帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR サーバ帳票出力

[目次][索引][前へ][次へ]

7.26.1 環境変数一覧

この項では,次項以降で説明する環境変数を用途別に一覧表で示します。それぞれの表の環境変数はアルファベット順で記載しています。

<この項の構成>
(1) EUR サーバ帳票出力機能の環境変数
(2) PDF形式ファイルに出力する場合に使用する環境変数
(3) PDF形式ファイルを暗号化して出力する場合に使用する環境変数
(4) Excel形式ファイルに出力する場合に使用する環境変数

(1) EUR サーバ帳票出力機能の環境変数

EUR サーバ帳票出力機能の環境変数を次に示します。

表7-41 EUR サーバ帳票出力機能の環境変数

環境変数 説明
EURPS_CODE128_PARAM CODE128バーコードのバーコード補正情報を指定します。
EURPS_CODE39_PARAM CODE39バーコードのバーコード補正情報を指定します。
EURPS_CSV_PRINT_PERIOD 小数点文字が設定されていない帳票ファイルをCSV形式ファイルに出力する場合,小数点文字を「.」で出力するかどうかを指定します。
EURPS_DBINFOPATH 接続情報ファイルのある場所を指定します。
EURPS_DISTINFOPATH 仕分け定義情報ファイルのある場所を指定します。
EURPS_DOCINFOPATH 文書情報設定ファイルのある場所を指定します。
EURPS_ENVFILE 環境設定ファイル名を指定します。
EURPS_FIXOPT データファイル(FIX形式)の区切り位置をバイトで区切るか,桁で区切るかを指定します。
EURPS_FONT_ROUNDDOWN 帳票印刷時に使用するフォントサイズについて,帳票設計時に指定された数値の小数部を切り捨てるかどうかを指定します。
EURPS_FONT_WIDTH_MODE 文字幅の計算方法を指定します。
EURPS_GAIJIFONT フォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_IMAGEPATH 画像ファイルのある場所を指定します。
EURPS_J84GA16 ※1※2 ゴシック体アンク8×16ドットのフォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_J84GA24 ※1※2 ゴシック体アンク12×24ドットのフォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_J84GA48 ※1 ゴシック体アンク24×48ドットのフォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_J84GA72 ※1 ゴシック体アンク36×72ドットのフォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_J84GA96 ※1 ゴシック体アンク48×96ドットのフォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_J84GK16 ※1※2 ゴシック体漢字16×16ドットのフォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_J84GK24 ※1※2 ゴシック体漢字24×24ドットのフォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_J84GK48 ※1 ゴシック体漢字48×48ドットのフォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_J84GK72 ※1 ゴシック体漢字72×72ドットのフォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_J84GK96 ※1 ゴシック体漢字96×96ドットのフォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_J84MA16 ※1※2 明朝体アンク8×16ドットのフォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_J84MA24 ※1※2 明朝体アンク12×24ドットのフォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_J84MA48 ※1 明朝体アンク24×48ドットのフォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_J84MA72 ※1 明朝体アンク36×72ドットのフォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_J84MA96 ※1 明朝体アンク48×96ドットのフォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_J84MK16 ※1※2 明朝体漢字16×16ドットのフォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_J84MK24 ※1※2 明朝体漢字24×24ドットのフォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_J84MK48 ※1 明朝体漢字48×48ドットのフォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_J84MK72 ※1 明朝体漢字72×72ドットのフォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_J84MK96 ※1 明朝体漢字96×96ドットのフォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_LOGFILELEVEL ログファイルへのメッセージ出力レベルを指定します。
EURPS_LOGFILEPATH ログファイルの出力先の場所を指定します。
EURPS_LOGSIZE ログファイルのファイルサイズを指定します。
EURPS_MAPDATAPATH マッピングデータ用のデータファイル,または可変記号値定義ファイルのある場所を指定します。
EURPS_MAX_SPOOL_PAGES 印刷ジョブの最大ページ数を指定します。
EURPS_MULTI_REPORTSETPATH 帳票セット指定ファイルのある場所を指定します。
EURPS_MULTIFORM_INFODEFPATH 複数様式情報定義ファイルのある場所を指定します。
EURPS_NOSKIP_OUTPUTSPACE LIPSIII,およびPostScript Level2対応プリンタへ出力する場合に,空白をスキップするかどうかを指定します。
EURPS_OUTPUTPATH ファイル出力の場所を指定します。
EURPS_PDL_EXGOTFONTPATH ゴシック体のEURフォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_PDL_EXMINFONTPATH 明朝体のEURフォントファイルのファイル名を指定します。
EURPS_PRINT 出力ページ情報ファイルを出力する場合に,帳票出力をするかどうかを指定します。
EURPS_PRINTERINFPATH プリンタ定義ファイルパスを指定します。
EURPS_QR_CELL_SIZE_D 生成されるQRコードのセルサイズをドット単位で指定します。
EURPS_QR_CELL_SIZE_M 生成されるQRコードのセルサイズを100分の1ミリメートル単位で指定します。
EURPS_QR_CORRECTION_LEVEL QRコードの訂正レベルを指定します。
EURPS_QR_VERSION 生成されるQRコードの最低のバージョンを指定します。
EURPS_REPLACEITEMCNTLPATH 置き換え表管理情報ファイルのある場所を指定します。
EURPS_REPLACEITEMPATH 置き換え表ファイルのある場所を指定します。
EURPS_REPORT_LOGERROR eurpsログを出力できなかった場合に,イベントログやsyslogにメッセージを出力するかどうかを指定します。
EURPS_REPORT_WARNING 警告要因を記録するかどうかを指定します。
EURPS_REPORTPATH 帳票ファイルのある場所を指定します。
EURPS_TESTPRINTFILE テスト印刷設定ファイル名を指定します。
EURPS_TMPPATH 一時ファイル出力先フォルダをフルパスで指定します。
EURPS_TRACE トレースファイルを出力するかどうかを指定します。
EURPS_TRACE_DRAWAPI 描画系APIのトレースファイルを出力するかどうかを指定します。
EURPS_USE_05_06_FONT_LANG フォントの半角全角判定を文字コードごとにするか,フォントごとにするどうかを指定します。
EURPS_USE_05_06_FONT_REPLACE 「フォント縦横比を補正する」が設定されていて,文字列アイテムのフォントがMSゴシックでない場合,バージョン05-06以前の動作にするかどうかを指定します。
EURPS_USERDATAPATH ユーザ定義データ用のデータファイル,または可変記号値定義ファイルのある場所を指定します。
注※1
ESC/P対応プリンタ出力用の環境変数です。
注※2
ESC/P対応プリンタに出力する場合は,必ず設定してください。

(2) PDF形式ファイルに出力する場合に使用する環境変数

PDF形式ファイルに出力する場合の環境変数を次に示します。

表7-42  PDF形式ファイルに出力する場合の環境変数

環境変数 説明
EURPS_BOOKMARKPATH 文書しおり定義ファイル,およびしおり定義ファイルのある場所を指定します。
EURPS_OUTPUTPDF_VER 出力するPDF形式ファイルのバージョンを指定します。
EURPS_PDF_IMAGE_OPTIMIZEMEM 複数の画像アイテムを貼り付けた帳票,または複数のバーコードアイテムを貼り付けた帳票をPDF形式ファイルに出力する場合,メモリリソースを最適化するかどうかを指定します。
EURPS_PDF_OUTPUT PDF形式ファイルを印刷する場合,ファイルサイズと印刷スピードのどちらを優先するかを指定します。
EURPS_PDF_SAMEIMAGE 同一の画像アイテムを複数貼り付けた帳票をPDF形式ファイルに出力する場合,ファイルサイズを最適化するかどうかを指定します。
EURPS_SCRIPTCNTLFILEPATH Acrobat JavaScript定義ファイルのある場所を指定します。
EURPS_SCRIPTFILEPATH Acrobat JavaScriptファイルのある場所を指定します。
EURPS_SKIP_OUTPUTSPACE PDF形式ファイルへ出力する場合に,空白をスキップするかどうかを指定します。
EURPS_TINTINFOPATH 透かし情報ファイルのある場所を指定します。
EURPS_VIEWERPREFERENCEFILEPATH ビューアプレファレンス定義ファイルのある場所を指定します。

(3) PDF形式ファイルを暗号化して出力する場合に使用する環境変数

PDF形式ファイルを暗号化して出力する場合の環境変数を次に示します。

表7-43  PDF形式ファイルを暗号化して出力する場合の環境変数

環境変数 説明
EURPS_CRYPTOFILEPATH PDF形式ファイルを暗号化出力したり,暗号化仕分け出力したりする場合,暗号化設定ファイルのある場所を指定します。

(4) Excel形式ファイルに出力する場合に使用する環境変数

Excel形式ファイルに出力する場合の環境変数を次に示します。

表7-44 Excel形式ファイルに出力する場合の環境変数

環境変数 説明
EURPS_EXCELLOGFILELEVEL Excel形式ファイルへ出力する場合に,ログファイルへのメッセージ出力レベルを指定します。
EURPS_EXCELTMPPATH Excel形式ファイルへ出力する場合の,一時フォルダの場所を指定します。