ユーザのセキュリティランクは，Address Serverでユーザを登録する際に設定します（Address Serverと連携しない場合は，管理ツールで設定します）。施設のセキュリティランクは，管理ツールで施設を登録する際に設定します。

ユーザに設定されるセキュリティランクと，施設に設定されるセキュリティランクの関係を変更する場合は，次の手順で設定します。

1. 「セキュリティランクの設定」ウィンドウの表示
   管理ツールの［オプション］−［セキュリティランク］−［人対施設の定義］メニューを選択してください。「セキュリティランクの設定/人対施設」ウィンドウが表示されます。
   

   図8-4　「セキュリティランクの設定/人対施設」ウィンドウ（標準設定の場合）

   

2. セキュリティランクの設定
   設定を変更したいセキュリティランクをウィンドウ左に並んでいるボタンから選択した後に，そのランクとの対応を変更したいランクをウィンドウ下部に並んでいるボタンから選択してください。
   「ユーザAが施設Bに予約する場合の権限」又は「ユーザAが施設Bのスケジュールを参照する権限」を設定する場合，ユーザAのセキュリティランクがウィンドウ左のボタンに該当し，施設Bのセキュリティランクがウィンドウ下部のボタンに該当します。
   
   • グレー：予約権あり
   • 白：予約権なし
   • '＊'あり：参照権あり
   • '＊'なし：参照権なし
   設定を変更したいランクのボタンをクリックしてください。クリックするたびに設定が順に変わります。セキュリティランクを標準に戻したい場合は，［標準］ボタンをクリックしてください。
   
3. セキュリティランクの設定終了
   設定したセキュリティランクを保存する場合は，［OK］ボタンをクリックしてください。保存しない場合は，［キャンセル］ボタンをクリックしてください。
   

DBモードの場合，人対施設のセキュリティランクは管理ツールコマンドで設定します。管理ツールコマンドで人対施設のセキュリティランクを設定する方法については，「11.4.12(4)　セキュリティランク管理機能」を参照してください。