JP1/Power Monitor
6.1.6 電源制御装置を設定する
日立製作所製の無停電電源装置を使ってホストを自動的に起動・終了する場合の設定手順および注意事項について次に説明します。
- 無停電電源装置をホストに接続する。
接続方法については,製品のマニュアルを参照してください。
- PowerMonitorHまたはPowerMonitorH for Networkをインストールする。
- ホストを再起動する。
- PowerMonitorHまたはPowerMonitorH for Networkのデーモンが正常に動作していることを確認する。
- PowerMonitorHまたはPowerMonitorH for Networkが提供しているシェルスクリプトJP1INSTを実行する。
- /usr/lib/jp1_aom/ディレクトリの下に次のファイルがコピーされていることを確認する。
- pwon_com
- pwread_com
- alt_shutdown
これらの手順の詳細については,製品のマニュアルを参照してください。これらの手順を実行することで,JP1/Power Monitorによってホストを自動的に起動・終了できるようになります。
- PowerMonitorHまたはPowerMonitorH for Networkをインストールしたディレクトリパスと,alt_shutdownの環境変数PATHに記述されたディレクトリパスが合っているかどうか確認してください。
- JP1/Power Monitorに設定した情報のうち,次の情報はPowerMonitorHまたはPowerMonitorH for Networkに引き継がれません。JP1/Power Monitorの設定を参考にしてPowerMonitorHまたはPowerMonitorH for Networkで設定してください。
処理 |
JP1/Power Monitorの定義 |
PowerMonitorHおよびPowerMonitorH for Networkの定義 |
強制終了までの猶予時間の設定 |
強制終了猶予時間
(構成定義ファイルのshutdown_timeパラメーター) |
シャットダウン遅延時間
(forshutdown) |
- PowerMonitorHまたはPowerMonitorH for Networkで設定する次の項目が,JP1/Power Monitorで設定する次回電源投入猶予時間(power_on_idle_timeパラメーター)に影響を与えます。PowerMonitorHまたはPowerMonitorH for Networkの設定を参照して,JP1/Power Monitorの定義を見直してください。
- シャットダウン遅延時間(forshutdown)
- 終了遅延時間(putofftime)
- 自動停止時間(autodowntime)
power_on_idle_timeパラメーターには,次の値より長い時間を設定することをお勧めします。
forshutdown + putofftime + autodowntime + 60(単位:秒)
- 無停電電源装置を停止する場合は,PowerMonitorHまたはPowerMonitorH for Networkのネットワーク機能がインストールされている必要があります。詳細は製品のマニュアルを参照してください。
- 無停電電源装置の機種によって必要となるソフトウェアは異なります。「表6-2 自ホストの電源を自動的にオン・オフする場合に必要なハードウェアとソフトウェア」を参照してください。
APC社製のSmart-UPSまたはSymmetraを使ってホストを自動的に起動・終了する場合の設定手順および注意事項について次に説明します。
- Smart-UPSまたはSymmetraをホストに接続する。
接続方法については,製品のマニュアルを参照してください。
- 電源制御装置を制御するコマンドのサンプルファイルを,/usr/lib/jp1_aom/ディレクトリの下にコピーする。
次のファイルをコピーしてください。
- /usr/lib/jp1_aom/sample/pwon_com.model
- /usr/lib/jp1_aom/sample/pwread_com.model
- /usr/lib/jp1_aom/sample/alt_shutdown.apc.model
- /usr/lib/jp1_aom/sample/apc_start_reset
- コピーしたファイルのファイル名を変更する。
ファイル名から「.model」または「.apc.model」を削除して,次の名称に変更します。
- pwon_com
- pwread_com
- alt_shutdown
なお,apc_start_resetファイルは名称を変更しません。
これで,各ファイルの設定が有効になります。
電源制御装置を制御するコマンドについては,「6.1.7 電源制御装置を制御するコマンドを作成する」を参照してください。
- PowerChute plusの環境設定をする。
次のような設定をする必要があります。
- 環境変数TZの設定
PowerChute plusのupsdデーモンを起動するときの環境変数TZの値を,JP1/Power Monitorを起動するときの環境変数TZの値に合わせます。 PowerChute plusのupsdデーモンを起動するときの環境変数TZの変更方法については,製品のマニュアルを参照してください。
- PowerChute plusのスケジュール運転の無効化
JP1/Power Monitorのスケジュール運転とPowerChute plusのスケジュール運転は共存できません。JP1/Power Monitorのスケジュール運転を有効にするためには,PowerChute plusのスケジュール運転を無効にする必要があります。PowerChute plusの[Schedule Server Shutdown]ダイアログボックスのDaily ShutdownパラメーターおよびWeekly Shutdownパラメーターをどちらも「No」(未チェック)にすると,PowerChute plusのスケジュール運転が無効になります。
- シャットダウンまでの猶予時間の設定
PowerChute plusの[Schedule Server Shutdown]ダイアログボックスのShutdownDelayパラメーターに,シャットダウンまでの猶予時間を指定します。PowerChute plusと連携する場合,JP1/Power Monitorの構成定義ファイルの強制終了までの猶予時間(shutdown_timeパラメーターの値)は無効になり,PowerChute plusのShutdownDelayパラメーターに指定された値が有効になります。
- その他の設定
必要に応じて,無停電電源装置に対する電源監視などをPowerChute plusに設定します。スケジュール以外の設定は,PowerChute plusの設定が有効になります。その他の設定方法については,製品のマニュアルを参照してください。
- 注意
- PowerChute plusのための定義をしたあとは,PowerChute plus内のスケジュールの設定をしないでください。
- PowerChute plusがインストールされているディレクトリが /usr/lib/powerchute/でない場合は,alt_shutdownコマンドおよびapc_start_resetコマンドをエディターで編集する。
alt_shutdownコマンドおよびapc_start_resetコマンドの中の変数PC_PATHに設定されているディレクトリを,PowerChute plusがインストールされているディレクトリに変更します。
- PowerChute plus実行プログラムupsdの自動起動を停止する。
停止の方法については,製品のマニュアルを参照してください。
- 自動運転ユーザーコマンドの自動運転開始時コマンドに,apc_start_resetコマンドを追加する。
自動運転ユーザーコマンドについては,「6.1.10 自動運転ユーザーコマンドを作成する」を参照してください。
- 無停電電源装置の設定(無停電電源装置切断の猶予時間:upsturnofftime)およびJP1/Power Monitorの処理猶予時間を考慮して,JP1/Power Monitorの構成定義ファイルで次回電源投入余裕時間(power_on_idle_timeパラメーターの値)を設定する。
次回電源投入余裕時間は,次の式によって算出します。
次回電源投入余裕時間=180秒+PowerChute plusのシャットダウン完了までの時間※
- 注※
- PowerChute plusのシャットダウン完了までの時間は,次の式で求められます。この式で求めた時間よりも長い時間を設定してください。なお,upsturnofftimeおよびupsshutdowndelayは,PowerChute plusで設定するパラメーターです(単位:秒)。
upsturnofftime(またはupsshutdowndelay)の設定値+ユーザーコマンド監視時間+PowerChute plusの処理時間
APC社製の無停電電源装置を使う場合の注意事項を次に示します。
- APC社製の無停電電源装置との連携では,JP1/Power Monitorに定義されているスケジュール時刻の約2分後に実際のシャットダウン処理が始まります。
- JP1/Power Monitorによるスケジュール運転中,一時的にPowerChute plusの設定が利用されます。これは正常な動作です。
- PowerChute plusのイベントアクション機能(APC社の機能)を使用すると,メッセージ出力の影響でMotifの画面が壊れることがあります。この機能の設定解除は,PowerChute plusのイベントアクション機能で設定できます。設定解除の方法については,製品のマニュアルを参照してください。
ジーエス・ユアサ社製の無停電電源装置を使ってホストを自動的に起動・終了する場合の設定手順および注意事項について次に説明します。これらの手順の詳細については,POWERVISORv3のユーザーズガイドを参照してください。
- 無停電電源装置をホストに接続する。
接続方法については,製品のマニュアルを参照してください。
- POWERVISORv3をホストにインストールする。
- ホストを再起動する。
- POWERVISORv3のデーモンが正常に動作していることを確認する。
- POWERVISORv3が提供しているシェルスクリプトJP1INSTを実行する。
- /usr/lib/jp1_aom/ディレクトリの下に次のファイルがコピーされていることを確認する。
- pwon_com
- pwread_com
- alt_shutdown
- POWERVISORv3をインストールしたディレクトリパスと,alt_shutdownの環境変数PATHに記述されたディレクトリパスが合っているかどうか確認してください。
- JP1/Power Monitorに設定した情報のうち,次の情報はPOWERVISORv3に引き継がれません。JP1/Power Monitorの設定を参考にしてPOWERVISORv3で設定してください。
処理 |
JP1/Power Monitorの定義 |
POWERVISORv3の定義 |
強制終了までの猶予時間の設定 |
強制終了猶予時間
(構成定義ファイルのshutdown_timeパラメーター) |
シャットダウン遅延時間
(forshutdown) |
- POWERVISORv3で設定する次の項目が,JP1/Power Monitorで設定する次回電源投入猶予時間(構成定義ファイルのpower_on_idle_timeパラメーター)に影響を与えます。POWERVISORv3の設定を参照して,JP1/Power Monitorの定義を見直してください。
- シャットダウン遅延時間(forshutdown)
- 終了遅延時間(putofftime)
- 自動停止時間(autodowntime)
power_on_idle_timeパラメーターには,次の値より長い時間を設定することをお勧めします(単位:秒)。
forshutdown + putofftime + autodowntime + 60
- 無停電電源装置を停止する場合は,POWERVISORv3のネットワーク機能がインストールされている必要があります。詳細は製品のマニュアルを参照してください。
ISA社製の無停電電源装置を使ってホストを自動的に起動・終了する場合の設定手順および注意事項について次に説明します。これらの手順の詳細については,7030UtilityまたはMELUPS manager-Eのユーザーズガイドを参照してください。
- 無停電電源装置をホストに接続する。
接続方法については,製品のマニュアルを参照してください。
- 7030UtilityまたはMELUPS manager-Eをホストにインストールする。
- /usr/lib/jp1_aom/ディレクトリの下に次のファイルがコピーされていることを確認する。
- pwon_com
- pwread_com
- alt_shutdown
- JP1/Power Monitorに設定した情報のうち,次の情報は7030UtilityまたはMELUPS manager-Eに引き継がれません。JP1/Power Monitorの設定を参考にして7030UtilityまたはMELUPS manager-Eで設定してください。
処理 |
JP1/Power Monitorの定義 |
7030UtilityまたはMELUPS manager-Eの定義 |
強制終了までの猶予時間の設定 |
強制終了猶予時間
(構成定義ファイルのshutdown_timeパラメーター) |
シャットダウン遅延時間
(forshutdown) |
- 7030UtilityまたはMELUPS manager-Eで設定するシャットダウン開始から電源オフまでの時間が,JP1/Power Monitorで設定する次回電源投入余裕時間(構成定義ファイルのpower_on_idle_timeパラメーター)に影響を与えます。7030UtilityまたはMELUPS manager-Eの設定を参照して,JP1/Power Monitorの定義を見直してください。
power_on_idle_timeパラメーターには,次の値より長い時間を設定することをお勧めします(単位:秒)。
シャットダウン開始から電源オフまでの時間 + 120
(5) 日立製作所製遠隔電源制御装置(THE-RP-0010)をホストに接続する場合の設定
日立製作所製遠隔電源制御装置を使ってホストを自動的に起動・終了する場合の設定手順および注意事項について次に説明します。
- 無停電電源装置をホストに接続する。
接続方法および環境設定方法については,遠隔電源制御装置マニュアルを参照してください。
接続完了後,正常に装置が制御できるかどうか確認してください。
- 遠隔電源制御装置制御プログラム(pwon_com,pwread_com,alt_shutdown)を/usr/lib/jp1_aom/ディレクトリの下にコピーする
遠隔電源制御装置制御プログラムについては,遠隔電源制御装置購入元にお問い合わせください。
- /usr/lib/jp1_aom/ディレクトリの下に次のファイルがコピーされていることを確認し,実行権限を設定する
- pwon_com
- pwread_com
- alt_shutdown
これらの手順の詳細については,製品のマニュアルを参照してください。これらの手順を実行することで,JP1/Power Monitorによってホストを自動的に起動・終了できるようになります。
- 遠隔電源制御装置を制御するコマンドファイル(alt_shutdownファイル)は,JP1/Power Monitorから次回電源投入時間として9,999分(6日22時間39分)を超える値が渡された場合,遠隔電源制御装置の次回電源投入時間に9,999分(6日22時間39分)を設定します。次回電源投入時間を9,999分(6日22時間39分)以上に指定したい場合は,コマンドファイル内の次回電源投入時間の上限値をテキストエディターなどで変更する必要があります。変更する場合,設定できる最大値は99,999分(69日10時間39分)です。詳細は,遠隔電源制御装置のマニュアルを参照してください。
- JP1/Power Monitorに設定した情報のうち,JP1/Power Monitorの構成定義ファイルに指定するパラメーター「shutdown_time強制終了猶予時間」の内容は,遠隔電源制御装置に引き継がれます。ただし,遠隔電源制御装置は「分」単位で切り上げて処理します。例えば,強制終了猶予時間を30秒と指定した場合,遠隔電源制御装置は強制終了猶予時間を「1分」へ切り上げて処理します。構成定義ファイルについての詳細は「14.2.1 構成定義ファイル」を参照してください。
- JP1/Power Monitorに設定した情報のうち,JP1/Power Monitorの構成定義ファイルに指定するパラメーター「power_on_idle_time 次回電源投入余裕時間」の内容は,JP1/Power Monitorでの自動運転に影響を与えます。遠隔電源制御装置の製品仕様を参照して,JP1/Power Monitorの定義を見直してください。推奨する値は900秒(15分)です。構成定義ファイルについての詳細は「14.2.1構成定義ファイル」を参照してください。
(6) 日立製作所製遠隔電源制御装置(THE-RP-0020)を使用する場合の設定
日立製作所製遠隔電源制御装置を使ってホストを自動的に起動・終了する場合の設定手順および注意事項について次に説明します。
- 無停電電源装置の環境設定をする。
環境設定方法については,遠隔電源制御装置のマニュアルを参照してください。設定完了後,正常に装置が制御できるかどうか確認してください。
- 遠隔電源制御装置制御プログラム(pwon_com,pwread_com,alt_shutdown)を/usr/lib/jp1_aom/ディレクトリの下にコピーする。
遠隔電源制御装置制御プログラムについては,遠隔電源制御装置購入元にお問い合わせください。
- /usr/lib/jp1_aom/ディレクトリの下に次のファイルがコピーされていることを確認し,実行権限を設定する。
- pwon_com
- pwread_com
- alt_shutdown
これらの手順の詳細については,製品のマニュアルを参照してください。これらの手順を実行することで,JP1/Power Monitorによってホストを自動的に起動・終了できるようになります。
- 遠隔電源制御装置を制御するコマンドファイル(alt_shutdownファイル)は,JP1/Power Monitorから次回電源投入時間として9,999分(6日22時間39分)を超える値が渡された場合,遠隔電源制御装置の次回電源投入時間に9,999分(6日22時間39分)を設定します。次回電源投入時間を9,999分(6日22時間39分)以上に指定したい場合は,コマンドファイル内の次回電源投入時間の上限値をテキストエディターなどで変更する必要があります。変更する場合は,「14.3.1(4) 注意事項」に設定できる最大値について記載していますので,参照してください。詳細については,遠隔電源制御装置のマニュアルを参照してください。
- JP1/Power Monitorに設定した情報のうち,JP1/Power Monitorの構成定義ファイルに指定するパラメーター「shutdown_time 強制終了猶予時間」の内容は,遠隔電源制御装置に引き継がれます。ただし,遠隔電源制御装置は「分」単位で切り上げて処理します。例えば,強制終了猶予時間を30秒と指定した場合,遠隔電源制御装置は強制終了猶予時間を「1分」へ切り上げて処理します。構成定義ファイルについての詳細は「14.2.1 構成定義ファイル」を参照してください。
- JP1/Power Monitorに設定した情報のうち,JP1/Power Monitorの構成定義ファイルに指定するパラメーター「power_on_idle_time 次回電源投入余裕時間」の内容は,JP1/Power Monitorでの自動運転に影響を与えます。遠隔電源制御装置の製品仕様を参照して,JP1/Power Monitorの定義を見直してください。構成定義ファイルについての詳細は,「14.2.1 構成定義ファイル」を参照してください。
(7) AIX標準のshutdownコマンドのシステムの再始動(-t)に対応しているホストの設定
AIX標準shutdownコマンドの-tオプションに対応しているホストをJP1/Power Monitorで自動的に起動・終了する場合に必要な設定手順および注意事項について次に説明します。
ホストの電源を制御するコマンドのサンプルファイルを,/usr/lib/jp1_aom/ディレクトリの下にコピーする。
- 次のファイルをコピーしてください。
- /usr/lib/jp1_aom/sample/pwon_com.model
- /usr/lib/jp1_aom/sample/pwread_com.model
- /usr/lib/jp1_aom/sample/alt_shutdown.model
- コピーしたファイルのファイル名から「.model」を削除する。
これで,各ファイルの設定が有効になります。
ホストの電源を制御するコマンドについては,「6.1.7 電源制御装置を制御するコマンドを作成する」を参照してください。
使用するホストによってシステムの再始動(-t)機能が制限される場合があります。システムの再始動(-t)機能に対応していないホストでは,正常に動作しません。詳細は製品のマニュアルを参照してください。
(8) 山洋電気社製の無停電電源制御装置をホストに接続する場合の設定
山洋電気社製の無停電電源制御装置を使ってホストを自動的に起動・終了する場合の設定手順および注意事項について次に説明します。
- 無停電電源装置をホストに接続する。
接続方法および環境設定方法については,電源制御装置のマニュアルを参照してください。
- SAN GUARD IV LiteまたはSANUPS SOFTWAREを必要に応じてシステムにインストールし,環境設定をする。
接続構成によってはSAN GUARD IV LiteまたはSANUPS SOFTWAREは不要です。詳細は山洋電気社にお問い合わせください。
- 山洋電気社が提供している電源制御コマンドをインストールする。
- 1.次の電源制御コマンドを/usr/lib/jp1_aom/ディレクトリの下にコピーする。
- 電源制御コマンド(sgctlcmd)
- alt_shutdownサンプルコマンドを,ファイル名alt_shutdownでコピーする
- pwon_comサンプルコマンドを,ファイル名pwon_comでコピーする
- pwread_comサンプルコマンドを,ファイル名pwread_comでコピーする
- 2.電源制御装置に応じて,/usr/lib/jp1_aom/alt_shutdownをエディターで編集する。
- 編集する必要がある情報は,山洋電気社のマニュアルを参照してください。
- これらの手順の詳細については,電源制御装置のマニュアル,SAN GURAD IV Liteのマニュアル,または電源制御コマンドのマニュアルを参照してください。
- SAN GUARD IV LiteまたはSANUPS SOFTWAREを電源制御装置とシリアル接続する場合は,電源制御装置側で「ネットワーク環境を使用する」設定にしてください。詳細は山洋電気社のマニュアルを参照してください。
- JP1/Power Monitorで指定した強制終了猶予時間は電源制御装置に引き継がれません。電源制御装置側の設定が有効になるため,強制終了猶予時間は電源制御装置側で設定しておいてください。
- JP1/Power Monitorから運用する場合,誤動作の原因となるため,SAN GUARD IV LiteまたはSANUPS SOFTWAREおよび電源制御装置側のスケジュール機能を使用しないでください。
(9) それ以外の電源制御装置の設定
上記以外の電源制御装置の設定方法については,各製品のマニュアルを参照してください。電源制御装置を制御するコマンドについては,「6.1.7 電源制御装置を制御するコマンドを作成する」を参照してください。電源制御装置を設定したあと,正常に制御できるかどうか,動作を確認してください。
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