Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド
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(1) サーバリプレース手順(シングルサーバ構成)
Scheduler Serverがインストールされたマシンをリプレースするための手順を示します。
- 旧サーバで次のサービスが開始されている場合,管理ツールのサービスから次のサービスを停止します。
- Groupmax Scheduler Server
- Groupmax Facilities Manager
- 変更通知ファイルが存在する場合には,変更通知情報取得を実行します。
変更通知ファイルの格納場所は次のとおりです。取得方法については,「6.2.1(4) Address Serverの変更通知情報取得方法」を参照してください。
- 格納先:<Address Serverインストールフォルダ>\Groupmax\GroupApp
- ファイル名:8桁の整数
- Address Serverを停止します。
- 旧サーバで次のディレクトリとファイルのバックアップを取得します。
- <Scheduler Serverインストールディレクトリ>\log
- <Scheduler Serverインストールディレクトリ>\bin\AppoSV.ini(存在する場合)
- <Scheduler Serverインストールディレクトリ>\bin\SFagent.ini(存在する場合)
- 旧サーバで「コンフィギュレーション」を起動し,各設定の控えをとります。
- マスターサーバのIPアドレスが変更になる場合は,旧マスターサーバで「コンフィギュレーション」を起動し,マスターサーバIPアドレスをクリアします。
- 新サーバに旧サーバと同じバージョンのScheduler Server及びFacilities Managerをインストールします。
マスターサーバにはObject Server及びAddress Serverもインストールしてください。設定方法は,それぞれの「システム管理者ガイド」を参照してください。
- 新マスターサーバ及び新スレーブサーバで,次に示すDBMode.batを実行し,DBモードへ切り替えます。
<インストールディレクトリ>\bin\DBMode.bat
DBMode.batの実行については,「3.2.1 運用モードの決定」を参照してください。
- 旧サーバから,次のディレクトリとファイルを新サーバにコピーします。
- <Scheduler Serverインストールディレクトリ>\log
- <Scheduler Serverインストールディレクトリ>\bin\AppoSV.ini(存在する場合)
- <Scheduler Serverインストールディレクトリ>\bin\SFagent.ini(存在する場合)
- 注意
- FTPで転送する場合には,バイナリモードで転送してください。
- 新サーバで「コンフィギュレーション」を起動し,各設定を確認します。
設定が異なる場合は,手順5で控えた設定に変更します。
- 次のファイルが存在することを確認します。
<Address Serverインストールディレクトリ>\Groupmax\GroupApp\item.def
- Address Serverを起動します。
- 新サーバでサーバ名を変更する場合は,Address Serverの運転席でサーバ名を変更します。
- 新サーバでサーバ名を変更する場合は,AppoSV.iniの[DB]セクションのHomeServerパラメタの値を変更後のホームサーバ名に変更します。
- Assist連携機能を使用している環境で,旧サーバと新サーバでホスト名が変わる場合は,Assist連携用ホームサーバ一覧を変更してください。
Assist連携用ホームサーバ一覧については,「9.3.3 Assist連携用ホームサーバ一覧の作成」を参照してください。
- 新サーバの管理ツールのサービスから,次のサービスを開始します。
- Groupmax Scheduler Server
- Groupmax Facilities Manager
- <クライアントで必要な作業>
- AppoSV.iniファイルのHomeServerパラメタに設定するサーバ名が変更になる場合は,クライアントで次の手順を実施してください。
- Scheduler Client又はFacilities Manager Client
サーバホスト名の変更作業前又は作業後に,すべてのクライアントで次の手順を実施してください。
1. Scheduler Client又はFacilities Manager Clientを起動します。
2. 「ツール」−「環境設定」を選択します。
3. 「ユーザ情報の保存」を「サーバで保存」にします。
4. Scheduler Client又はFacilities Manager Clientを終了します。
終了時に次のメッセージが出力された場合は,「はい」を選択します。
『現在クライアントにあるユーザ情報をサーバに保存しますか?
[注意]「はい」を選択すると別のクライアントPCから既にサーバに
保存している場合,上書きされます。』
- Groupmax Client Light又はGroupmax Client Light Ex 07-52以前
サーバホスト名の変更作業前又は作業後に,すべてのクライアントで次の手順を実施してください。
1. サーバホスト名の変更前から保存していたスケジュール画面を閉じる。
2. メンバツリーからメンバを選択してスケジュール画面を開き直す。
- 注意事項
- 上記の手順を実施しない場合,サーバホスト名の変更前から保存していたスケジュール画面を操作した際に,次の現象が発生する場合があります。
- スケジュールの表示に失敗する
- 予約に失敗する
- 自分又は上司のスケジュールを登録できない
- 自分又は上司のスケジュールを削除できない
- 自分又は上司のスケジュールの回答ができない
(2) サーバリプレース手順(マルチサーバ構成)
Scheduler Serverがインストールされたマシンをリプレースするための手順を示します。
- 旧マスターサーバ及び旧スレーブサーバで次のサービスが開始されている場合,管理ツールのサービスから次のサービスを停止します。
- Groupmax Scheduler Server
- Groupmax Facilities Manager
- 旧マスターサーバに変更通知ファイルが存在する場合には,変更通知情報取得を実行します。
変更通知ファイルの格納場所は次のとおりです。
- 格納先:<Address Serverインストールフォルダ>\Groupmax\GroupApp
- ファイル名:8桁の整数
- Address Serverを停止します。
- 旧マスターサーバ及び旧スレーブサーバで,次のディレクトリとファイルのバックアップを取得します。
- <Scheduler Serverインストールディレクトリ>\log
- <Scheduler Serverインストールディレクトリ>\bin\AppoSV.ini(存在する場合)
- <Scheduler Serverインストールディレクトリ>\bin\SFagent.ini(マスターサーバだけ。存在する場合)
- 旧マスターサーバ及び旧スレーブサーバで「コンフィギュレーション」を起動し,各設定の控えをとります。
- マスターサーバのIPアドレスが変更になる場合は,旧マスターサーバで「コンフィギュレーション」を起動し,マスターサーバIPアドレスをクリアします。
- 新マスターサーバ及び新スレーブサーバに,旧サーバと同じバージョンのScheduler Server及びFacilities Managerをインストールします。
新マスターサーバにはObject Server及びAddress Serverもインストールします。設定方法は,それぞれの「システム管理者ガイド」を参照してください。
- 新マスターサーバ及び新スレーブサーバで,次に示すDBMode.batを実行し,DBモードへ切り替えます。
<インストールディレクトリ>\bin\DBMode.bat
DBMode.batの実行については,「3.2.1 運用モードの決定」を参照してください。
- 旧マスターサーバ及び旧スレーブサーバから,次のディレクトリとファイルを新マスターサーバ及び新スレーブサーバにそれぞれコピーします。
- <Scheduler Serverインストールディレクトリ>\log
- <Scheduler Serverインストールディレクトリ>\bin\AppoSV.ini(存在する場合)
- <インストールディレクトリ>\bin\SFagent.ini(マスターサーバだけ。存在する場合)
- 注意
- FTPで転送する場合には,バイナリモードで転送します。
- 新マスターサーバ及び新スレーブサーバで「コンフィギュレーション」を起動し,各設定を確認します。
この時,必ず新マスターサーバの「コンフィギュレーション」を最初に起動します。設定が異なる場合は,手順5で控えた設定に変更します。
- マスターサーバでは次のファイルが存在することを確認します。
<Address Serverインストールディレクトリ>\Groupmax\GroupApp\item.def
- 新スレーブサーバで<Address Serverインストールディレクトリ>\Groupmax\GroupApp\item.defファイルが存在する場合は削除します。
このファイルを削除した場合は,新スレーブサーバと同じサーバマシンのAddress Serverの再起動が必要です。
- Address Serverを起動します。
- 新サーバでサーバ名を変更する場合は,Address Server上で該当ユーザのホームサーバ名を変更します。
- 新サーバでサーバ名を変更する場合は,AppoSV.iniの[DB]セクションのHomeServerパラメタの値を変更後のホームサーバ名に変更します。
- Assist連携機能を使用している環境で,旧サーバと新サーバでホスト名が変わる場合は,Assist連携用ホームサーバ一覧を変更してください。
Assist連携用ホームサーバ一覧については,「9.3.3 Assist連携用ホームサーバ一覧の作成」を参照してください。
- 新マスターサーバ及び新スレーブサーバの管理ツールのサービスから,次のサービスを開始します。
- Groupmax Scheduler Server
- Groupmax Facilities Manager
- <クライアントで必要な作業>
- AppoSV.iniファイルのHomeServerパラメタに設定するサーバ名が変更になる場合は,クライアントで次の手順を実施してください。
- Scheduler Client又はFacilities Manager Client
サーバホスト名の変更作業前又は作業後に,すべてのクライアントで次の手順を実施してください。
1. Scheduler Client又はFacilities Manager Clientを起動します。
2. 「ツール」−「環境設定」を選択します。
3. 「ユーザ情報の保存」を「サーバで保存」にします。
4. Scheduler Client又はFacilities Manager Clientを終了します。
終了時に次のメッセージが出力された場合は,「はい」を選択します。
『現在クライアントにあるユーザ情報をサーバに保存しますか?
[注意]「はい」を選択すると別のクライアントPCから既にサーバに
保存している場合,上書きされます。』
- Groupmax Client Light又はGroupmax Client Light Ex 07-52以前
サーバホスト名の変更作業前又は作業後に,すべてのクライアントで次の手順を実施してください。
1. サーバホスト名の変更前から保存していたスケジュール画面を閉じる。
2. メンバツリーからメンバを選択してスケジュール画面を開き直す。
- 注意事項
- 上記の手順を実施しない場合,サーバホスト名の変更前から保存していたスケジュール画面を操作した際に,次の現象が発生する場合があります。
- スケジュールの表示に失敗する
- 予約に失敗する
- 自分又は上司のスケジュールを登録できない
- 自分又は上司のスケジュールを削除できない
- 自分又は上司のスケジュールの回答ができない
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