JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド

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9.5.8 作成したユーザレポートを登録する

作成したユーザレポートを登録します。登録すると,ほかの業務と同じように,業務メニューから選択して表示できるようになります。

ユーザレポートは,検索条件を定義する画面で[次へ]ボタンをクリックすると表示される画面で登録します。ユーザレポート登録画面を次の図に示します。

図9-30 ユーザレポート登録画面

[図データ]

ユーザレポートの登録手順を次に示します。

  1. 業務のカテゴリを選択する。
    ユーザレポートを追加する業務メニューのカテゴリを,ツリーから選択します。何も選択しないと,カテゴリと同じ階層に追加されます。
  2. 「レポート名」,「帳票ファイル名」および利用できる権限を設定する。
    ユーザレポートの名称,PDF形式の帳票を出力するかどうか,および利用できるユーザ権限を設定します。
    • レポート名
      任意の名称を指定します。指定を省略すると,自動的に付けられたIDが名称として設定されます。
      作成したユーザレポートをコマンドラインから実行する場合は,重複しない名称を指定してください。同一の名称が複数あるユーザレポートは,コマンドラインから実行できないので,注意してください。
    • 帳票ファイル名
      検索結果をPDFファイルの帳票として出力する場合,EURで作成した帳票ファイル(拡張子「.fms」)を指定します。ここで指定した帳票ファイルは,必ずAsset Information Managerのインストール先フォルダ\eurに格納してください。
      帳票ファイルの作成方法については,EURのマニュアルを参照してください。また,PDFファイルの帳票を出力するために必要な設定については,「5.3 資産管理サーバの設定」を参照してください。
    • 権限
      作成したユーザレポートを使用するユーザ権限のチェックボックスをチェックします。指定を省略すると,業務メニューには追加されません。
    一度登録したユーザレポートの「レポート名」,「帳票ファイル名」および権限の設定内容は,ユーザレポート作成画面または利用可能業務割り当て画面で変更できます。
  3. [登録]ボタンをクリックする。
    作成したユーザレポートが登録されます。
注意事項
「複数のクラスを結合して検索」を選択してレポートを作成した場合は,結合方法によって「スクリプトの実行中にエラーが発生しました。」や「データベースのアクセスで障害が発生したため処理を継続できません。」と画面に表示されることがあります。レポートを登録する前に,あらかじめプレビュー画面で検索を実行して,正しく検索結果が得られることを確認してください。