Cosminexus 機能解説
ここでは,構築済み実行環境を切り替える場合の流れについて説明します。構築済み実行環境の切り替えの流れを次の図に示します。
図16-9 構築済み実行環境の切り替えの流れ
この図では,1台のマシンで,実行環境のバージョンアップを実施し,バージョンアップ後の実行環境で動作確認をしたあと,バージョンアップ前の実行環境に戻しています。この場合,退避機能を使用して,各バージョンの実行環境を退避しているので,動作確認中に障害や不具合が発生しても,再インストールや環境設定などの作業を実施しないで,退避した実行環境に回復できます。
退避機能を使用すると,次に示す実行環境を1台のマシンに共存できます。
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