Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド

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8.2.1 人対人のセキュリティランク設定

<この項の構成>
(1) ファイルモードの場合
(2) DBモードの場合

(1) ファイルモードの場合

人対人のセキュリティランクは,Address Serverでユーザを登録する際に設定します(Address Serverと連携しない場合は,管理ツールで設定します)。

セキュリティランク同士の関係を変更する場合は,次の手順で設定します。

  1. 「セキュリティランクの設定」ウィンドウの表示
    管理ツールの[オプション]−[セキュリティランク]−[人対人の定義]メニューを選択してください。「セキュリティランクの設定/人対人」ウィンドウが表示されます。

    図8-3 「セキュリティランクの設定/人対人」ウィンドウ(標準設定の場合)

    [図データ]

  2. セキュリティランクの設定
    設定を変更したいセキュリティランクをウィンドウ左に並んでいるボタンから選択した後に,そのランクとの対応を変更したいランクをウィンドウ下部に並んでいるボタンから選択してください。
    「ユーザAがユーザBに予約する場合の権限」又は「ユーザAがユーザBのスケジュールを参照する権限」を設定する場合,ユーザAのセキュリティランクがウィンドウ左のボタンに該当し,ユーザBのセキュリティランクがウィンドウ下部のボタンに該当します。
    • グレー:予約可
    • 白:予約不可
    • '*'あり:参照可
    • '*'なし:参照不可
    • 'X'あり:参照拒否
    「予約可」と設定すると,そのランクのユーザに予約できます。「予約不可」と設定すると,そのランクのユーザに予約できません。「参照可」と設定すると,そのランクのユーザのスケジュールが参照できます。「参照不可」と設定すると,そのランクのユーザのスケジュールは時間と行先・区分だけを参照できます。「参照拒否」と設定すると,そのランクのユーザのスケジュールの有無の確認,空き時間検索,キーワード検索,印刷,CSV出力及びスケジュールの予約はできません。
    設定を変更したいランクのボタンをクリックしてください。クリックするたびに設定が順に変わります。セキュリティランクを標準に戻したい場合は,[標準]ボタンをクリックしてください。
  3. セキュリティランクの設定終了
    設定したセキュリティランクを保存する場合は,[OK]ボタンをクリックしてください。保存しない場合は,[キャンセル]ボタンをクリックしてください。

(2) DBモードの場合

DBモードの場合,人対人のセキュリティランクは管理ツールコマンドで設定します。管理ツールコマンドで人対人のセキュリティランクを設定する方法については,「11.4.12(4) セキュリティランク管理機能」を参照してください。