Hitachi

インメモリデータグリッド Hitachi Elastic Application Data Store ユーザーズガイド


2.4 データアクセス

キャッシュのデータ操作には次の種類があります。

データの更新操作
  • put(データの格納)

  • create(データの新規格納)

  • update(データの更新)

  • replace(データの置換)

  • remove(データの削除)

データの参照操作
  • get(データの取得)

操作の種類によっては,キャッシュ内のデータを一括で操作することもできます。

キャッシュのデータはAPIおよびコマンドで操作できます。データ操作とAPIおよびコマンドの対応を次の表に示します。

表2‒2 データ操作とAPIおよびコマンドの対応

データ操作

API

コマンド

データの更新操作

  • put

  • create

  • update

  • replace

  • remove

データの更新操作(一括操作)

  • putAll

  • removeAll

eztool removeallコマンド

データの参照操作

get

eztool getコマンド

データの参照操作(一括操作)

getAll

該当するコマンドはありません。

注意事項

指定できるデータ型とサイズについて,API・コマンド間に完全な互換性はありません。

データの更新操作の違い

データの更新操作を行うAPI(put,create,update,replace,putAll)およびeztool putコマンドによって,実行できるデータ操作が異なります。APIおよびコマンドで実行できるデータ操作を次の表に示します。

APIまたはコマンド

新規のデータを格納する

既存のデータを更新する

create

×

update

×

replace

×

(凡例)

○:実行できます。

×:実行できません。

注※

指定した値とvalueが一致している場合だけvalueを置換します。

〈この節の構成〉