Bibliotheca21 Version 2 Standard

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2.3 収集環境定義ウィザードの機能

この節では,Bibliotheca21の収集環境定義ウィザードの機能について説明します。

収集環境定義ウィザードでは,次の操作をサポートします。

文書の収集
次の収集を実行できます。
  • 新規収集
    収集先に対して新規収集を実行できます。また,新規収集を実行済みの収集先に対して,再度,新規収集を実行することもできます。
  • 差分収集
    収集先に対して差分収集を実行できます。差分収集は,Windowsのatコマンドを利用して定期的に自動実行できます。収集環境定義ウィザードでは,atコマンドによる差分収集の実行時刻や実行間隔などを設定できます。収集環境定義ウィザードでの設定が終わると,atコマンドの実行に必要なスクリプトが生成されます。生成されたスクリプトを実行すると,atコマンドによって差分収集がスケジューリングされます。なお,差分収集の実行時刻や実行間隔などは変更できます。
なお,収集環境定義ウィザードでの文書の収集方法については,「5.1 収集環境の作成および文書の収集」を参照してください。また,収集先に対して,再度新規収集を実行する場合,および差分収集の実行時刻や実行間隔などを変更する場合の収集環境定義ウィザードでの操作方法については,「5.3 収集環境の参照と編集」を参照してください。

収集環境の作成・削除
Bibliotheca21で文書を収集するには,収集先の単位で収集環境を作成し,収集先に関する情報をBibliotheca21で管理する必要があります。収集環境定義ウィザードでは,作成先などを指定して収集環境を作成できます。また,作成した収集環境を削除することもできます。
なお,収集環境定義ウィザードでの収集環境の作成方法については,「5.1 収集環境の作成および文書の収集」を参照してください。また,収集環境定義ウィザードでの収集環境の削除方法については,「5.2 収集環境または文書の削除」を参照してください。

収集環境の参照・編集
収集環境を作成する際に設定した情報を参照できます。また,必要に応じて設定情報を編集できます。
なお,収集環境定義ウィザードでの収集環境の設定情報の参照と編集方法については,「5.3 収集環境の参照と編集」を参照してください。