付録H 用語解説
(英字)
- BOM(バイトオーダマーク)
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ファイルの先頭に付加された,Unicodeの表現形式を表す情報。
COBOL2002では,テキスト編成ファイルに対してこの情報を付加する。本文中では,Unicodeシグニチャと表記する。
- C0メジャー情報
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全体の実行文の数に対する実行済み文の数の割合を示す情報。
- C1メジャー情報
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全体の分岐の数に対する実行済みの分岐の数の割合を示す情報。
- COBOL2002 Developer Professional
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COBOL2002 Net DeveloperとCOBOL2002 Professional Tool Kitを一つにしたプログラムプロダクトのこと。Windowsの稼働環境に応じて,次の2製品がある。
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COBOL2002 Developer Professional(32bit版)
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COBOL2002 Developer Professional(64)(64bit版)
このマニュアルでは,上記の製品を総称して,COBOL2002 Developer Professionalと表記する。
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- COBOLエディタ
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COBOL2002に内蔵されているテキストエディタ。COBOL構文によるテキストの色分け,プログラムテンプレートなど,COBOL編集に適した機能を持っている。
- COBOLサービスルーチンファイル
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COBOLエディタでサービスルーチン名として扱う語を登録したファイル。
- CSV編成ファイル
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CSV(Comma Separated Values)形式でデータが記述されたファイルのこと。表計算プログラムファイルともいう。
CSV形式とは,表計算プログラムやリレーショナルデータベースでデータを扱えるテキストデータの形式をいう。データの区切りをコンマ(,),レコードの区切りを改行で表す。レコードは可変長形式になる。コンマで区切られた個々のデータは,セルと呼ばれる。
- HTML(Hyper Text Markup Language)
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インターネット経由で閲覧できるWebページを作成するための言語。テキストファイル中にタグと呼ばれる制御文字を埋め込むと,文字書式の設定や画像の埋め込み,ほかのページへのリンクなどを表現できる。
- IVS(Ideographic Variation Sequence/Selector)
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漢字を表すUnicodeの直後に Variation Selectorと呼ばれるコードを付加し,漢字の「異体字」を表現する方法のこと。
COBOL2002では,用途がDISPLAYおよびNATIONALの項目で使用する。
- OLEオブジェクト
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OLE2オートメーション機能を使用するときの操作の対象。OLEオブジェクトは,OLEプロパティとOLEメソッドを持つ。
- OLEオブジェクト参照データ項目
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USAGE句で用途はOLEオブジェクト参照(OBJECT REFERENCE OLE)と指定されたデータ項目。インスタンス化されたOLEオブジェクトを指すポインタを格納する。
- OLEプロパティ
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OLEオブジェクトの状態または属性。
- OLEメソッド
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OLEオブジェクトに対する操作。
- S1メジャー情報
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全体の呼び出し文(CALL文,OLEメソッド操作を除くINVOKE文)の数に対する実行済みの呼び出し文の数の割合を示す情報。
- SELF
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メッセージの受け手のオブジェクトを参照するための名前のこと。SELFが参照するオブジェクトをSELFオブジェクトという。メソッド中で使用されるSELFは,そのメソッドの呼び起こし対象のオブジェクト自身のことを表す。
- TDコマンド
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テストデバッグで使用するコマンド。
- UAC(User Account Control)
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管理者ユーザとしてログオンしても,既定ではアプリケーションの実行権限は標準権限に下げられる。管理者権限を必要とするアプリケーションを起動しようとすると,システムは昇格ダイアログボックスを表示して,ユーザの確認を求める。ユーザが実行を許可した場合だけ,アプリケーションは管理者権限で実行されることになる。これによって,ユーザが知らない間に悪意のあるソフトウェアをインストールされたり,システム設定を変更されたりすることを防止できる。
- UCS-2(Universal multi-octet Character Set 2)
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符号化文字集合の一つの形式。1文字を2バイトで表現する。
COBOL2002では,用途がDISPLAYおよびNATIONALの項目でサポートする。
- UCS-4(Universal multi-octet Character Set 4)
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符号化文字集合の一つの形式。1文字を4バイトで表現する。
COBOL2002では,用途がDISPLAYおよびNATIONALの項目でUCS-4の範囲をサポートする。
- Unicode
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1バイトでは表現できない文字セットを含めあらゆる文字セットをサポートした文字コード。代表的な符号化文字集合としてUCS-2,UCS-4がある。代表的なエンコーディングスキーマとしてUTF-8,UTF-16がある。
COBOL2002では,UCS-4の範囲(UCS-2の範囲を含む)をサポートする。
本文中では,符号化文字集合,およびエンコーディングスキーマを文字コードと表記する。
- UTF-16(16-bit UCS Transformation Format)
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エンコーディングスキーマの一つの形式。1つのコード単位を2バイトとし,1文字を1コード単位(2バイト),または2コード単位(4バイト)で表現する。UTF-16では2バイトのコード単位の1バイト目を先に書くビッグエンディアン形式(UTF-16BE)と1バイト目を後に書くリトルエンディアン形式(UTF-16LE)がある。
COBOL2002では,用途がNATIONALの項目でUCS-4の範囲(UCS-2の範囲を含む)をサポートする。
- UTF-8(8-bit UCS Transformation Format)
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エンコーディングスキーマの一つの形式。ASCII文字を1バイト,日本語文字を3〜8バイト,半角かたかなを3バイトで表現する。
COBOL2002では,用途がDISPLAYの項目で使用する。
- WRP(Windows Resource Protection)
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Windowsシステムの安定性,および信頼性を向上させるための機能。特定のOSファイル,フォルダ,レジストリ キーなど,Windowsの読み取り専用リソースを保護する。
(ア行)
- アニメーション
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プログラムの実行状況を画面上に追跡表示すること。
- 入れ子のプログラム
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原始プログラムが入れ子構造になっている場合の,内側のプログラムのこと。内側のプログラム,または内部プログラムともいう。
- インスタンスオブジェクト(instance object)
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あるクラスに属するオブジェクトのこと。「BASEクラス」のファクトリオブジェクトのメソッド「NEWクラス」の呼び起こしによって生成され,実行単位の終了か,ガーベジコレクションによって消滅させられる。
- インスタンスメソッド
-
オブジェクトデータを操作するためのメソッド。
- インタフェース(interface)
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メッセージの送り手から見えるオブジェクトの部分のこと。
例えば,現金支払い機を一つのオブジェクトとすると,「引き出し」「預け入れ」などのメニューがインタフェースに当たり,そのサービスを実現するための内部的な仕組みが実装に当たる。インタフェースは,メソッド原型の集合である。つまり,どのようなメソッド原型を持つかによって,オブジェクトが持つインタフェースの型が決まる。インタフェースは,クラスとは別に定義できる。
- 内側のプログラム
-
原始プログラムが入れ子構造になっている場合の,内側のプログラムのこと。入れ子のプログラム,または内部プログラムともいう。
- オブジェクト(object)
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データとそのデータを操作するメソッド(手続き)を一体化させたモジュール。オブジェクトは,ある特定の仕事を受け持ち,所定のメッセージに対してメソッドを動作させることで問題を処理する。オブジェクト指向のプログラムでは,オブジェクト同士がメッセージのやり取りすることによって,問題が処理される。
- オブジェクト参照データ項目
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オブジェクトを参照するために使用される基本データ項目。
- オブジェクトデータ
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オブジェクトが独自に持つデータ。インスタンスメソッドによって操作される。
- オブジェクトプロパティ
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PROPERTY句を指定することで,別のクラスからでも直接に操作できると宣言されたデータ項目。
- オプション
-
コンパイラやコマンドへの動作を指示するためのもの。
(カ行)
- 開発マネージャ
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プロジェクトの定義やツールの起動などを支援する,COBOL2002の開発環境を統合する機能。
COBOL2002 Professional Tool Kitの機能である,COBOLソース解析,データ影響波及分析用データベースの作成,COBOLソースファイルを指定して単体テスト支援のテストプロジェクトの作成ができる。
- 外部スイッチ
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ハードウェアまたはソフトウェアの装置であって,作成者によって定義,命令され,二者択一の状態のどちらかであることを示すために使用される。
- 外部プログラム
-
原始プログラムが入れ子構造になっている場合の,最も外側のプログラムのこと。このマニュアルでは,外部プログラムのことを最外側のプログラムと呼ぶ。
- カウント情報
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プログラム中の文の実行回数をカウントして数値で表したもの。
- 型(type)
-
ある集合の中の個々を,何によって識別するかを明示するもの。例えば,プログラムを構成する要素をデータごとに識別する場合は,データ型となる。
- 活性化されるプログラム
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CALL文の対象となるプログラムで,実行時に呼び出し元プログラムと組み合わされて1個の実行単位となる。このマニュアルでは,活性化されるプログラムのことを呼び出し先のプログラムと呼ぶ。
- カバレージ情報
-
テストの進捗状況を数値で表したもので,C0メジャー情報,C1メジャー情報,S1メジャー情報,およびこれらの差分情報がある。
- 環境変数
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コンパイラ環境へのオプションを変数として設定や実行可能ファイルおよびその実行環境へのオプションを変数として設定しておくもの。
- 管理者権限
-
管理者ユーザおよびビルトイン管理者(Administratorアカウント)に与えられる権限。
- 管理者ユーザ
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WindowsのAdministratorsグループに属するアカウント。ビルトイン管理者(Administratorアカウント)とは区別される。
- クラス(class)
-
ある共通の性質を持つオブジェクトを一つのグループにまとめて定義したもの。クラスでは,それに属するオブジェクトのデータフォーマットおよびメソッドを定義することで,そのクラスに属するオブジェクトの型を規定する。
- 継承(inheritance)
-
スーパクラスから,その性質(メソッド)をサブクラスが受け継ぐ仕組みのこと。
- 構成管理ツール
-
プログラム開発チーム内で各種ファイルのバージョン管理のために使用するツールのこと。開発マネージャのメニューから開くダイアログボックスで,構成管理ツールの動作を設定できる。
構成管理ツールの設定は,COBOL2002 Developer Professionalでだけ使用できる。
- コンパイル
-
原始プログラムを翻訳すること。
COBOL2002のコンパイルには,次の四つの方法がある。
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ビルド
-
リビルド
-
クイックビルド
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ファイル単位のコンパイル
-
(サ行)
- 最外側のプログラム
-
原始プログラムが入れ子構造になっている場合の,最も外側のプログラムのこと。外部プログラムともいう。
- サブクラス(subclass)
-
クラスの階層関係の中で,継承する側のクラスのこと。
- 差分カバレージ情報
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原始プログラムの修正によって影響を受けた部分に対するカバレージ情報。
- サロゲート
-
UTF-16の拡張で,2つのコード単位(4バイト)で1文字を表す機能。この2つのコード単位の組み合わせのことをサロゲートペアと呼ぶ。
COBOL2002では,用途がNATIONALの項目で使用する。
- 実行可能プログラム
-
呼び出し元のプログラムと呼び出し先のプログラムをコンパイル,リンクし,一つの実行できるプログラムにしたもの。
- 実行時要素
-
プログラム定義,メソッド定義,および関数定義の総称。このマニュアルでは,実行時要素のことをプログラムと呼ぶ。
- 昇格ダイアログボックス
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WindowsのUACで表示されるダイアログボックス。アプリケーションの実行権限を管理者権限に昇格しようとする場合,ユーザに権限昇格の確認を求めるダイアログボックス。
- スーパクラス(superclass)
-
クラスの階層関係の中で,継承される側のクラスのこと。
- 選択マージン
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COBOLエディタのソースウィンドウ中の行の左余白。この領域を選んで行を選択できる。
(タ行)
- 単体テスト
-
プログラム(コンパイル)単位のテスト。
- 定義ファイル
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画面定義やファイル/レコード定義などの定義情報を格納するファイル。
- 適合(conformance)
-
メッセージの送り先のオブジェクトが適切かどうかを調べるための概念。適合は,オブジェクトが持つインタフェースに基づいてチェックされる。あるインタフェースBを持つオブジェクトに対するメッセージが,別のインタフェースAを持つオブジェクトでも対応できる場合,インタフェースAはインタフェースBに適合しているという。インタフェースAがインタフェースBに適合する場合,インタフェースBに適合するインタフェース型のオブジェクトが使用できれば,インタフェースAに適合するインタフェース型のオブジェクトも使用できる。適合は,コンパイル時または実行時にチェックされる。これによって,オブジェクトの誤用が避けられるだけでなく,同じメッセージを異なるクラスのオブジェクトに送れるようになる。
- 動的アクセス
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大記憶ファイルで,同一OPEN文の範囲で順アクセスと乱アクセスの切り替えができるアクセス法 。
- 登録集原文
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COBOLプログラム中でよく利用される標準化した手続き,ファイル記述,レコード記述,または完全な一つのプログラムなどを,コンパイルするプログラムとは別のファイルに登録したもの。
- トップレベルプロジェクト
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プロジェクトの依存関係で,親プロジェクト(上位のプロジェクト)を持たないプロジェクトのこと。
開発マネージャでは,トップレベルプロジェクトに対してビルドを実行することによって,必要な下位のプロジェクトをまとめてビルドできる。
- トラッキングバー
-
COBOLエディタのソースウィンドウのルーラー上に表示され,現在のマウスカーソルの位置を示す。
- トレース
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実行した命令を一つ一つ追跡し,実行履歴を確認すること。
(ナ行)
(ハ行)
- バイトオーダ
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2バイト以上のデータの記録を行う順序のこと。例えば,0x1234のデータを0x1234のように最上位のバイトから順番に記録する方式をビッグエンディアン,0x3412のように最下位のバイトから順番に記録する方式をリトルエンディアンという。2バイトのUTF-16は,バイトオーダを意識する。
- バリアントデータ項目
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USAGE句で用途はバリアント(VARIANT)と指定されたデータ項目。INVOKE文やSET文で使用するVARIANT値を指すポインタを格納するためのデータ領域。
- 標準権限
-
標準ユーザに与えられる権限。故意に,または誤ってシステムに変更を加える許可を持たない。
- 標準ユーザ
-
WindowsのUsersグループに属するアカウント。
- 表要素
-
表中の繰り返す項目の組に属する1個のデータ項目。
- ビルド
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プロジェクトに登録されたソースファイルや定義ファイルから最終生成ファイル(実行可能ファイル,DLL,標準ライブラリなど)を生成する方法。ビルドの対象となるファイルは,変更のあったファイルだけである。
- ファイル単位のコンパイル
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ソースファイルをコンパイルしてオブジェクトファイルを生成する方法。また,定義ファイルからはソース(登録集原文)を生成する。
- ファクトリオブジェクト
-
一つのクラス中のすべてのオブジェクトが共有するデータ(ファクトリデータ)とそれを操作するためのメソッド(ファクトリメソッド)から成るオブジェクト。ファクトリオブジェクトは,実行単位の開始によって生成され,実行単位が終了すると消滅させられる。
- ファクトリデータ
-
一つのクラス中のすべてのオブジェクトが共有するデータのこと。ファクトリメソッドによって操作される。
- ファクトリメソッド
-
ファクトリデータを操作するためのメソッド。
- ブックマーク
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COBOLエディタのソースウィンドウ中に表示される目印。
- プログラム
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プログラム定義,メソッド定義,および関数定義の総称。実行時要素ともいう。
- プロジェクト
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実行可能ファイルやダイナミックリンクライブラリ(DLL)を作成するための資源を一括して管理するための概念。一つのプロジェクトは,一つの実行可能ファイル,またはDLLに対応している。
- プロジェクト情報ファイル
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プロジェクトマスタに含まれるプロジェクトの情報を出力したファイル。プロジェクト情報ファイルを利用すると,プロジェクトマスタ間でプロジェクトの情報を流用できる。
- プロジェクトマスタ
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複数のプロジェクトを管理するための概念。プロジェクトマスタにはプロジェクト間の親子関係や,すべてのプロジェクトに共通する設定を定義する。
- プロジェクトマスタ情報
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プロジェクトマスタに関する情報のこと。開発マネージャで設定する。複数の開発マネージャで設定内容を使用できるように,プロジェクトマスタファイルに出力できる。
- プロジェクトマスタ情報ファイル
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プロジェクトマスタの情報を編集するために使用するCSV形式のファイル。
- プロジェクトマスタファイル
-
プロジェクトマスタの情報を保管するファイル。
(マ行)
- マーカ
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COBOLエディタのソースウィンドウに表示される縦の直線。
- マルチスレッド
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プログラム内の仕事を,スレッドという単位に分けて実行する方式。複数のプログラムを並列に実行できる。
- 見た目幅
-
Unicode機能の組み込み関数で使用する,文字の見た目の幅。半角文字の幅は1,全角文字の幅は2として扱う。
Unicode機能の組み込み関数で,文字を見た目幅で数える場合に使用する。
- メインフレーム
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大規模な業務システムなどに用いられる汎用大型コンピュータ。
- メソッド(method)
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オブジェクトが提供するサービス(メソッド原型という)とそのサービスの実装を定義した手続き。オブジェクト間のやり取りは,すべてメソッドを通して行われる。メソッドには,ファクトリメソッドおよびインスタンスメソッドの2種類がある。
- メソッド原型(method prototype)
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メソッドを定義する際,メソッドが提供するインタフェースを定義した部分。メソッド原型は,メソッド名と,パラメタおよび戻り値から成る。
- メソッドの呼び起こし(method invocation)
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オブジェクトに対してメソッドを呼び起こすこと。COBOL2002では,INVOKE文によってメソッドを呼び起こす。
(ヤ行)
- ユーザキーワードファイル
-
COBOLエディタでユーザキーワードとして扱う語を登録したファイル。
- 呼び出し先プログラム(called program,subprogram)
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CALL文の対象となるプログラムで,実行時に呼び出し元プログラムと組み合わされて1個の実行単位となる。
- 呼び出し元プログラム(calling program)
-
CALL文を実行してほかのプログラムを呼ぶプログラム。
(ラ行)