JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 設計・構築ガイド
![[目次]](FIGURE/CONTENT.GIF)
![[用語]](FIGURE/GLOSS.GIF)
![[索引]](FIGURE/INDEX.GIF)
![[前へ]](FIGURE/FRONT.GIF)
新規インストールの場合のインストール手順を次に示します。
- BSMおよびBSM PlusをインストールするマシンにOSのAdministrators権限を持つユーザでログインする
- BSMのインストールCD-ROMをセットする
- 「<CD-ROMドライブ>:\Disk1\setup.exe」または「<CD-ROMドライブ>:\BSM\Disk1\setup.exe」を実行する
表示されるダイアログボックスの指示に従ってインストールを進めます。
- [ユーザ情報]画面でユーザ情報を入力する
BSMおよびBSM Plusを使用するユーザの名前と会社名を指定します。デフォルトではOSに登録されているユーザ情報が表示されます。
- 名前
- BSMおよびBSM Plusを使用するユーザの名前を0〜50文字※で指定します。
- 会社名
- BSMおよびBSM Plusを使用するユーザの会社名を0〜80文字※で指定します。
- 注※
- 全角文字も半角文字も1文字として認識されます。
- [インストール先のフォルダ]画面でインストールするフォルダを選択する
インストール先フォルダを変更したい場合は,[変更]ボタンをクリックします。
[インストール先フォルダの変更]画面が表示されるので,インストール先フォルダを変更し,[OK]ボタンをクリックします。
- 注意
- ・BSMおよびBSM Plusをインストールするマシンに,すでにAgentがインストールされている場合は,インストール先フォルダを変更できません。
- ・インストール先フォルダを変更した場合,[インストール先のフォルダ]画面に表示されるフォルダは,次のようになります。
- <[インストール先フォルダの変更]画面で選択したフォルダ>\Server Manager\
- BSMおよびBSM Plusはこのフォルダにインストールされます。
- [運用方法の選択]画面が表示された場合,クラスタ構成を使用するか使用しないかを選択する
システムにMSCSまたはフェールオーバークラスタがインストールされている場合,[運用方法の選択]画面が表示されます。デフォルトでは[使用しない]が選択されています。
![[図データ]](FIGURE/SM038010.GIF)
[使用する]を選択した場合,手順7に進みます。
[使用しない]を選択した場合,手順9に進みます。
- [クラスタ構成の選択]画面で,実行系サーバとしてインストールするか,待機系サーバとしてインストールするかを選択する
デフォルトでは[実行系(アクティブ系)サーバとしてインストールする]が選択されています。
![[図データ]](FIGURE/SM090800.GIF)
[実行系(アクティブ系)サーバとしてインストールする]を選択した場合,手順8に進みます。
[待機系(パッシブ系)サーバとしてインストールする]を選択した場合,手順9に進みます。
- [共有データフォルダの指定]画面で,共有データの格納先を選択する
デフォルトでは何も指定されていないため,[変更]ボタンをクリックして共有データの格納先を指定します。必ず,共有ディスク上のフォルダを選択してください。
共有データは,次のフォルダに格納されます。
<[インストール先フォルダの変更]画面で選択したフォルダ>\ServerConductor\Server Manager\
![[図データ]](FIGURE/SM090900.GIF)
- [カスタムセットアップ]画面でインストールするサービスを選択する
BSMおよびBSM Plusが提供するサービスを選択してインストールします。BSM Plusの機能を使用する場合は,[Blade Server Manager Plus]または[マネージャサービス追加機能]を選択します。
デフォルトでは[コンソールサービス]および[マネージャサービス]が選択されています。
![[図データ]](FIGURE/SM035500.GIF)
インストールするサービスはシステム構成や使用する機能に応じて選択してください。システム構成ごと,または使用する機能ごとに必要なサービスについては,「3. システム構成例」を参照してください。
前提製品や前提となるJP1/ServerConductorのサービスがインストールされていないとインストールできないサービスがあります。インストール時のサービスの依存関係については,「4.2.2 サービスの依存関係」を参照してください。
- クラスタ構成での注意
- マネージャサービス以外のサービスは,クラスタシステムでの運用に対応していません。管理サーバにマネージャサービス以外のサービスをインストールする場合は,実行系サーバと待機系サーバで,インストールするサービスの種類およびバージョンを同じにしてください。
- [カスタムセットアップ]画面で[Blade Server Manager Plus]または[マネージャサービス追加機能]を選択した場合,[ライセンスキー]画面でライセンスキーを入力する
![[図データ]](FIGURE/SM035600.GIF)
- [インストール]ボタンをクリックする
インストールが開始されます。
インストールの最後に,環境設定ユティリティが自動起動されます。
- インストールしたサービスの環境を設定する
[カスタムセットアップ]画面で選択したサービスに合わせて,必要な設定をしてください。
![[図データ]](FIGURE/SM036700.GIF)
JP1/ServerConductorの各サービスを利用するのに最低限必要な設定については,「4.5 JP1/ServerConductorの環境設定(Windowsの場合)」を参照してください。
- 各サービスの環境を設定したら,[OK]ボタンをクリックする
環境設定ユティリティが終了し,[セットアップ完了]画面が表示されます。
- [セットアップ完了]画面で[完了]ボタンをクリックする
マシンの再起動を促すメッセージが表示されたら,メッセージに従ってマシンを再起動してください。
なお,インストールが完了したあと,環境設定ユティリティを起動して,設定することもできます。環境設定ユティリティの起動方法については,「4.5.1 環境設定ユティリティの起動」を参照してください。また,環境設定ユティリティで設定できる項目については,「付録B 環境設定ユティリティの設定項目一覧」を参照してください。
バージョンはそのままで,インストールするサービスの種類を変更する場合は,次のどちらかの方法で変更できます。
- BSMのインストールCD-ROMに格納されている「<CD-ROMドライブ>:\Disk1\setup.exe」または「<CD-ROMドライブ>:\BSM\Disk1\setup.exe」を実行し,[プログラムの保守]画面で[変更]ラジオボタンをONにする
- Windowsの[コントロールパネル]−[プログラムの追加と削除]で[JP1/ServerConductor/Blade Server Manager]を選択し[変更]ボタンをクリックする
ここでは,インストールCD-ROMを使用する場合の変更インストール手順を示します。
Windowsの[コントロールパネル]−[プログラムの追加と削除]で[変更]ボタンをクリックすると,[プログラムの保守]画面が表示されます。これ以降の手順は,手順4以降と同じになります。
- 注意
- 変更インストールが有効になるのは,BSMおよびBSM Plusのバージョンが08-21以降の場合です。
- インストールされているサービスの種類を変更するマシンにOSのAdministrators権限を持つユーザでログインする
- BSMのインストールCD-ROMをセットする
- 「<CD-ROMドライブ>:\Disk1\setup.exe」または「<CD-ROMドライブ>:\BSM\Disk1\setup.exe」を実行する
表示されるダイアログボックスの指示に従ってインストールを進めます。
- [プログラムの保守]画面で[変更]ラジオボタンをONにする
![[図データ]](FIGURE/SM035800.GIF)
- [運用方法の選択]画面が表示された場合,クラスタ構成を使用するか使用しないかを選択する
システムにMSCSまたはフェールオーバークラスタがインストールされている場合,[運用方法の選択]画面が表示されます。デフォルトでは[使用しない]が選択されています。
![[図データ]](FIGURE/SM038010.GIF)
[使用する]を選択した場合,手順6に進みます。
[使用しない]を選択した場合,手順8に進みます。
- [クラスタ構成の選択]画面で,実行系サーバとしてインストールするか,待機系サーバとしてインストールするかを選択する
デフォルトでは[実行系(アクティブ系)サーバとしてインストールする]が選択されています。
![[図データ]](FIGURE/SM090800.GIF)
[実行系(アクティブ系)サーバとしてインストールする]を選択した場合,手順7に進みます。
[待機系(パッシブ系)サーバとしてインストールする]を選択した場合,手順8に進みます。
- [共有データフォルダの指定]画面で,共有データの格納先を選択する
共有データフォルダの変更が不要な場合は,設定を変更しないで[次へ]を選択してください。
- [カスタムセットアップ]画面でインストールの有無を変更するサービスを選択する
デフォルトではインストール済みのサービスが選択されています。サービスを追加する場合は,追加するサービスを選択してください。
インストールされているサービスを削除する場合は,そのサービスのアイコンをクリックして,
の状態にしてください。
![[図データ]](FIGURE/SM035900.GIF)
前提製品や前提となるJP1/ServerConductorのサービスがインストールされていないとインストールできないサービスがあります。インストール時のサービスの依存関係については,「4.2.2 サービスの依存関係」を参照してください。
- クラスタ構成での注意
- マネージャサービス以外のサービスは,クラスタシステムでの運用に対応していません。管理サーバにマネージャサービス以外のサービスをインストールする場合は,実行系サーバと待機系サーバで,インストールするサービスの種類およびバージョンを同じにしてください。
- [カスタムセットアップ]画面で[Blade Server Manager Plus]または[マネージャサービス追加機能]を選択した場合,[ライセンスキー]画面でライセンスキーを入力する
![[図データ]](FIGURE/SM036000.GIF)
- [インストール]ボタンをクリックする
インストールが開始されます。
インストールの最後に,環境設定ユティリティが自動起動されます。
- インストールしたサービスの環境を設定する
[カスタムセットアップ]画面で選択したサービスに合わせて,必要な設定をしてください。
JP1/ServerConductorの各サービスを利用するのに最低限必要な設定については,「4.5 JP1/ServerConductorの環境設定(Windowsの場合)」を参照してください。また,環境設定ユティリティで設定できる項目については,「付録B 環境設定ユティリティの設定項目一覧」を参照してください。
- 各サービスの環境を設定したら,[OK]ボタンをクリックする
環境設定ユティリティが終了し,[セットアップ完了]画面が表示されます。
- [セットアップ完了]画面で[完了]ボタンをクリックする
マシンの再起動を促すメッセージが表示されたら,メッセージに従ってマシンを再起動してください。
旧バージョンの情報をそのまま引き継いでBSMおよびBSM Plusをバージョンアップする場合のインストール手順を次に示します。
- 注意
- インストールしようとしているBSMおよびBSM Plusよりも新しいバージョンがすでにインストールされている場合は,更新インストールは実行できません。
- BSMおよびBSM PlusをインストールするマシンにOSのAdministrators権限を持つユーザでログインする
- BSMのインストールCD-ROMをセットする
- 「<CD-ROMドライブ>:\Disk1\setup.exe」または「<CD-ROMドライブ>:\BSM\Disk1\setup.exe」を実行する
- アップグレードするかどうか確認するメッセージで,[はい]ボタンをクリックする
表示されるダイアログボックスの指示に従ってインストールを進めます。
- [運用方法の選択]画面が表示された場合,クラスタ構成を使用するか使用しないかを選択する
システムにMSCSまたはフェールオーバークラスタがインストールされている場合,[運用方法の選択]画面が表示されます。デフォルトでは[使用しない]が選択されています。クラスタ構成にしている場合は,[使用する]を選択してください。
![[図データ]](FIGURE/SM038010.GIF)
[使用する]を選択した場合,手順6に進みます。
[使用しない]を選択した場合,手順8に進みます。
- [クラスタ構成の選択]画面で,実行系サーバとしてインストールするか,待機系サーバとしてインストールするかを選択する
デフォルトでは[実行系(アクティブ系)サーバとしてインストールする]が選択されています。待機系サーバとして運用している場合は,[待機系(パッシブ系)サーバとしてインストールする]を選択してください。
![[図データ]](FIGURE/SM090800.GIF)
[実行系(アクティブ系)サーバとしてインストールする]を選択した場合,手順7に進みます。
[待機系(パッシブ系)サーバとしてインストールする]を選択した場合,手順8に進みます。
- [共有データフォルダの指定]画面で,設定を変更しないで[次へ]を選択する
更新インストールの場合,共有データフォルダは変更しないでください。
- [ライセンスキー]画面が表示された場合,BSM Plus(マネージャサービス追加機能)のライセンスキーを入力する
- [インストール]ボタンをクリックする
インストールが開始されます。
- [セットアップ完了]画面で[完了]ボタンをクリックする
マシンの再起動を促すメッセージが表示されたら,メッセージに従ってマシンを再起動してください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2010, 2014, Hitachi, Ltd.