ここでは,構築済み実行環境を切り替える場合の注意事項について説明します。
- 退避機能および回復機能を実行する場合,次に示すファイルは,退避および回復されません
- ユーザ任意の定義ファイル
- ログファイル
- プロパティの設定によって作成されるファイル
これらのファイルのうち,退避機能実行前に退避したり,回復機能実行後に回復したりする作業が必要なファイルがあります。手動で退避・回復が必要なファイルについては,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」を参照してください。
- CTMドメインマネジャが異常終了したあとに,構築済み実行環境の切り替えを実施すると,CTMドメインマネジャの起動時にKFCT70604-Eメッセージを出力して,起動に失敗する場合があります。CTMドメインマネジャの起動に失敗した場合は,次のどちらかを実施してください。
- ctmdmstartコマンドに,-CTMAutoForceオプションまたは-CTMForceStart を指定して,CTMドメインマネージャを起動してください。
- CTMSPOOL環境変数で指定したディレクトリ以下を削除してから,CTMドメインマネージャを起動してください。
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