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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム運用ガイド(Windows(R)用)


26.12.7 運用上の注意事項

〈この項の構成〉

(1) 運用コマンド実行時の制限

  • HiRDBの停止中に運用コマンドを実行する場合は,実行系と待機系の両方のHiRDBが終了している必要があります。ただし,pdstartコマンドを除きます。

  • スタンバイレス型系切り替え機能の場合は,HiRDBの稼働中に待機系HiRDBで実行できる運用コマンドはありません。スタンバイ型系切り替え機能の場合は,「スタンバイ型系切り替え機能での運用コマンド実行時の制限」を参照してください。

(2) スタンバイ型系切り替え機能での運用コマンド実行時の制限

通常は,待機系HiRDBで運用コマンドを実行しないでください。ただし,待機系HiRDBを開始するためのpdstartコマンド,及び実行系HiRDBが異常終了し回復できない場合に実行する次のコマンドは除きます。

  • 共有ディスク上のHiRDBファイルシステムを対象とする運用コマンド

  • システムログファイル,シンクポイントダンプファイル,ステータスファイルを対象とする運用コマンド

なお,待機系HiRDBで上記の運用コマンドを実行する場合は,次に示す運用が必要になります。

  • 実行系と待機系の両方のHiRDBを終了させる必要があります。pdls -d ustコマンドを実行し,実行系と待機系のHiRDBが終了していることを確認してください。

  • OS,又はクラスタソフトウェアのコマンドで,運用コマンドの対象とする共有ディスクを待機系で活性化してから,運用コマンドを実行してください。

  • IPアドレスを引き継ぐ系切り替え構成の場合,OS,又はクラスタソフトウェアのコマンドで,運用コマンドを実行するユニットのIPアドレスを待機系で活性化してから,運用コマンドを実行してください。

(3) 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能での運用コマンド実行時の制限

OTHER用グローバルバッファを定義している環境で次に示す運用を行った場合,システムマネジャのあるユニットからpdstop -uコマンドでのユニットの単独正常終了をしないでください。システムマネジャのあるユニットからpdstopコマンドでHiRDBシステムを終了させるか,システム構成変更コマンド(pdchgconfコマンド)で追加用RDエリアにグローバルバッファを割り当てた後,ユニットを終了させてください。OTHER用グローバルバッファについては,「グローバルバッファの定義(影響分散スタンバイレス型系切り替え機能限定)」を参照してください。

  • 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能の適用ユニットで,データベース構成変更ユティリティ(pdmod)のcreate rdarea文でglobalbufferオペランドを省略し,OTHER用グローバルバッファのバッファ長より大きなページ長のRDエリアを追加します。

(4) HiRDBシステム定義の変更及びHiRDBの構成変更時の注意事項

HiRDBのシステム定義の変更及びHiRDBの構成変更をする場合,クラスタソフトウェアのコマンドでHiRDBを終了しないでください。pdstopコマンドでHiRDBだけを正常終了して,HiRDBシステム定義の変更又はHiRDBの構成変更をしてください。その後,pdstartコマンドでHiRDBだけを正常開始してください。

(5) 共有ディスク上に作成したHiRDBファイルにアクセスできないときの対処方法

クラスタソフトウェアの制御によってHiRDB停止中は,両方の系から共有ディスク上に作成したHiRDBファイルを操作できなくなることがあります。この場合,OSのコマンドでディスクを活性化する必要があります。

(6) Hitachi HA Toolkit Extension使用時の注意事項

Hitachi HA Toolkit Extensionでは待機系ユニットは実行系ユニットの開始を待ち合わせません。このため,待機系ユニットが開始していない実行系ユニットにコマンドを発行した場合,エラーとなって待機系ユニットがアボート(Phi1012)することがあります。したがって,待機系ユニットは実行系ユニットの開始完了を待ってから開始してください。実行系ユニットの開始完了を待たないで,待機系ユニットを開始すると待機系ユニットがアボート(Phi1012)することがあります。

(7) UAPに関する注意事項

  • PDFESHOSTオペランドに指定しているフロントエンドサーバのユニットが系切り替え中の場合,そのUAPはHiRDBに接続(CONNECT)できません。

  • 系切り替えが発生した場合,クライアントとの接続が終了してデータベースの状態はトランザクションを開始する前の状態に戻ります。必要に応じて処理を再実行してください。



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