帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR サーバ帳票出力

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7.26.33 EURPS_CODE39_PARAM

CODE39バーコードのバーコード補正情報を指定します。次に示す形式で指定します。

type〔,〔エレメント幅比〕,〔Param〕〕
type
エレメント幅の求め方を指定します。
指定値 説明
0 細エレメントのサイズから計算された1文字の幅から,細エレメント,太エレメントを計算します。
計算の結果発生したずれはすべてキャラクタ間ギャップに追加されるため,サイズは自由に調整できます。
1 細エレメントのサイズをドット単位に変換した値と,細エレメント,太エレメント,キャラクタ間ギャップの比から,各バーの太さを計算します。
各バーの太さはドットで計算されるため,サイズの調整は段階的になります。
2 1を指定した場合の計算方法に加えて,バーコードの線の太さを補正します。
省略した場合,または0〜2以外の値を指定した場合は,「0」が仮定されます。
エレメント幅比
細エレメント,太エレメント,およびキャラクタ間ギャップの比率を指定します。次に示す形式で指定します。
  
細エレメント:太エレメント:キャラクタ間ギャップ
  
細エレメントには,1以上の値を指定してください。
太エレメントには,細エレメントの2.0〜3.0倍の値を指定してください。
キャラクタ間ギャップには,細エレメントの値以上の値を指定してください。
エレメント幅比を正しく指定していない場合,エレメント幅はtypeに0が指定されたときの方法で計算されます。
Param
typeに2を指定した場合,バーコードの線の太さを細く補正する幅をミリメートル単位で指定します。指定した値をドット単位に変換して四捨五入した値が補正されます。計算されたドット数の分だけ黒バーが細く,白バーが太くなります。
バーコードの線の太さは,補正するドット数の計算結果が1以上の場合に補正されます。
解像度300dpiの場合,補正するドット数の計算結果を次に示します。

表7-56 解像度300dpiの場合に補正するドット数

Paramに指定する値(ミリメートル) 補正するドット数(ドット)
0.04 0.972441
0.041 0.984252
0.042 0.996063
0.043 1.007874
0.044 1.019685
0.045 1.031496
0.046 1.043307
解像度600dpiの場合,補正するドット数の計算結果を次に示します。

表7-57 解像度600dpiの場合に補正するドット数

Paramに指定する値(ミリメートル) 補正するドット数(ドット)
0.02 0.972441
0.021 0.996063
0.022 1.019685
0.023 1.043307
0.024 1.066929
0.025 1.090551
0.026 1.114173
Paramには1モジュール以上のドット数の幅は指定できません。Paramに指定した値が1モジュール以上のドット数になる場合は,1ドットが指定されます。
typeに2を指定しても,Paramを指定していない場合,エレメント幅はtypeに1が指定されたときの方法で計算されます。エレメント幅比を正しく指定していない場合,エレメント幅はtypeに0が指定されたときの方法で計算されます。

EURPS_CODE39_PARAMは,バージョン05-06以降で指定できます。05-05以前のバージョンでは,自動的にtypeに0が指定された場合と同じ計算方法でエレメント幅が決定します。

注意
CODE39バーコードのバーコード補正情報は,環境変数のほかに,プリンタ定義ファイルでも指定できます。環境変数とプリンタ定義ファイルのどちらも指定された場合は,プリンタ定義ファイルの内容が優先されます。