ログファイル（eurps.logおよびEPS-XLSXログ）の出力先フォルダを指定します。出力先フォルダは，フルパスで指定してください。

環境変数EURPS_LOGFILEPATHに設定されているフォルダがない場合は，指定した出力先フォルダが自動的に作成されます。

出力先フォルダの作成については，「8.6.1　コマンド実行時にeurpsログの出力先フォルダを作成する機能」を参照してください。

環境変数EURPS_LOGFILEPATHが設定されていない場合は，次に示す順にファイルを検索します。

• Windows環境の場合
  
  • EUR Developer，EUR Print Service，またはEUR Print Service Enterpriseのインストール時に，［ログ出力先の指定］ダイアログに指定されたフォルダ
    デフォルトは「C:\eurpslog」です。
    
  • MS-DOS環境の環境変数TMPで指定されたディレクトリ
• UNIX／Linux環境の場合
  
  • /var/opt/eurpsディレクトリ

環境変数EURPS_LOGFILEPATHと環境設定ファイル（Windows環境の場合はEURPS_ENV，UNIX／Linux環境の場合はeurps_env）中の変数EURPS_LOGFILEPATHを同時に設定した場合は，環境変数の値が優先されます。

Windows環境の場合は，環境変数EURPS_LOGFILEPATHを設定したあとは，次の事項を確認してください。

• 指定した出力先フォルダに，実行，および書き込み権限があるかどうかを確認
  出力先フォルダには，書き込み権限を与えてください。
  
• 指定した出力先フォルダに既存のログファイルがある場合，そのログファイルに書き込み権限があるかどうかを確認
  既存のログファイルに上書きする場合は，書き込み権限を与えてください。