下図に，セキュリティランクの「人対人のセキュリティランク設定」の場合の設定例を示します。

図8-5　セキュリティの設定例

この画面の例では，Fランクのユーザのセキュリティは次のようになります。

• F〜Zランクのユーザのスケジュールを参照及び予約できます。
• B〜Eランクのユーザに対しては，スケジュールの参照はできませんが，予約はできます。
• Aランクに参照拒否権を設定しているので，B〜ZランクのユーザはAランクのユーザのスケジュールの有無の確認，空き時間検索，キーワード検索，印刷，CSV出力及びスケジュールの予約はできません。

特に複雑なセキュリティを必要としない場合は，標準のセキュリティテーブルをお使いください。

注意

参照拒否を設定すると，自動的に予約不可も設定されます。また，秘書は自分の上司に対してはセキュリティランクに関係なくスケジュール参照・予約ができます。

人対人及び人対施設のセキュリティランクの設定は，管理ツールコマンドで実行します。詳細については，「11.4.12(4)　セキュリティランク管理機能」を参照してください。