サーバの運用方法として,ファイルモードとDBモードのどちらを適用するか決定します。
Scheduler Serverのインストール時,運用モードにはファイルモードが設定されています。運用モードをDBモードに切り替えるには,Administrator又はAdministratorと同等の権限を持ったユーザでDBMode.batを実行してください。
- 注意
- DBモードで運用する場合も,ユーザ情報及び施設情報はファイルモードで作成します。このため,DBMode.batは,必ずユーザ情報及び施設情報を作成し終わってから実行してください。DBMode.batを実行するタイミングについては,「7.1 Scheduler ServerマシンからHiRDBマシンへのデータ登録の流れ」を参照してください。
DBMode.batを実行する際の前提条件を次に示します。
- Scheduler Serverサービス(「Groupmax Scheduler Server」及び「Groupmax Scheduler Server Tool」)が停止していること。
- Facilities Managerサービス(「Groupmax Facilities Manager」及び「Groupmax Facilities Manager Tool」)が停止していること。
- コンフィギュレーション,及び運用コマンド(GetAdAll,indxget,SFexport,SFimport,codechg,SCHogimp,SFagent)を実行していないこと。
DBMode.batは次の場所に格納されています。
<インストールディレクトリ>\bin
- 注意
- バッチファイルを実行する際には,「<インストールディレクトリ>\bin」をカレントディレクトリにしてから実行してください。
- [Crtl]+[C]キーで終了した場合又はエラーになった場合は,再度DBMode.batを実行してください。
- DBMode.batは二重起動しないでください。
- DBMode.bat又はFILEMode.bat実行時に「環境変数 ProgramFiles(x86) が定義されていません」のメッセージが出力されることがありますが,「DBモードへの切り替えに成功しました。」又は「ファイルモードへの切り替えに成功しました。」のメッセージが出力している場合は,モード切り替えは正常に動作しています。
- Windowsの64bit環境以外で"ProgramFiles(x86)"で始まる環境変数が設定されていると,モード切り替えが正常に実行できません。"ProgramFiles(x86)"で始まる環境変数を一時的に削除してからDBMode.bat又はFILEMode.batを実行してください。
DBモードで運用する場合は,[DB]セクションのパラメタも併せて設定してください。AppoSV.iniで指定できるパラメタと,AppoSV.iniの設定変更時の反映方法については,「3.2.6 AppoSV.iniファイルの設定値一覧」を参照してください。
ここで決定した運用モードに従って,次の項で表示される「Scheduler Serverコンフィギュレーション」メニュー画面の表示内容が異なります。
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