JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)

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2.1.2 パッケージングの手順

ここでは,パッケージングの手順について説明します。

パッケージングの手順は,日立統合CD-ROMから日立プログラムプロダクトをパッケージングする場合と,他社のソフトウェアやユーザプログラムなどの任意のソフトウェアをパッケージングする場合で異なります。

それぞれの場合の手順について説明します。

<この項の構成>
(1) 日立統合CD-ROMからパッケージングする場合の手順
(2) 任意のソフトウェアをパッケージングする場合の手順

(1) 日立統合CD-ROMからパッケージングする場合の手順

日立統合CD-ROMから日立プログラムプロダクトをパッケージングする手順を次に示します。

  1. [ファイル]ウィンドウで日立統合CD-ROMのマウントされているドライブのルートディレクトリを選択する。
    必ず[ファイル]ウィンドウの左画面でルートディレクトリを選択してください。ルートディレクトリ以外を選択するとパッケージングできません。
  2. [実行]−[パッケージング]を選択する。
    [日立統合CD-ROMのパッケージ]ダイアログボックスが表示されます。

    図2-7 [日立統合CD-ROMのパッケージ]ダイアログボックス

    [図データ]

  3. [パスワードあり]または[パスワードなし]ボタンをクリックする。
    [パスワードあり]ボタンをクリックした場合は,[パスワードの入力]ダイアログボックスに,日立統合CD-ROM購入時に通知されたパスワードを入力します。
    [プログラムプロダクトの一覧]ダイアログボックスが表示されます。

    図2-8 [プログラムプロダクトの一覧]ダイアログボックス

    [図データ]

  4. パッケージングする日立プログラムプロダクトを選択し,[パッケージング]ボタンをクリックする。
    [JP1/NETM/DM パッケージング]ダイアログボックスが表示されます。

    図2-9 [JP1/NETM/DM パッケージング]ダイアログボックス

    [図データ]

    パッケージの詳細を設定します。[JP1/NETM/DM パッケージング]ダイアログボックスでの設定方法については,「2.2 パッケージの詳細設定」を参照してください。
    [プログラムプロダクトの一覧]ダイアログボックスで,複数のプログラムプロダクトを選択した場合,[パッケージング情報]パネルのパッケージ名に表示するプログラムプロダクトを,プルダウン形式の一覧から選択して,すべてのパッケージの詳細を設定します。
  5. 設定が完了したら,[パッケージング実行]ボタンをクリックする。
    パッケージングが開始されます。
    パッケージングが完了すると,完了を知らせるダイアログボックスが表示されます。
  6. [OK]ボタンをクリックする。
  7. [パッケージ]ウィンドウでパッケージが作成されていることを確認する。

    図2-10 [パッケージ]ウィンドウ

    [図データ]

    パッケージは次のアイコンで表示されます。
    [図データ]:パッケージ
    パッケージの確認方法については,「2.1.4 保管したパッケージの確認」を参照してください。

(2) 任意のソフトウェアをパッケージングする場合の手順

任意のソフトウェアをパッケージングする手順を次に示します。

  1. [ファイル]ウィンドウで,パッケージングするファイルまたはディレクトリを選択する。
    ファイルは複数選択できます。
  2. [実行]−[パッケージング]を選択する。
    [JP1/NETM/DM パッケージング]ダイアログボックスが表示されます。
    以降の手順については,(1)の手順4.以降と同様です。

間違ってパッケージングしたパッケージは削除できます。パッケージャからパッケージを削除するには,[パッケージ]ウィンドウで,削除したいパッケージを選択し,[編集]−[削除]を選択します。

ワークディレクトリなどのパッケージング時の環境や,[JP1/NETM/DM パッケージング]ダイアログボックスのデフォルト値は,[デフォルト値のカスタマイズ]ダイアログボックスで変更できます。詳細については,「2.2.16 パッケージング環境のカスタマイズ」を参照してください。