサービスと連携するJP1/IMやJP1/AJSなどのプログラムを起動または再起動すると,設定が反映されます。

API設定ファイル

(5) イベント変換の設定が反映される契機

項番

設定が反映される契機

参照先

1

ログファイルトラップ動作定義ファイルの設定を変更した場合,リロードコマンドを実行すると一部のパラメーターの定義が反映されます。

ログファイルトラップ動作定義ファイル

2

イベントログトラップ動作定義ファイル(ntevent.conf)の設定を変更した場合,リロードコマンドを実行すると定義が反映されます。

イベントログトラップ動作定義ファイル(Windows限定)

(6) ヘルスチェック機能の設定が反映される契機

項番

設定が反映される契機

参照先

1

ヘルスチェック定義ファイル(jbshc.conf)の設定内容を変更した場合,JP1/Baseを再起動するか,jbs_spmd_reloadコマンドを実行すると設定が反映されます。

ヘルスチェック定義ファイル

(7) 統合トレース機能の設定が反映される契機

項番

設定が反映される契機

参照先

1

統合トレース機能を再起動すると設定が反映されます。

hntr2util(Windows限定)

hntr2util(UNIX限定)

hntr2conf

hntr2getconf

(8) 通信設定が反映される契機

項番

設定が反映される契機

参照先

1

jp1hosts情報を変更した場合は,コマンドを実行したあとJP1/Baseを再起動すると設定が反映されます。

6.5.2

2

jp1hosts2情報を変更した場合は,コマンドを実行したあと設定が反映されます。

ただし,次の場合はコマンドを実行したあとJP1/Baseを再起動すると設定が反映されます。

  • jp1hosts2情報の自ホストのIPアドレスの割り当てを変更した場合

  • jp1hosts2情報のすでに通信中の他ホストのIPアドレスを変更した場合

6.6.2

3

JP1/Baseの通信方式を変更した場合は,コマンドを実行したあとに,JP1/Base,JP1/Baseを前提とする製品(JP1/IM,JP1/AJS),およびJP1/Baseと依存関係のあるプログラムを再起動すると設定が反映されます。

6.3

4

イベントサービスの通信方式を変更した場合は,JP1/Base,JP1/Baseを前提とする製品(JP1/IM,JP1/AJS),およびJP1/Baseと依存関係のあるプログラムを再起動すると設定が反映されます。

6.5.36.6.3

(9) ローカルアクション機能の設定が反映される契機

項番

設定が反映される契機

参照先

1

ローカルアクション実行定義ファイルの設定を変更した場合,JP1/Baseを起動またはリロードすると,設定が反映されます。

ローカルアクション実行定義ファイル

(10) 通信暗号化機能の設定が反映される契機

項番

設定が反映される契機

参照先

1

通信暗号化機能の設定を変更した場合,jbssetcnfコマンドを実行したあとに,JP1/Base,JP1/Baseを前提とする製品(JP1/IM,JP1/AJS),およびJP1/Baseと依存関係のあるプログラムを再起動すると設定が反映されます。

6.13.4