JP1/IT Service Level Management
- システム定義ファイルを編集する。
システム定義ファイルの格納先は次のとおりです。
- JP1/ITSLM - Managerの場合:
- JP1/ITSLM - Managerのインストール先フォルダ\mgr\conf\jp1itslm.properties
- JP1/ITSLM - URの場合:
- JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\conf\jp1itslmur.properties
編集できる定義の一覧については,「5.4.2 編集できる定義」を参照してください。
なお,JP1/ITSLM - ManagerおよびJP1/ITSLM - URのシステム定義ファイルで共通のプロパティを編集する場合は,必ず両方のシステム定義ファイルを編集してください。
- システム定義ファイルを編集したJP1/ITSLM - ManagerまたはJP1/ITSLM - URを起動する。
JP1/ITSLM - ManagerまたはJP1/ITSLM - URの起動方法については,「2.1.1 JP1/ITSLM - Managerを起動する」または「2.1.2 JP1/ITSLM - URを起動する」を参照してください。
システム定義ファイルの編集が完了し,JP1/ITSLMの動作が変更されました。
- システム定義ファイルは,次の形式で指定してください。
- システム定義ファイルは,MS932の文字コードで作成してください。Unicode文字へのエンコーディングはしないでください。
- システム定義ファイルの変更内容は,JP1/ITSLM - ManagerまたはJP1/ITSLM - URの起動時(再起動時)に反映されます。
- システム定義ファイルの編集時に,JP1/ITSLMで定義されていない無効なキーを指定したときは,無視して処理が続行されます。
- システム定義ファイルの編集内容に,指定範囲外の値を定義するなどの不正があった場合,起動中に対象となったJP1/ITSLM - ManagerまたはJP1/ITSLM - URが終了することがあります。
ただし,ログ出力関連のプロパティ(loggerで始まるプロパティ)について,指定範囲外の値を定義するなどの不正があった場合は,デフォルト値と認識されてJP1/ITSLM - ManagerまたはJP1/ITSLM - URの動作は継続します。
- システム定義ファイルを編集したあとは,バックアップを取ることを推奨します。
バックアップを取る方法については,「7.1.1 定義ファイルのバックアップを取る」を参照してください。
- クラスタシステムで運用している場合にシステム定義ファイルを編集するときには,実行系サーバと待機系サーバの設定が不一致にならないよう,両方の系のシステム定義ファイルを同じように編集してください。
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