この節では,収集環境の設定情報を参照,または編集する方法について説明します。
収集環境の設定情報の参照および編集は,収集環境定義ウィザードで実行します。また,このとき収集環境定義ウィザードでは,参照中の収集環境の収集先に対して新規収集を実行したり,差分収集の実行時刻や実行間隔を変更したりできます。
収集環境の設定情報を参照または編集する操作手順を次に示します。
- AdministratorsグループのユーザでWindowsにログインします。
- 「スタート」メニューから「プログラム」−「Bibliotheca21 Standard」−「環境定義」を選択します。
「Bibliotheca21 環境定義」画面が表示されます。
- 収集環境の一覧が表示されます。
- デフォルトのプログラムフォルダ名を使用しているときは,「Bibliotheca21 Standard」から「環境定義」を選択してください。
- プログラムフォルダ名を変更している場合,任意のプログラムフォルダから「環境定義」を選択してください。
- 参照または編集する収集環境の名前を選択して,[編集]ボタンをクリックします。
「定義ウィザード(1/2)収集環境の詳細設定」画面が表示されます。
- 収集環境の設定情報が参照でき,「収集先」および「詳細情報」の設定を編集できます。
- 「Bibliotheca21 環境定義」画面に戻る場合は,[キャンセル]ボタンをクリックしてください。なお,設定情報を編集したあとに[キャンセル]ボタンをクリックした場合,編集した情報は無効になります。
- 必要に応じて設定情報を編集して,[次へ]ボタンをクリックします。
「定義ウィザード(2/2)新規収集及びスクリプト生成」画面が表示されます。
- 必要に応じて,「新規収集」または「スクリプト生成」のチェックボックスをチェックします。
- 注意
- 収集環境の設定情報で次に示すエントリ以外を編集した場合,収集先とデータベースの文書の整合性を確保するために新規収集を実行する必要があります。
- 収集環境がWWWの場合に対象外となるエントリ
- プロキシサーバからの問い合わせ情報
- プロキシサーバに認証されるユーザのパスワード
- ダウンロード間隔
- 収集環境がNTFSの場合に対象外となるエントリ
- 収集環境がNotesの場合に対象外となるエントリ
- 収集環境がRDBの場合に対象外となるエントリ
-
- なお,システム環境定義コマンド(BIBSetSystemenvコマンド)の-sと-uオプションを再設定した場合,収集先種別がNotesの収集環境すべてに対して,新規収集が必要となります。
- また,収集環境がWWWの場合「被リンク数による順位付け」を編集したときは,文書拡張情報の登録コマンド(BIBextendDocコマンド)を実行する必要があります。
- 収集環境の設定情報の参照,または編集が終了したら[完了]ボタンをクリックします。
「Bibliotheca21 環境定義」画面が表示されます。
- 収集環境の設定情報を編集した場合,設定情報が更新されます。
- 「新規収集」を選択した場合,収集先に対して新規収集が開始されます。
- 「スクリプト生成」を選択した場合,指定した出力先ディレクトリにatcmd.batおよびscript.batが出力されます。
- 差分収集の実行時刻,または実行間隔を変更した場合,変更後のatcmd.batを実行する前に,登録済みのジョブを削除する必要があります。なお,ジョブの削除方法については,「付録D.3 ジョブの削除方法」を参照してください。
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