帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR サーバ帳票出力

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7.26.11 EURPS_REPORT_WARNING

警告要因を記録するかどうかを指定します。

EUR サーバ帳票出力機能では,コマンドを実行した時に警告要因があっても,終了コード4を返してコマンドは正しく終了し,帳票出力も正常に行われます。そのため,環境変数EURPS_REPORT_WARNINGは,警告要因を知らせる必要がある場合だけ,終了コード4を返すように設定できます。終了コードについては,「3.5 eurpsコマンド実行時の終了コード」,「4.7.1 Err.Numberプロパティ」,または「5.9.1 getErrorCodeメソッド」を参照してください。

環境変数の設定値は,すべて半角英大文字で指定してください。

表7-46  EURPS_REPORT_WARNINGの設定値

環境変数の設定値 警告発生時の状況
YES 警告要因がある場合,終了コード4を返して終了します(デフォルト)。終了コード4を返すことで,何らかのエラー要因があったことを示します。
NO 警告要因があっても,終了コード0を返して終了します。

「YES」,「NO」以外の値を指定した場合は,「YES」が仮定されます。

環境変数EURPS_REPORT_WARNINGと環境設定ファイル(Windows環境の場合はEURPS_ENV,UNIX/Linux環境の場合はeurps_env)中の変数EURPS_REPORT_WARNINGを同時に設定した場合は,環境変数の値が優先されます。

なお,環境変数EURPS_REPORT_WARNINGの設定は,プリンタに出力する場合,およびPDF形式ファイルへ出力する場合に効果があります。EUR形式ファイルへ出力する場合は,環境変数EURPS_REPORT_WARNINGに「YES」を指定しても,終了コード0を返して終了します。