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JP1 Version 11 JP1/Base 運用ガイド


hntr2getconf

〈このページの構成〉

機能

統合トレース(HNTRLib2)が出力する統合トレースログのサイズ,数,出力先などの設定情報を出力します。

このコマンドは,GUIで統合トレースログのサイズ,数,および出力先を変更するhntr2utilコマンドと同じ機能を,コマンドの設定で実現します。

形式

hntr2getconf [-f]
             [-b]
             [-n]
             [-s]
             [-w]
             [-i]
             [-m]
             [-t]
             [-l コマンドログファイル名]
             [-h]

実行権限

Windowsの場合:なし

UNIXの場合:なし

格納先ディレクトリ

Windows(x86環境)の場合

システムドライブ\Program Files\Hitachi\HNTRLib2\bin\

Windows(x64環境)の場合

システムドライブ\Program Files (x86)\Hitachi\HNTRLib2\bin\

UNIXの場合

/opt/hitachi/HNTRLib2/bin/

引数

-f

統合トレースログの出力先およびログファイル名を出力します。

-b

統合トレースログのサイズを出力します。

-n

統合トレースログの数を出力します。

-s

バッファーファイルのサイズを出力します。

-w

監視周期時間を出力します。

-i

監視間隔時間を出力します。

-m

メッセージ数を出力します。

-t

排他制御種別を出力します。

-l コマンドログファイル名

各オプションの読み込み結果をログファイルへ出力するときに指定します。

-h

ヘルプを出力します。

戻り値

0

正常終了

1

引数不正

13〜17

内部エラー

99

システムエラー

使用例

出力例を次に示します。

オプションを単数で指定したとき(Windowsの場合)
> hntr2getconf.exe -b
8
>
オプションを複数で指定したとき(UNIXの場合)
$ hntr2getconf -b -n
LogSize=8
LogFNum=4
$

オプションを複数指定した場合,オプションの指定順にキー名称を付けて出力します。オプション名とキー名称の対応を次の表に示します。

キー名称

オプション名

LogFile

-f

LogSize

-b

LogFNum

-n

MapSize

-s

WatchDog

-w

IntervalSec

-i

MaxMsgNum

-m

ShmLockType

-t