Tiered Storage Manager Software CLI リファレンスガイド
ExecuteTaskコマンドは,指定した待機中(Standby状態)のタスクの実行をTiered Storage Managerサーバに要求します。タスクの実行は,このコマンドとは非同期に行われます。
次のタスクは実行を要求できません。
- ボリューム作成タスク
- 外部接続設定タスク
- リフレッシュの状態が「実行中」または「終了(失敗)」であるストレージドメインの中にあるタスク
タスクの状態はGetTasksコマンドで確認してください。
注意
- ボリュームを再作成するマイグレーションを実行している場合,処理の途中でエラーが発生したとき,移動先ボリュームが削除された状態のままになることがあります。出力されたメッセージの内容を確認し,手動でボリュームを作成してください。
- この項の構成
- (1) 記述形式
- (2) パラメーター
- (3) 出力項目
- (4) コマンド指定例と実行結果
htsmcli [ サーバのロケーション] ExecuteTask [ 共通オプション ] id=タスクID
パラメーター名 説明 id タスクIDを指定します。
タスクIDは,GetTasksコマンドなどで,タスクの情報が出力される時にID属性として表示されます。
出力項目はありません。
- コマンド指定例:
タスクIDがTK1ev677guのタスクを実行します。htsmcli ExecuteTask id=TK1ev677gu- 実行結果:
このコマンドには,出力情報はありません。
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