Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

13.2 クライアントメッセージ

Scheduler ClientとWWW for Scheduler実行時にエラー番号が表示され,「システム管理者に連絡してください。」のメッセージが出力された場合の,サーバでの対処方法を次の表に示します。

表13-2 サーバでの対処法

項番 エラー番号 サーバでの対処方法
Scheduler Client,Groupmax Client Light Exのスケジュール機能 Collaboration WWW for Scheduler
1 1 KDCT5001-E KFCG5001
  1. ユーザを追加した後に,子サーバで「管理データ取得」が実行されていないおそれがあります。すべての子サーバで「管理データ取得」を実行してください。
  2. Scheduler Server上にログインユーザが登録されていません。Address Serverで登録した内容がScheduler Serverに反映されていないおそれがあります。「ユーザ情報再作成」を実施してください。
  3. 管理データが壊れているおそれがあります。Address Serverと連携している場合は,「ユーザ情報再作成」を実施してください。Address Serverと連携していない場合は,管理ツールでユーザ情報を再作成してください。
  4. 既にScheduler Serverから削除されているメンバがシステムグループ,ローカルグループに登録されているおそれがあります。削除されているメンバはグループから削除してください。
  5. クライアントからのアクセスが集中するなどScheduler Serverが高負荷な状態にあり,ユーザ情報を取得できませんでした。
2 2 KFCG5002
  1. 施設,又は施設管理者を追加した後に,子サーバで「管理データ取得」が実行されていないおそれがあります。すべての子サーバで「管理データ取得」を実行してください。
  2. Facilities Manager上に施設が登録されていないか,Scheduler Server上に施設管理者が登録されていません。又は管理データが壊れているおそれがあります。
    Address Serverと連携している場合は,「ユーザ情報再作成」を実施してください。Address Serverと連携していない場合,施設の場合は,管理ツールでユーザ,施設情報を再登録してください。
3 3,4 KDCT5003-E
KDCT5004-E
KFCG5003
KFCG5004
汎用化データファイルが存在していないか,内容が不正です。管理ツールで汎用化データの設定を見直してください。
4 5,6 KDCT5005-E
KDCT5006-E
KFCG5005
KFCG5006
セキュリティランクの設定が存在していないか,内容が不正です。管理ツールでセキュリティランクの設定を見直してください。詳細は「8.2.1 人対人のセキュリティランク設定」,及び「8.2.2 人対施設のセキュリティランク設定」を参照してください。
5 7 KDCT5007-E KFCG5007
  1. Scheduler Server上のユーザの管理データが壊れているおそれがあります。Address Serverと連携している場合は,「ユーザ情報再作成」を実施してください。Address Serverと連携していない場合は,管理ツールでユーザ情報を再作成してください。
  2. クライアントからのアクセスが集中するなどScheduler Serverが高負荷な状態にあり,ユーザ情報を取得できませんでした。
  3. Facilities Managerを使用する環境で,「Groupmax Facilities Manager」サービスが起動していません。
  4. Facilities Managerの施設が1件も登録されていません。この場合,施設をいったん登録した後に,施設を削除すると回避できます。
  5. 他システムの参照で発生している場合,管理ツールで登録した,他システムの組織テーブル名に誤りがあります。
  6. 他システムの参照で発生している場合,他システムのテーブルの下に自システムのテーブルが登録されています。
6 8 KFCG5008 ディスクアクセスに失敗しました。サーバマシンの再起動で回復する場合があります。
7 9 KDCT5009-E KFCG5009
  1. ディスクアクセスに失敗しました。サーバマシンの再起動で回復する場合があります。
  2. 1組織に登録されているユーザ・組織・セパレータの合計が500を超えています。1組織に登録されているユーザ・組織・セパレータの合計が500を超えないようにしてください。なお,クライアントの組織ツリーは,1組織に表示できるユーザ・組織は268個までです。
8 10 KDCT5010-W KFCG5010
  1. 予約受信一覧表示後,その受信予約スケジュールを予約者が削除したおそれがあります。
  2. 不要スケジュール削除機能によって受信予約スケジュールが削除された場合があります。
9 11 KDCT5011-W KFCG5011
  1. 予約発信一覧表示後,秘書がその発信予約スケジュールを削除したおそれがあります。
  2. 不要スケジュール削除機能によって発信予約スケジュールが削除されたおそれがあります。
10 12 KDCT5012-W KFCG5012
  1. 予約の発信者側で,予約スケジュールの控えだけを削除してあったおそれがあります。復旧作業は必要ありません。
  2. 不要スケジュール削除機能によって,発信予約スケジュールが削除されたおそれがあります。復旧作業は必要ありません。
  3. 上司ユーザが予約発信一覧画面を表示している時に,秘書ユーザがその上司ユーザが発信した予約スケジュールを削除し,上司ユーザが同じ発信予約スケジュールを「予約したスケジュールをメンバ全員から削除。」を選択して削除しようとしたおそれがあります。復旧作業は必要ありません。
11 13 KDCT5013-E KFCG5013 選択された予約データが不正になっているおそれがあります。
12 17,18 KDCT5017-E
KDCT5018-E
KFCG5017
KFCG5018
選択された予約データが不正になっているおそれがあります。
13 16,19,21
22,24,25
26,27,28
29,32,33
67,68,69
74,79,82
83,87,89
KDCT5016-E
KDCT5019-E
KDCT5021-E
KDCT5022-E
KDCT5024-E
KDCT5025-E
KDCT5026-E
KDCT5027-E
KDCT5028-E
KDCT5029-E
KDCT5031-E
KDCT5032-E
KDCT5033-E
KDCT5034-E
KDCT5036-E
KDCT5037-E
KDCT5038-E
KDCT5065-E
KDCT5066-E
KDCT5067-E
KDCT5068-E
KDCT6111-E
KDCT6113-E
KFCG5016
KFCG5019
KFCG5021
KFCG5022
KFCG5024
KFCG5025
KFCG5026
KFCG5027
KFCG5028
KFCG5029
KFCG5032
KFCG5033
KFCG5867
KFCG5868
KFCG5869
  1. 稼働中バックアップ機能を使用中です。バックアップ終了コマンドを実行した後に,クライアントから再実行してください。
  2. Assist連携機能実行中です。Assist連携機能の終了を待って,クライアントから再実行してください。
  3. Assist連携機能が何らかのエラーによって中断しています。回復方法は,「13.11(3) Assist連携時にAssist Viewerでユーザ情報を変更した後,クライアントからスケジュールの更新ができない」の回復方法2を参照してください。回復後,クライアントから再実行してください。
  4. ディスクの容量不足などによってスケジュールファイルの更新処理に失敗しています。回復方法は,「13.1(9) ファイルモードで特定のユーザの特定の月に対して,データの更新ができない」の回復方法を参照してください。回復後,クライアントから再実行してください。
14 36 KFCG5036 メモリ確保に失敗しました。メモリ容量が十分足りているか確認してください。サーバマシンの再起動で回復する場合があります。
15 38 KFCG5038
  1. 親サーバと子サーバでログインユーザの管理情報が不一致になってるおそれがあります。
    子サーバから「管理データ取得」を実行してください。
  2. ユーザの「Schedulerホームサーバ」に設定されているホスト名と,それに対応するIPアドレスのマッピングが,サーバ側とクライアント側で不一致になっているおそれがあります。
    サーバとクライアントのHostsファイルを見直してください。
  3. クラスタ環境で発生する場合は,ユーザの「Schedulerホームサーバ」に設定されているホスト名が,正しいパッケージホスト名(パッケージIPアドレスに対応したホスト名)になっていないおそれがあります。
    次の点を見直してください。
    (1)共有ディスク上に作成されているクラスタ環境ファイル(AppoSV.ini)の次に示すパラメタで設定しているパッケージホスト名が,ユーザの「Schedulerホームサーバ」に設定されているホスト名と一致していること。
     [Data]
     HAHostName=パッケージホスト名
     WriteThroughSV=ON
    (2)ユーザの「Schedulerホームサーバ」がリアルホスト名に書き換えられていないこと。Scheduler_Facilities管理ツールを使って,ユーザの「Schedulerホームサーバ」がリアルホスト名に書き換わっていないことを確認してください。もし,リアルホスト名に書き換わってしまっている場合は,「ユーザ情報再作成」を実行してください。
16 54 KFCG5054
  1. 親サーバと子サーバでログインユーザの管理情報が不一致になっているおそれがあります。子サーバから「管理データ取得」を実行してください。
  2. ユーザの「Schedulerホームサーバ」に設定されているホスト名と,それに対応するIPアドレスのマッピングが,サーバ側とクライアント側で不一致になっているおそれがあります。サーバとクライアントのHostsファイルを見直してください。
17 55 KFCG5855
  1. 子サーバの「Facilities Managerコンフィギュレーション」で「管理データ取得」を実行していないために,子サーバに該当施設が存在していない状態になっているおそれがあります。子サーバの「Facilities Managerコンフィギュレーション」で「管理データ取得」を実行してください。
  2. Facilities Manager上に施設が登録されていません。管理データが壊れているおそれがあります。管理ツールで施設情報を再登録してください。
  3. 既にFacilities Manager上から削除された施設への予約スケジュールに対して更新処理をしたおそれがあります。そのようなデータに対しては更新処理はできません。
18 57 KFCG5857 ログインユーザは,予約するメンバ,施設に対して予約不可の権限を設定されています。必要に応じてセキュリティランクの設定を見直してください。
19 58 KFCG5858 ログインユーザは,参照するメンバ,施設に対して参照拒否権限を設定されています。必要に応じてセキュリティランクの設定を見直してください。
20 61 KFCG5061 施設付属設備テーブルが,サーバに未登録であることを示してます。管理ツールを使用して,施設付属設備を登録してください。
21 70 KFCG5870 施設予約ルールのうち,「予約制限時間」の制限によるエラーです。施設予約ルールを修正する場合,その施設の施設管理者に変更を依頼してください。
22 71 KFCG5871 施設予約ルールのうち,「予約可能期間」の制限によるエラーです。施設予約ルールを修正する場合,その施設の施設管理者に変更を依頼してください。
23 72 KFCG5872 施設予約ツールのうち,「重複予約禁止」の制限によるエラーです。施設予約ルールを修正する場合,その施設の施設管理者に変更を依頼してください。
24 73 KFCG5873 施設予約ルールのうち,「予約禁止時間帯」の制限によるエラーです。施設予約ルールを修正する場合,その施設の施設管理者に変更を依頼してください。
25 80
  1. ログインユーザのタスクデータが不正になっているおそれがあります。復旧はできません。クライアントから再度タスクを登録するなどで対応してください。
  2. クライアントでTodoリストを表示している状態の時に,別のクライアントからタスクを削除され,そのタスクの詳細情報を参照しようとしたおそれがあります。再度Todoリストを表示してください。
26 90 メモリ確保に失敗しました。メモリ容量が十分足りているか確認してください。サーバマシンの再起動で回復する場合があります。
27 85,91 KFCG5085
KFCG5091
  1. Address Serverで登録したユーザ情報がScheduler Serverに反映されていないおそれがあります。「ユーザ情報再作成」を実施してください。
  2. 管理データが壊れているおそれがあります。Address Serverと連携している場合は,「ユーザ情報再作成」を実施してください。Address Serverと連携していない場合は,管理ツールでユーザ情報を再作成してください。
28 92
  1. メモリ確保に失敗しました。メモリ容量が十分足りているか確認してください。サーバマシンの再起動で回復する場合があります。
  2. ディスクアクセスに失敗しました。サーバマシンの再起動で回復する場合があります。
29 101 拡張スケジュールを含めスケジュールデータが不正です。クライアントで同一スケジュールを再登録・予約し直してください。
30 102 ディスクの容量不足などによって拡張スケジュールファイルの更新処理に失敗しています。回復方法は,「13.1(9) ファイルモードで特定のユーザの特定の月に対して,データの更新ができない」の回復方法を参照してください。回復後,クライアントから再実行してください。
31 103 <インストールディレクトリ>\etc\appomngr.iniファイルが存在していないおそれがあります。存在しない場合,次のどれかの方法でappomngr.iniファイルを作成してください。
  • Scheduler Serverを上書きインストールする。
  • バックアップを取得している場合は,バックアップに含まれているappomngr.iniファイルをコピーする。
  • マルチサーバ構成の場合,別サーバからコピーする。
32 498
  1. 予約の回答時に,発信者側データの回答状況の更新は成功しましたが,受信者側データの回答状況の更新に失敗しました。受信者のサーバが更新禁止モードになっているおそれがあります。
  2. メモリ確保に失敗しました。メモリ容量が十分足りているか確認してください。
  3. ファイルモードの場合,<インストールディレクトリ>\etc下のファイルにアクセス権がありません。
  4. ファイルモードの場合,ディスクアクセスに失敗しました。
  5. DBモードの場合,DBコネクションの空きがなくタイムアウトしたおそれがあります。
33 499
  1. メモリ確保に失敗しました。メモリ容量が十分足りているか確認してください。サーバマシンの再起動で回復する場合があります。
  2. ディスクアクセスに失敗しました。サーバマシンの再起動で回復する場合があります。
34 501 KFCG5501
  1. ファイルモードの場合,Scheduler Serverで認証され,なおかつパスワードが不正です。コンフィギュレーションの項番10「Addressでの認証」を「使用する」にしてください。
  2. 登録されているパスワードの長さが9バイト以上(ロングパスワード)であるのに,ロングパスワード非対応のクライアントからログインしようとしたおそれがあります。ロングパスワードに対応したクライアントを使用してください。
35 505 KDCT5505-E KFCG5505
  1. 自システムのゲートウェイサーバと他システムのゲートウェイサーバとの間で通信エラーが発生しました。ホスト名を使用してTCP/IPで通信できるようにしてください。
  2. 自システムと他システムで,「ikisaki」のポート番号が異なっています。この場合,管理ツールの「DNSホスト名」の設定で,他システムのホスト名の末尾に「:ポート番号」を付けてください。設定方法は,「6.1.4 DNSホスト名の登録」を参照してください。
36 506,
507
KDCT5506-E
KDCT5507-E
KFCG5506
KFCG5507
  1. 自システムのユーザが他システムにアクセスするためのゲストIDが設定されていません。
  2. エラーが発生したユーザに他システムにアクセスするためのゲストIDが割り振られていません。
6.1.5(2) 自システムのユーザに他システムのゲストIDを設定」を参照して,設定してください。
37 509 KDCT5509-E KFCG5509 他システムにアクセスするために設定したゲストIDが,他システムで許可されていません。自システムで他システムアクセス用のゲストIDの設定が正しいことを確認してください。正しい場合は,他システムのシステム管理者にゲストIDの登録を依頼してください。
38 550 KFCG5550
  1. Address Serverのホスト名/IPアドレスが設定されていないおそれがあります。コンフィギュレーションで,項番11(ファイルモードの場合)又は項番2(DBモードの場合)の「Addressホスト名/IPアドレス」を設定してください。
  2. Address Serverのユーザ認証用ポート番号が設定されていないおそれがあります。コンフィギュレーションで項番12(ファイルモードの場合)又は項番3(DBモードの場合)の「ユーザ認証用ポート番号」を設定してください。
  3. コンフィギュレーションの項番11(ファイルモードの場合)又は項番2(DBモードの場合)の「Addressホスト名/IPアドレス」に設定されたホスト名が解決できません。ホスト名とIPアドレスを登録してください。
39 551 KFCG5551
  1. Address Serverでの認証に失敗しました。
  2. Address Serverが起動していないおそれがあります。起動していない場合,Address Serverを起動してください。
  3. ファイルモードで,「コンフィギュレーション」の次の設定に誤りがあります。すべてのサーバで次の設定を見直してください。
    『10.Addressでの認証
     11.Addressホスト名/IPアドレス
     12.ユーザ認証用ポート番号』
  4. ファイルモードで,「コンフィギュレーション」の項番10「Addressでの認証」が「使用しない」になっています。「使用する」に設定してください。
  5. クライアントで,すべてのSchedulerサーバのホスト名を解決できません。Address Serverで,ユーザのホームサーバとして登録されているホスト名をクライアントが解決できるようにしてください。
  6. Address Serverのマスター管理サーバとアドレスサーバ間で整合性が確保されているか確認してください。
  7. Address Serverに登録されているユーザのSchedulerホームサーバが正しいか確認してください。
  8. Address ServerがLDAP連携している場合,Scheduler以外のGroupmaxクライアントにログインしている状態で,LDAPサーバでパスワードを変更したおそれがあります。Groupmaxクライアントをログアウト後に再ログインしてください。
40 552 KFCG5552
  1. Address Server上でパスワードの変更に失敗しました。
  2. Address Serverが起動していないおそれがあります。起動していない場合,Address Serverを起動してください。
  3. ファイルモードで,「コンフィギュレーション」の項番10「Addressでの認証」が「使用しない」になっています。「使用する」に設定してください。
41 553 KFCG5553 パスワードの有効期限が切れています。パスワードを変更してください。
42 2000 KDCT5700-E クライアントとサーバ間のデータの送受信時にタイムアウトが発生したことを意味します。
  1. 一時的に発生し,自然回復した場合は,サーバマシン又はネットワークのトラフィック増加の影響で発生しているおそれがあります。
  2. 特定のユーザで恒久的に発生する場合は,Address Serverで設定した,該当ユーザの「Schedulerホームサーバ」の設定が間違っているおそれがあります。設定を見直してください。
43 2001 KDCT5701-E KFCG5701 クライアントからサーバ間に通信しようとした際に,ソケットオープンエラーとなり通信ができなかったことを意味します。次のケースが考えられます。
  1. エラーが発生するクライアントPCのHostsファイル,Servicesファイルの設定に誤りがあります。設定を見直してください。Scheduler Serverがマルチサーバ構成の場合,Hostsファイルにはすべてのサーバのホスト名が正しく登録されている必要があります。
  2. ユーザのSchedulerホームサーバを移動した際に,すべてのScheduler Serverで「hostchg」コマンドが実行されていません。
  3. すべての子サーバで「管理データ取得」が完了していません。
  4. サーバが,多数のクライアントから同時に処理要求を受けているなどの理由で,使用可能なソケットがなくなりました。
  5. 通信先サーバで,サービスが起動していません。
44 2003 KDCT5703-E KFCG5703 一覧画面のデータ件数が多いために,タイムアウトが発生しています。クライアント側のタイムアウト時間を拡張してください。
45 2087 管理ツールで登録した他システム登録の「自システムのG/Wホスト名」の設定に誤りがあるおそれがあります。設定を見直してください。
46 3004 次の条件が重なっています。
  • ユーザのSchedulerホームサーバが変更された後に,子サーバで「管理データ取得」が実行されていません。
  • Scheduler Clientの「Scheduler Setup」画面で,「起動時にサーバから情報を取得する」チェックボックスがOFFになっています。すべての子サーバから「管理データ取得」を実行してください。Schedulerホームサーバを変更したユーザは,Scheduler Clientの「Scheduler Setup」で「起動時にサーバから情報を取得する」チェックボックスをONにしてください。
47 5007
  1. ロングパスワード(9バイト以上)が設定されているが,Scheduler Clientがロングパスワードに対応していないバージョンです。
  2. ロングパスワードモードの場合に,17バイト以上のパスワードが入力されました。
48 12054
  1. Scheduler Serverが停止しています。
  2. hostsファイル又はDNSで,Schedulerのホスト名に誤ったIPアドレスが対応付けられています。
  3. ファイアウォールなどの設定によって,Scheduler Serverからのデータ送信がクライアントまで届かない状態になっています。
49 12060,
12061
  1. Scheduler Server/Facilities Managerのサービスが起動していないおそれがあります。サービスを起動してください。
  2. クライアントからのアクセスが集中するなどScheduler Serverが高負荷な状態にあります。
  3. サービス番号が違っています。クライアントPCのServicesファイルに,Scheduler Serverのポート番号「ikisaki」,Facilities Managerのポート番号「appoarea」が正しく設定されていることを確認してください。Servicesファイル内の「ikisaki」及び「appoarea」のエントリ行の末尾に改行が入っている必要があります。
  4. Scheduler Serverのホスト名解決に失敗しています。DNSを使用していない場合は,クライアントPCのHostsファイルを見直してください。DNSを使用している場合は,DNSの設定を見直してください。Scheduler Serverがマルチサーバ構成の場合,すべてのScheduler Serverのホスト名をクライアントから解決できる必要があります。ホスト名のエントリ行の末尾に改行が入っていることも確認してください。
  5. ユーザのSchedulerホームサーバを移動した際に,すべてのScheduler Serverで「hostchg」コマンドが実行されていません。
  6. ユーザのSchedulerホームサーバを移動したことがあり,Scheduler Clientの終了状態保存機能のデータに移動前の情報が残っています。Scheduler Clientの「環境設定」で「次回起動時の設定」を「初期設定から起動」に設定し,Scheduler Clientを再起動してください(その後,「終了状態で起動」などに設定を戻してください)。
50 13001,
13002,
13003,
13004
  1. サービス番号が違っています。クライアントPCのServicesファイルに,Scheduler Serverのポート番号「ikisaki」,Facilities Managerのポート番号「appoarea」が正しく設定されていることを確認してください。Servicesファイル内の「ikisaki」及び「appoarea」のエントリ行の末尾に改行が入っている必要があります。
  2. Scheduler Serverのホスト名解決に失敗しています。DNSを使用していない場合は,クライアントPCのHostsファイルを見直してください。DNSを使用している場合は,DNSの設定を見直してください。Scheduler Serverがマルチサーバ構成の場合,すべてのScheduler Serverのホスト名をクライアントから解決できる必要があります。ホスト名のエントリ行の末尾に改行が入っていることも確認してください。
  3. ネットワーク上で問題が発生していないことを確認してください。
  4. 現象が発生しているPCのTCP/IPの設定内容を見直してください。
  5. ダイアルアップなど社外から接続する場合は,次の条件を満たしていることを確認してください。
    ・Groupmax統合セットアップで「アドレス解決をクライアントで行なう」チェックボックスがONになっている
    ・クライアントPC側で,すべてのScheduler Serverのホスト名を解決できるようになっている
  6. ダイアルアップ接続などの社外から接続していて,かつ,NATでIPアドレスを付け替えている環境の場合は,次の条件を満たしていることを確認してください。
    ・Groupmax統合セットアップで「アドレス解決をクライアントで行なう」チェックボックスがONになっている
    ・クライアントPC側で,すべてのScheduler Serverのホスト名を解決できるようになっていて,そのIPアドレスは社外向けのIPアドレスである

(凡例)
−:該当なし

注※
Groupmax Client Light Exのスケジュール機能の場合は,詳細エラー番号を指します。