画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編
日付や時刻を表すデータを入出力するオブジェクトです。キーボードなどからデータを入力します。また,APから渡される可変のデータを表示できます。
表示されている出力データを必要に応じて編集したり,日付や時刻を表記する形式(表示書式)を選んだりできます。また,入出力対象にする単位(年/月/日,時/分/秒)なども指定できます。
日付および時刻を入力するとき,出力するときおよび格納するときのデータの形式や,入出力の対象にする単位(年/月/日,時/分/秒)はドローで定義します。ドローで定義した入力形式を基に,キーボードから入力されたデータはチェックされ,出力形式(表示書式)を基に,APから渡されるデータは表示されます。また,データは格納形式に従ってAPに格納されます。日付および時刻の入力形式と格納形式の詳細については「付録A.9 表示属性の解説」の表A-10および表A-11を参照してください。
キーボードから入力した日付および時刻のデータをチェックします。なお,西暦下2桁(YY)の場合に「00」を指定すると,西暦2000年(うるう年)とみなされます。
元号 | 和暦年号の区切り | 区切りの年に該当する西暦 |
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明治 | 1年9月8日〜45年 7月29日 | 1912(明治45年) |
大正 | 1年7月30日〜15年12月24日 | 1926(大正15年) |
昭和 | 1年12月25日〜64年1月7日 | 1989(昭和64年) |
元号 | 和暦年号の区切り | 区切りの年に該当する西暦 |
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明治 | 1年9月8日〜45年 7月30日 | 1912(明治45年) |
大正 | 1年7月31日〜15年12月25日 | 1926(大正15年) |
昭和 | 1年12月26日〜64年1月7日 | 1989(昭和64年) |
元号 | 和暦年号の区切り | 区切りの年に該当する西暦 |
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明治 | 1年9月8日〜45年 7月30日 | 1912(明治45年) |
大正 | 1年7月30日〜15年12月25日 | 1926(大正15年) |
昭和 | 1年12月25日〜64年1月7日 | 1989(昭和64年) |
時刻を「HH」「MM」「SS」に分け,それぞれの数字に対し最小値から最大値の範囲でチェックします。「HH」「MM」「SS」がそれぞれ「0〜23」「0〜59」「0〜59」を超えている場合,入力エラーになります。
次に示す項目で,データを入力したあとのフォーカス・カーソルの遷移や,APへ制御を返すタイミングなどを定義します。
画面属性ダイアログの「イベント通知コード」設定の「動作」に「AP通知(確定)」を指定している場合,画面確定時に「入力必須」を指定したテキスト・フィールドの内容が入力されているかがチェックされます。ヘルプの表示など,一時的に入力を中断してAPに通知を返すときは,「AP通知(中断)」「AP通知(取消)」を使用して,「入力必須」を指定したテキスト・フィールドが未入力でもチェックされないようにできます。
デリミタ(/や−など)を除いた形式のデータをAPに渡します。和暦の場合は,先頭に元号を指定します。時刻の場合は,24時間表示で入力します。
下位項目を指定してデータを細分化できます。下位項目はデータ型が「文字(XX)」のときに設定できます。
入出力の日付・時刻は,表示属性をAP実行時に変更できます。表示属性の動的変更については「1.5.6 表示属性の動的変更」を参照してください。
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