1.3 開発マネージャのウィンドウ
開発マネージャのウィンドウは,プロジェクトの定義やコンパイルの作業時に使用したり,実行支援やテストデバッガなどのツールを起動したりするときに使用します。
ここでは,開発マネージャのウィンドウ構成とメニューの一覧について説明します。
(1) ウィンドウの構成
開発マネージャのウィンドウを次に示します。
(3) ツールバー
ツールバーのボタンを選ぶとメニューと同じ操作ができます。
ツールバーには,プロジェクト管理用,ビルド処理用,ツール用,およびウィンドウ用の4種類があります。これらは,通常は一つのツールバーとして表示されていますが,それぞれをマウスで選んで移動できます。
また,これらのツールバーは,[ツール]メニューの[開発マネージャの動作オプション]で表示される動作オプションの設定ダイアログボックスで表示するかどうかを指定できます。詳細は,「1.7.1 動作オプションの設定」を参照してください。
(a) プロジェクト管理用ツールバー
プロジェクト管理用ツールバーの構成と各ボタンに割り当てられているメニューを次に示します。
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[プロジェクトマスタ]メニューの[新規作成]
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[プロジェクトマスタ]メニューの[開く]
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[プロジェクトマスタ]メニューの[保存]
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[プロジェクト]メニューの[プロジェクトの作成]
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[プロジェクト]メニューの[プロジェクトの関係設定]
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[プロジェクト]メニューの[ソースファイルの追加]
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[プロジェクト]メニューの[フォルダ指定によるファイルの追加]
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[プロジェクト]メニューの[依存ファイルの設定]
(b) ビルド処理用ツールバー
ビルド処理用ツールバーの構成と各ボタンに割り当てられているメニューを次に示します。
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[ビルド]メニューの[ビルド]
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[ビルド]メニューの[クイックビルド]
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[ビルド]メニューの[コンパイル]
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[ビルド]メニューの[リビルド]
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[ビルド]メニューの[ビルドの中止]
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[ビルド]メニューの[デバッガ]
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[ビルド]メニューの[実行]
(4) ツリービューウィンドウ
ツリービューウィンドウには,プロジェクトマスタに登録されているプロジェクト,ソースファイル,依存ファイルなどの情報が表示されます。ツリービューウィンドウを次に示します。
- タイトルバー
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プロジェクトマスタファイル名が表示されます。また,ツリービューウィンドウを複数開いている場合,「:(コロン)」に続いてウィンドウの番号が表示されます。
- プロジェクトマスタ
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プロジェクトマスタを表します。
- プロジェクト
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プロジェクトマスタに登録されているプロジェクトを表します。名称が太字で表示されているプロジェクトは,作業中プロジェクトを表します。
- ソースファイルノード
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プロジェクトに登録されているソースファイルのグループを表します。
プロジェクトに登録したソースファイルは,このノードの下位に表示されます。
ソースファイルとして登録されるファイルの種類を,次に示します。
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COBOLソースファイル
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ファイル定義ファイル
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レコード定義ファイル
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画面定義ファイル
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HTMLファイル
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XMLデータ定義ファイル
ソースファイルの状態は,ツリービューのアイコンでわかります。詳細は「(b) ツリービューウィンドウのアイコン」を参照してください。
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- 依存ファイルノード
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プロジェクトに登録されている依存ファイルのグループを表します。
プロジェクトに登録した依存ファイルは,このノードの下位に表示されます。
依存ファイルとして登録されるファイルの種類を,次に示します。
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COBOL登録集原文
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stdcall呼び出し指示ファイル(プロジェクトに関連づける場合)
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stdcall呼び出し指示ファイル(ファイルごとに関連づける場合)
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リポジトリファイル
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XML文書型定義ファイル
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- リンケージ用ファイルノード
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プロジェクトに登録されているリンケージ用ファイルのグループを表します。
プロジェクトに登録したリンケージ用ファイルは,このノードの下位に表示されます。
リンケージ用ファイルとして登録されるファイルの種類を,次に示します。
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アイコンファイル
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オブジェクトファイル
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ライブラリファイル
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- 単体テスト支援プロジェクトファイルノード
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COBOL2002 Developer Professionalの単体テスト支援を使用した場合に作成されます。
単体テスト支援のテストプロジェクトファイルのグループを表します。
テストプロジェクトファイルは,このノードの下位に表示されます。
単体テスト支援については,マニュアル「COBOL2002 Professional Tool Kit 単体テスト支援ガイド」を参照してください。
- その他ファイルノード
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プロジェクトに登録されている一般のファイルのグループを表します。
ソースファイル,依存ファイル,およびリンケージ用ファイル以外のファイルをプロジェクトに登録した場合,このノードの下位に表示されます。
- 注意事項
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プロジェクト名,およびファイル名は,259バイトまでツリービューウィンドウに表示されます。
(a) コメントの設定
開発マネージャのツリービューウィンドウでは,登録されているプロジェクト,およびファイルにコメントを設定できます。ファイルにコメントを設定する手順を次に示します。プロジェクトにコメントを設定する手順については,「1.5.4 プロジェクトの定義内容の確認」を参照してください。
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開発マネージャのウィンドウのツリービューウィンドウで,コメントを登録したいファイルを選ぶ。
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開発マネージャのウィンドウの[ファイル]メニューから[プロパティ]を選ぶ。
プロパティダイアログボックスが表示されます。
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プロパティダイアログボックスの[コメント]タブを選ぶ。
コメントを入力するテキストボックスが表示されます。
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コメントを入力して[閉じる]ボタンを選ぶ。
ファイルにコメントが設定されます。動作オプションの設定ダイアログボックスで,「ツリービューウィンドウにコメントを表示する」が設定されている場合だけ,ツリービューウィンドウに,次のようにコメントが表示されます。
コメントは,128バイトまでツリービューウィンドウに表示されます。また,128バイト未満で改行を入力した場合は,改行までの文字が表示されます。
(b) ツリービューウィンドウのアイコン
次の条件で,ツリービューのアイコンが切り替わります。
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ソースファイルにファイル単位のオプションが設定されている。
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ソースファイルがチェックアウトされている。
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ソースファイルにファイル単位のオプションが設定されていて,かつチェックアウトされている。
ソースファイルの状態とツリービューのアイコンの対応を次に示します。
通常(上記の条件に該当しない)
ファイル単位のオプション設定あり
チェックアウト時
ファイル単位のオプション設定ありで,かつチェックアウト時
オプションが設定してあるソースファイルを含むプロジェクトのメイン画面を次に示します。
(c) コメントの表示
ツリービューウィンドウのコメントは,表示/非表示を切り替えられます。
コメントの表示方法は,動作オプションの設定ダイアログボックスで設定します。詳細は,「1.7.1 動作オプションの設定」を参照してください。
(5) メッセージウィンドウ
メッセージウィンドウには,ビルド処理の状況が表示されます。
テキストエディタにエラージャンプ時の起動オプションが設定されている場合,メッセージウィンドウに表示されているエラーメッセージをダブルクリックすると,エラーの発生したファイルをエディタで参照できます。詳細は,「1.7.3 テキストエディタの設定」および「2.6.1 ビルド」の「(5) コンパイルエラーの修正」を参照してください。
メッセージウィンドウの文字フォントや配色は,ユーザが使いやすいように変更できます。詳細は,「1.7.2 ユーザインタフェースの設定」の「(2) メッセージウィンドウの表示の設定」を参照してください。
(6) 開発マネージャのウィンドウの注意事項
プロジェクトマスタ,プロジェクト,およびファイルのプロパティダイアログボックスで表示される日付と時刻の形式は,Windowsのシステムの設定に従います。詳細は,Windowsのマニュアルを参照してください。