JP1/NETM/DM 導入・設計ガイド(Windows(R)用)

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2.6 ソフトウェアの稼働情報の管理

クライアントから取得したソフトウェアの稼働情報は,[操作ログ一覧]ウィンドウ,[操作ログ集計]ウィンドウおよび[ソフトウェア稼働状況]ウィンドウを利用して管理できます。各ウィンドウで利用できる機能の概要を次に示します。

[操作ログ一覧]ウィンドウ
抑止履歴および操作履歴を検索したり,特定のファイルに対する操作の履歴を追跡調査したりできます。
[操作ログ集計]ウィンドウ
[操作ログ一覧]ウィンドウで指定する検索パターンごとに,抑止履歴および操作履歴の集計結果を確認できます。なお,集計はあらかじめコマンドを利用して実行しておきます。
[ソフトウェア稼働状況]ウィンドウ
クライアントの稼働時間に対するソフトウェアの利用時間や利用台数などをソフトウェアごとに確認できます。

これらのウィンドウで稼働情報を管理するには,専用のデータベースに稼働情報を格納する必要があります。データベースへの稼働情報の格納は,セットアップ時に設定して自動的に実施するか,必要なときにコマンドを実行して実施します。

[操作ログ一覧]ウィンドウの場合を例に,稼働情報を管理する仕組みを次の図に示します。

図2-29 稼働情報を管理する仕組み([操作ログ一覧]ウィンドウ)

[図データ]

ここでは,[操作ログ一覧]ウィンドウ,[操作ログ集計]ウィンドウおよび[ソフトウェア稼働状況]ウィンドウを利用した稼働情報の管理の概要について説明します。

<この節の構成>
2.6.1 操作ログを管理するための準備
2.6.2 操作ログの参照・追跡調査
2.6.3 操作ログの集計
2.6.4 ソフトウェアの稼働状況の参照
2.6.5 稼働情報管理の運用例