JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド

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9.5 定型業務に合わせた操作画面の追加ユーザレポート作成

Asset Information Managerで提供されている操作画面のほかに,独自の情報を検索するための操作画面(ユーザレポート)を追加できます。

ユーザレポートとして作成できるのは,資産管理データベースで管理している資産情報を検索して,一覧を出力する操作画面です。データを登録したり,集計したりする操作画面は作成できません。

追加した操作画面は,ほかの操作画面と同じように,業務メニューに追加されたメニューから表示します。また,利用可能業務割り当て画面で,ユーザ権限に応じて割り当てることもできます。

操作画面は,業務メニュー「ユーザレポート作成」をクリックすると表示されるユーザレポート作成画面から追加できます。

ユーザレポート作成画面を次の図に示します。

図9-18 ユーザレポート作成画面

[図データ]

この画面からユーザレポートの作成を開始します。新規に作成する場合は,[新規登録]ボタンをクリックします。

既存のユーザレポートを編集する場合は,業務メニューのツリーから,編集したいユーザレポートを選択して[編集]ボタンをクリックします。既存のユーザレポートを削除する場合は,業務メニューのツリーから,削除したいユーザレポートを選択して[削除]ボタンをクリックします。

作成したユーザレポートは,コマンドラインから実行することもできます。コマンドラインからユーザレポートを実行する場合は,検索条件を定義するときに,引数に使用する変数名をわかりやすい名称にすると便利です。

これ以降の項で,ユーザレポートを作成するための各手順について説明します。

ユーザレポートを作成するための手順を次の図に示します。

図9-19 ユーザレポートを作成するための手順

[図データ]

作成例に沿ってユーザレポートを作成する場合は,「9.5.12 ユーザレポートの作成例」を参照してください。

<この節の構成>
9.5.1 検索方法を選択する
9.5.2 検索対象のクラスを指定する
9.5.3 検索条件を定義する
9.5.4 出力項目を設定する
9.5.5 出力項目の並び順と表示幅を設定する
9.5.6 重複データを含むかどうかを選択する
9.5.7 プレビューで作成結果を確認する
9.5.8 作成したユーザレポートを登録する
9.5.9 クラスの結合方法の指定
9.5.10 ユーザレポートの削除
9.5.11 コマンドラインからの検索の実行
9.5.12 ユーザレポートの作成例
9.5.13 ユーザレポートの実行例