環境設定ユティリティは,JP1/ServerConductorの各サービスをインストールすると,自動的に起動されます。環境設定情報を変更したり,新たに環境を設定したりするときは,次の手順で環境設定ユティリティを起動してください。
この作業はOSのAdministrators権限を持つユーザが行ってください。
- 注意
- 環境設定ユティリティを起動すると[ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスが表示されることがあります。このダイアログボックスが表示されたら,[許可]ボタンまたは[はい]ボタンをクリックして処理を続行してください。
- 環境設定ユティリティを再起動する場合は,再起動の前に各サービスが起動していることを確認してください。
- BSMとAgentを同一マシンにインストールすると,環境設定ユティリティはBSM,Agentのうちでいちばん新しいバージョンに上書きされます。この場合,環境設定ユティリティの各画面にはいちばん新しいバージョンの機能にあわせた設定項目が表示されますが,実際に動作できる機能は,BSM,Agentのそれぞれのバージョンでサポートしている機能の範囲になります。
- 環境設定ユティリティでの設定値は,バージョンアップまたはリビジョンアップ後も引き継がれます。
- [スタート]メニューから[プログラム]−[ServerConductor]−[Blade Server Manager]−[環境設定ユティリティ]を選択する
Agentの環境設定ユティリティを使用する場合,[スタート]メニューから[プログラム]−[ServerConductor]−[Server Manager]−[環境設定ユティリティ]を選択してください。
Server Coreの場合は,<ServerConductorのインストール先フォルダ>\Program\SMutil.exeを実行してください。
環境設定ユティリティが起動されます。
![[図データ]](FIGURE/SM036700.GIF)
環境設定ユティリティは,各サービスの設定情報がタブごとに分かれていますので,設定するサービスのタブを選択してください。各タブの設定情報については,「付録B 環境設定ユティリティの設定項目一覧」を参照してください。
- サービスを再起動する
環境設定ユティリティで各サービスについて設定が終わったら,設定内容を有効にするために,表示メッセージに従ってサービスを再起動してください。サービスは次の順番で起動してください。
1. マネージャサービスをインストールした管理サーバ
2. エージェントサービスをインストールした管理対象サーバ
この順番で起動しない場合,管理コンソールに管理対象ホストが表示されないことがあります。エージェントサービスを先に起動した場合は,コンソールサービスに管理対象ホストが表示されるようにしてください。
コンソールサービス,またはローカルコンソールサービスの起動中に,環境設定ユティリティからそれぞれの設定を変更した場合,設定内容を有効にするために,コンソールサービス,またはローカルコンソールサービスを再起動してください。
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