Cosminexus 機能解説

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16.8 複数の構築済み実行環境の切り替え

Cosminexusでは,1台のマシンに複数の構築済み実行環境を共存させ,それぞれの実行環境を切り替える機能を提供しています。構築済み実行環境の切り替えによって,同一製品のバージョンやパッチの違い,設定内容の違いなどによるシステムの動作を,1台のマシンで検証できます。

この節では,構築済み実行環境の切り替えの概要や,実行環境を切り替える場合の注意事項などについて説明します。なお,1台のマシンで同時に動作できる実行環境は一つです。

注意
構築済み実行環境の切り替えは,UNIX環境の場合に使用できます。退避機能と回復機能は,同じOSの同じバージョンのマシン環境上で実行してください。切り替え対象となる実行環境を構築する製品は,Application Server Standard,およびApplication Server Enterpriseです。
<この節の構成>
16.8.1 構築済み実行環境の切り替えの概要
16.8.2 構築済み実行環境の切り替えの流れ
16.8.3 構築済み実行環境を切り替える場合の注意