画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編
メニューバーは,表示された画面に対する処理を選択するときに使用します。画面遷移やポップアップメニュー(手動)表示の契機としても使用できます。メニューバーは常に表示されているため,一般的に使用する機能(ファイル,編集など)を設定することをお勧めします。
メニューバーで表示できるメニューの種類を次の表に示します。
表2-6 メニューの種類
種類 | 内容 |
---|---|
メニューバー | ウィンドウ上のタイトルバーの下に表示されるメニュー。 1メニューバー上で最大24とおりの処理が選択できる。 |
プルダウンメニュー | メニューバーを選択すると表示されるメニュー。 メニューバーを選択したとき下位の処理選択があるとき(アクション→計算,印刷などアクションに対する処理が細分化するとき)に使用する。 1プルダウンメニュー上で最大24とおりの処理が選択できる。 |
カスケードメニュー | メニューの右端にカスケードメニュー表示用の記号(矢印ボタン)が表示されているプルダウンメニューを選択すると表示されるメニュー。 プルダウンメニューの処理内容がさらに細分化されるとき(印刷から印刷開始まで,書式設定,印刷取消など印刷に対する処理が細分化されるとき)に使用する。1カスケードメニュー上で最大24とおりの処理が選択できる。 |
選択する処理が多数あり処理単位でグループ分けができる場合は,プルダウンメニューやカスケードメニューを使用してメニューを階層化することをお勧めします。メニューを階層化することで,1ウィンドウ中で最大96とおりの処理が選択できます。
メニューは,マウス,またはキーボードで選択できます。キーボードで処理を選択する場合,アクセスキーとショートカットキーを指定しておきます。
各メニューを選択したときに指定できる動作を次に示します。
また,メニューを選択したときに複写,貼り付け,およびポップアップ表示を指定できます。複写と貼り付けの機能は画面間での動作のため,APに影響はありません。メニューの選択方法,および複写と貼り付け機能の操作の詳細については,「4.4 コピー&ペースト操作」を参照してください。ポップアップ表示は,ポップアップ(手動)付きの入出力テキストボックス(またはフィールドボックス内の入出力フィールド)を配置してある場合に有効となります。ポップアップの詳細については「2.4.10 ポップアップテキスト」を参照してください。
メニュー選択時にAPに通知コードを返す場合,メニューに対応したイベント通知コードが入力論理マップに格納されます。
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