JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 設計・構築ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

付録M 用語解説

(英字)

Agentホスト
AgentやAdvanced Agentがインストールされたホストのことです。
BIOSポストログ
システム起動時に発生したエラーをBIOSポストといいます。システム起動時にBIOSが検出したエラーを格納したログをBIOSポストログといいます。
DUMP
ファイルやメモリの内容を記録または表示することです。
HP-UXサーバ
JP1/ServerConductorで管理対象となるHP-UX 11i Version 2.0(IPF),またはHP-UX 11i Version 3.0(IPF)のサーバのことです。
IA32
Intel社の32ビットマイクロプロセッサで用いられているマイクロアーキテクチャの総称です。
Linuxサーバ
JP1/ServerConductorで管理対象となるLinuxのサーバのことです。
LUN Manager
日立ディスクアレイシステムが提供するストレージシステムのストレージ構成管理ソフトウェアのことです。
LUN Security
日立ディスクアレイシステムが提供するストレージシステムのセキュリティ管理ソフトウェアのことです。
MACアドレス
各Ethernetカードに固有のID番号のことです。全世界のEthernetカードには1枚1枚固有の番号が割り当てられており,これを基にカード間のデータの送受信が行われます。IEEEが管理および割り当てをしているメーカーごとに固有な番号と,メーカーが独自に各カードに割り当てる番号の組み合わせによって表されます。
MIF
ハードウェア,およびソフトウェアの資産情報を定義した管理フォーマットで,DMIがコンポーネントを記述するために使用するフォーマットです。
N+1コールドスタンバイ
ディスクパス切替え方式による切り替え方式を指します。N+Mコールドスタンバイ方式と区別する必要のない場合には,N+1コールドスタンバイ機能と総称します。
N+Mコールドスタンバイ
WWN引継ぎ方式,iSCSI設定引継ぎ方式,およびI/O継承方式による切り替え方式の総称です。N+1コールドスタンバイ方式と区別する必要のない場合には,N+1コールドスタンバイ機能と総称します。
SAN
ディスク装置およびテープ装置などのストレージとサーバ間を接続する専用の高速ネットワークです。ストレージへの高速アクセス,一元管理,データ共用,データコピーおよびバックアップなどのシステムの性能,拡張性および耐障害性を高めます。
SANブート
サーバ筐体内部のハードディスクではなく外部の日立ディスクアレイシステムにOSやソフトウェアなど業務に必要なソフトウェアを格納しておき,そこから業務システムを起動させることです。
SVP機能
BladeSymphonyのWindowsサーバ,Linuxサーバ,HP-UXサーバのとき,およびHA8000シリーズのWindowsサーバ,LinuxサーバにSVPボードを搭載したときに使用できる機能のことです。
SVPボード
HA8000シリーズに搭載され,本体装置の電源制御,およびスケジューリング機能を提供するオプションボードです。
SVPログ
サーバシャーシまたはSVPボードで発生したエラーなどのログのことです。
VMゲスト
VMwareやHyper-Vによって提供される仮想的な環境(仮想化サーバ)のことです。なお,VMwareのVMゲストをVMwareゲスト,Hyper-VのVMゲストをHyper-Vゲストと呼びます。
VMホスト
VMwareやHyper-Vなどの仮想化プラットフォームのホスト(物理サーバ)のことです。なお,VMwareのVMホストをVMwareホスト,Hyper-VのVMホストをHyper-Vホストと呼びます。
Web管理コンソール
JP1/ServerConductorのコンソールサービスの機能をWebブラウザから使用する管理コンソールのことです。
Windowsサーバ
JP1/ServerConductorで管理対象となるWindows Server 2003,Windows Server 2008,またはWindows Server 2012を搭載したPCサーバのことです。

(ア行)

アラート
ホストで発生したエラーなどの情報です。JP1/ServerConductorでは,アラート情報を検知できるので,ホストの障害を早期に対処できます。
インベントリ
管理しているホストのOSのバージョン,ハードウェアの状態,ハードディスクの容量など,ホストの構成や状態に関する情報です。
エンタープライズ
エンタープライズに表示されているIDをオブジェクトIDといいます。SNMPでは管理対象機器の情報の単位をオブジェクトといい,このオブジェクトの識別子がオブジェクトIDです。SNMPではこのオブジェクトIDを使った情報をやり取りします。

(カ行)

管理対象ホスト
JP1/ServerConductorで管理対象となるWindowsサーバ,Linuxサーバ,およびHP-UXサーバの総称です。
クラスタ
2台以上のサーバを1つのシステムに見せることで,接続しているクライアントに対して,ホットスタンバイや高可用性を提供します。
コールドスタンバイ
通信機器やコンピュータシステムを多重化して信頼性を向上させる手法の一つです。
コミュニティ
コミュニティとはSNMPが管理するネットワークシステムの範囲です。管理者はこのコミュニティに名前(コミュニティ名)を付けます。コミュニティ名はそのコミュニティの権限に関連づけるパスワードの役割も果たします。

(サ行)

サーバアラートログ
サーバで発生したアラートのログのことです。
装置ログ
IOEUで発生したエラーなどのログのことです。

(タ行)

ディスク割当てリポジトリ
BSM Plusが管理するWWNの情報とおよびディスクの割り当て状態を表示するダイアログボックスのことです。

(ナ行)

ノードデータファイル
管理対象のノードや受信済みのアラート情報が記録されるファイルです。
コンソールサービスが接続するマネージャサービスごとに,<ServerConductorのインストール先フォルダ>\Program\MNG_*_*_*_*.dat(*_*_*_*は,マネージャサービスのIPアドレス)として作成されます。

(ハ行)

パーティション
電源をON/OFFする単位のことです。
SMP構成でない場合はブレード1枚がパーティションに相当し,SMP構成の場合はSMP構成の1単位がパーティションに相当します。
フェイルオーバー
サーバに障害が発生した場合に,代替サーバが処理やデータを引き継ぐ機能のことです。
ホスト
JP1/ServerConductorで管理対象となるWindowsサーバ,Linuxサーバ,およびHP-UXサーバの総称です。
ホットプラグ
通電したままパーツを装着することです。

(マ行)

マネージャ
サーバを集中管理して,システム全体の統括管理をするマシンのことです。
マネージャサービスのログファイル
BSMマネージャサービスが出力するログのことです。また,SNMPプロトコルでの通信情報のログもここに出力されます。

(ラ行)

ランプ制御
管理コンソールから,遠隔地にある機器のランプの点灯状態を操作する機能のことです。
システム管理者が遠隔地の機器のランプを点灯して,現地の保守員に交換が必要な機器を知らせるといったことができます。
この機能は,ランプ制御をサポートしている機器に対して利用できます。
ロードバランシング
並列に運用されている機器間での負荷がなるべく均等になるように処理を分散して割り当てることです。