7.1.1 指定できるオプション
DBPARTNER2では,次に示すオプションが設定できます。
(1) 抽出に関するオプション
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抽出時間の上限の設定
あらかじめ,データを抽出する時間の上限を設定できます。
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データ確認の使用
実際にデータを抽出する前に,抽出するデータをメモ帳(Notepad. exe)などに表示させて確認できます。
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転送先ファイルの設定
抽出したデータを転送するファイルを設定します。
(2) 表示に関するオプション
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手順ファイル実行時の[実行値入力]ダイアログボックスの表示
可変記号を設定した手順ファイル実行時に,可変記号に対する実行値を入力する場合に設定します。このオプションを設定しないと,可変記号の設定時に設定した初期値で実行されます。
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可変記号のソート設定
[実行値入力]ダイアログボックスの可変記号をソートして表示する場合に設定します。
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手順ファイル一覧表示時のファイル情報の表示
手順ファイルの一覧にファイル情報(コメント)を表示する場合に設定します。
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転送先ファイルの上書きメッセージを表示
抽出データを抽出データ格納ファイルに転送するときに,上書きメッセージを表示するかどうかを設定できます。
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集合関数を指定した項目名の見出し表示
集合関数を指定した場合に抽出結果に表示する列名を,列見出しを使って表示するときに設定します。
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インデクス情報を表示
列がインデクスとして定義されているかどうかを表示する場合に設定します。
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表一覧情報の表示方法
抽出する表を選択するときに,表一覧情報に表示する方法を設定できます。
(4) [オプション設定]ダイアログボックス
オプションの設定で使う[オプション設定]ダイアログボックスを次に示します。
ここでは,[抽出]タブを選んだときの表示例で示します。
- タイトルバー
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「オプション設定」と表示されます。
- [抽出]タブ
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抽出に関するオプションが表示されます。
- [表示]タブ
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表示に関するオプションが設定されます。
- [見出し辞書]タブ
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見出し辞書に関するオプションが設定されます。
- [OK]ボタン
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設定したオプションを確定します。
- [キャンセル]ボタン
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オプションの設定を取り消します。
- [ヘルプ(H)]ボタン
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ヘルプウィンドウを表示します。
(5) 操作
オプションを設定する操作を図7-1に示します。
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[DBPARTNER2]ウィンドウの[ツール(X)]−[オプション(O)...]メニューを選びます。
[オプション設定]ダイアログボックスが表示されます。
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各オプションを設定します。
次のオプションが設定できます。
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抽出時間の上限の設定
参照:「7.1.2 抽出時間の上限の設定」
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手順ファイル実行時の実行値入力画面の表示
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データの確認
参照:「7.1.4 抽出データの確認」
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見出し辞書の使用
参照:「7.1.5 見出し辞書の指定」
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表一覧情報の表示方法
参照:「7.1.6 表一覧情報の表示方法」
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手順ファイルの一覧にファイル情報を表示
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転送先ファイルの上書きメッセージの表示
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インデクス情報の表示
参照:「7.1.9 インデクス情報の表示」
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集合関数を指定した項目名の見出し表示
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転送先ファイルの設定
参照:「7.1.11 転送先ファイルの設定」
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可変記号のソート設定
参照:「7.1.12 可変記号のソート設定」
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設定後,[OK]ボタンをクリックします。
[DBPARTNER2]ウィンドウに戻ります。
(6) 注意
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DBPARTNER2の終了時オプションの設定内容が,再起動時も引き継がれます。
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表定義で表見出し及び列見出しを定義すると,自動的に見出し辞書に登録されます。また,定義した表見出し及び列見出しを編集又は削除した場合も同様です。