Tiered Storage Manager Software CLI リファレンスガイド
ModifyTaskコマンドは,タスクの情報(タスクの説明文およびイベント通知先のアドレス)を変更します。
次の状態のタスクは情報を変更できません。
- 終了状態(End)であるタスク
- リフレッシュの状態が「実行中」または「終了(失敗)」であるストレージドメインの中にあるタスク
- この項の構成
- (1) 記述形式
- (2) オプション
- (3) パラメーター
- (4) 出力項目
- (5) コマンド指定例と実行結果
htsmcli [ サーバのロケーション] ModifyTask [ 共通オプション ] [ { -d | --detail } ] id=タスクID [ newnotifytourl=イベント通知先アドレス ] [ newdescription=タスクの説明文 ]
- -dまたは--detail
- CLIコマンド実行後に,詳細情報を標準出力に表示したいときに指定します。
- 省略した場合,標準出力には何も表示されません。
パラメーター名 説明 id タスクIDを指定します。
タスクIDは,GetTasksコマンドなどで,タスクの情報が出力される時にID属性として表示されます。[newnotifytourl] イベント発生時に,イベントを通知する先のアドレスを指定します。省略時には,イベント通知先のアドレスは変更されません。
アドレスは,"mailto:"とメールアドレス文字列を合わせた値で指定します。
空文字列を指定すると,以前に設定したイベント通知先のアドレスの内容は消去されます。[newdescription] タスクの説明文を指定します。省略時には,タスクの説明文は変更されません。空文字列を指定すると,以前に設定したタスクの説明文は消去されます。
- (凡例)
- [ ]:指定は任意です。
ModifyTaskコマンドは,複数種類のタスクのプロパティを変更できます。そのため,タスクの種類によって出力項目が変わります。
出力項目はタスク作成時と同じです。
- コマンド指定例:
タスクIDがTK1f2lymqvのマイグレーションタスクの説明文を変更します。htsmcli ModifyTask --detail id="TK1f2lymqv" newdescription="This property was changed."- 実行結果:
RESPONSE: An instance of Task(1 of 1) ID=TK1f2lymqv taskType=Migration status=Standby timeEstimate=0:02:02 creationTime=2014/01/25 16:53:11 endTime= ownerID=user storageDomainName=MegaTechUSP600-Primary migrationGroupName=MG011 previousTargetStorageTierName= targetStorageTierName=MegaTech-HighCost eraseData=No zeroDataDiscard=No notifyToURL=mailto:test@example.com description=This property was changed. List of 2 MigrationInfo elements: An instance of MigrationInfo(1 of 2) sourceControllerDeviceNumber=3:A6 targetControllerDeviceNumber=2:80 timeEstimate=0:01:01 An instance of MigrationInfo(2 of 2) sourceControllerDeviceNumber=3:A7 targetControllerDeviceNumber=2:84 timeEstimate=0:01:01
All Rights Reserved. Copyright© 2010, 2014, Hitachi, Ltd.