Hitachi

DBPARTNER2 Client 操作ガイド


7.1.2 抽出時間の上限の設定

抽出するデータが多く,サーバを占有する時間が長くなるとサーバへの負荷が大きくなります。このようなサーバへの負荷を少なくしたい場合や運用に応じた稼働条件を設定したい場合に,抽出時間の上限を設定します。

抽出時間は,データの抽出を開始してからカウントされます。[DBPARTNER2]ウィンドウで件数表示を設定している場合は,[件数表示]ダイアログボックスが表示されて,そこで[OK]ボタンをクリックしてからの時間がカウントされます。サーバからデータを抽出中に中断した場合,中断している間の時間はカウントされません。

オプションを設定後,[抽出]メニューでデータを抽出する操作をしてください。

サーバからデータの抽出中に設定した時間を超えると,メッセージのダイアログボックスが表示されて,データの抽出が中断されます。転送先がファイルの場合,それまでに抽出されたデータは,転送されます。

〈この項の構成〉

(1) 操作

[オプション設定]ダイアログボックスの[抽出]タブをクリックして,[抽出時間の上限]の[設定する]オプションボタンをオンにします。そして,上限とする時間を設定します。キーボードから入力する場合は,1〜999の範囲で指定してください。

(2) 注意

抽出時間の上限の時間を超えると,データの抽出は中断されますが,タイミングによっては,設定した時間と実際に中断される時間がずれることがあります。