Tiered Storage Manager Software CLI リファレンスガイド

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5.6.3 ExecuteTask

ExecuteTaskコマンドは,指定した待機中(Standby状態)のタスクの実行をTiered Storage Managerサーバに要求します。タスクの実行は,このコマンドとは非同期に行われます。

次のタスクは実行を要求できません。

タスクの状態はGetTasksコマンドで確認してください。

注意
ボリュームを再作成するマイグレーションを実行している場合,処理の途中でエラーが発生したとき,移動先ボリュームが削除された状態のままになることがあります。出力されたメッセージの内容を確認し,手動でボリュームを作成してください。
この項の構成
(1) 記述形式
(2) パラメーター
(3) 出力項目
(4) コマンド指定例と実行結果

(1) 記述形式

  
htsmcli [ サーバのロケーション] ExecuteTask
    [ 共通オプション ]
    id=タスクID
  

(2) パラメーター

表5-60 ExecuteTaskコマンドのパラメーター

パラメーター名 説明
id タスクIDを指定します。
タスクIDは,GetTasksコマンドなどで,タスクの情報が出力される時にID属性として表示されます。

(3) 出力項目

出力項目はありません。

(4) コマンド指定例と実行結果

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