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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 UAP開発ガイド


16.11 接続情報設定/取得インタフェース

JDBCドライバで提供する,JdbhDataSource,JdbhConnectionPoolDataSource,及びJdbhXADataSourceの各クラスでは,JDBC2.0 Optional Package規格で定められたメソッドのほかに,DB接続に必要となる接続情報設定/取得用のメソッドを提供します。

接続情報設定/取得メソッドの一覧を次の表に示します。

表16‒18 接続情報設定/取得メソッドの一覧

メソッド

機能

setDescription

接続するDBに必要な接続付加情報を設定します。

getDescription

接続するDBに必要な接続付加情報を取得します。

setDBHostName

接続するHiRDBのホスト名を設定します。

getDBHostName

接続するHiRDBのホスト名を取得します。

setEncodeLang

指定したエンコード文字コードを使用し,データ変換をします。

getEncodeLang

データ変換で使用するエンコード文字を返却します。

setUser

認可識別子を設定します。

getUser

認可識別子を取得します。

setPassword

パスワードを設定します。

getPassword

パスワードを取得します。

setXAOpenString

XA_OPEN文字列を設定します。

getXAOpenString

XA_OPEN文字列を取得します。

setXACloseString

XA_CLOSE文字列を設定します。

getXACloseString

XA_CLOSE文字列を取得します。

setRMID

リソースマネジャの識別子を設定します。

getRMID

リソースマネジャの識別子を取得します。

setXAThreadMode

XA使用時のスレッドモードを設定します。

getXAThreadMode

XA使用時のスレッドモードを取得します。

setCommit_Behavior

カーソルがCOMMITをわたって有効かどうかを設定します。

getCommit_Behavior

カーソルがCOMMITをわたって有効かどうかを取得します。

setBlockUpdate

複数のパラメタセットを,一度に処理するかどうかを指定します。

getBlockUpdate

複数のパラメタセットを,一度に処理するかどうかを取得します。

setLONGVARBINARY_Access

LONGVARBINARY(列属性がBLOB又はBINARY)のデータベースのアクセス方法を指定します。

getLONGVARBINARY_Access

LONGVARBINARY(列属性がBLOB又はBINARY)のデータベースのアクセス方法を取得します。

setSQLInNum

実行するSQLの入力/入出力?パラメタの最大数を指定します。

getSQLInNum

setSQLInNumで設定した,実行するSQLの入力,又は入出力?パラメタの最大数を取得します。

setSQLOutNum

実行するSQLの検索項目,又は出力若しくは入出力?パラメタの最大数を指定します。

getSQLOutNum

setSQLOutNumで設定した,実行するSQLの検索項目,又は出力若しくは入出力?パラメタの最大数を取得します。

setSQLWarningLevel

SQL実行時に発生した警告保持レベルを指定します。

getSQLWarningLevel

setSQLWarningLevelで指定した警告保持レベルを取得します。

setClear_Env

DB接続時にOSの環境変数として設定したHiRDBのクライアント環境定義を無効にするかどうかを指定します。

getClear_Env

setClear_Envで設定した環境変数無効指定を取得します。

注※

JdbhXADataSourceクラスでだけ提供されるメソッドです。

〈この節の構成〉